下線=和訳、赤字=解説
目次
Yumi is in the volleyball club.
ユミはバレーボール部に所属しています。
She often gets nervous before a game.
彼女は試合前によく緊張する。
nervous[ナーヴァス]=形容詞、神経質な、ソワソワする、緊張する。イライラする。くよくよして、少々怖がって。
She found a magazine article that shows how successful athletes develop the mental toughness to perform up to their full potential.
成功をおさめたアスリートが、最大限の力を発揮するために、どのようにして精神的な強さを磨いたかについて書かれた雑誌の記事を、彼女は見つけました。
magazine[マァガジーン]=名詞、雑誌。
article[アーティクル]=名詞、記事。
successful[サクセスフル]=形容詞、成功した、上出来の。成功して。
athlete[アスリート]=名詞、運動選手。
develop[ディヴェラプ]=動詞、~を開発する、発展させる、発達させる。発達する、発展する。
mental[メントル]=形容詞、心の、精神の。知能の、知力の。
toughness[タフネス]=名詞、堅いこと、丈夫なこと。頑丈。不屈。きついこと、難しいこと。
perform[パフォーム]=動詞、演技をする。演奏をする。~を演じる。~を実行する。
potential[ポテンシャル]=形容詞、可能性のある、見込みのある、潜在的な。
Section1
1 Let’s get tough!
1 精神力を鍛えよう!
tough[タフ]=形容詞、かたい。頑丈な。つらい、大変な。頑固な。
Mental toughness is the ability to use the full power of your mind and your will.
メンタル・タフネス(精神的な強さ)とは、自分の心と意志の力を最大限に活用する能力のことです。
ability[アビリティ]=名詞、能力、技量。できること。才能。
mind[マインド]=名詞、心、精神。 動詞、~を嫌がる。~に気をつける、注意する。
will[ウイル]=名詞、意志。決意、決心。望み。意向。遺言。 助動詞、~するつもりだ。~だろう。(意志や推量を表す未来形の文になる。)
It will help you in any situation in which you have to remain calm in the face of difficulty.
困難に直面しても冷静さを保たなければならないあらゆる状況で、それはあなたを助けてくれるでしょう。
in which = 前置詞+関係代名詞の用法。先行詞は「any situation」。このinは並べ替えたときにany situationの前につくinである。「you have to remain calm in the face of difficulty in any situation」
remain[リメイン]=動詞、残る、残存する、生き残る。~のままである。 名詞、(remains(複数形)で、)残り、残り物。
calm[カーム]= 形容詞、穏やかな、静かな。 動詞、静まる。~を静める。
in the face of~ = ~に直面して。
Mental toughness means focusing all of your attention on the challenge that you are facing at the moment.
メンタル・タフネスとは、今まさにあなたが直面している課題に、すべての意識を集中させることを意味します。
mean[ミーン]=動詞、~を意味する、~の意味を表す。~を(意味して)言う。
focus[フォウカス]=動詞、集中する。焦点を合わせる。 名詞、焦点。ピント。集中点、中心。
focus A on B = AをBに集中させる。Aの焦点をBに合わせる。
attention[アテンション]=名詞、注意、注目。配慮、気配り。
challenge[チャリンヂ]=名詞、課題、困難、難問。挑戦、チャレンジ。手ごたえ、やりがい。
that=関係代名詞。
the challenge that you are facing at the moment = あなたがその瞬間に直面している課題。「that you are facing at the moment」が「the challenge(先行詞)」を説明(修飾)している。
face[フェイス]=動詞、~に直面する。面する。名詞、顔。
Mental toughness does not come naturally.
メンタル・タフネスは、生まれつき備わっているものではありません。
It must be learned.
それは学ばれなければならないものです。
Just as physical toughness requires long, hard training, mental toughness requires lots of practice.
身体的な強さを身につけるために長く厳しいトレーニングが必要なのと同様に、精神的な強さを養うにも多くの練習が必要です。
physical [フィジカル]=形容詞、肉体の、身体の。物質の、物質的な。
require[リクワイア]=動詞、~を要求する。必要とする。
lots of~ = たくさんの~。 a lot ofと同じ意味と思ってよい。(lots of のほうがカジュアルな言い方というだけ)
practice[プラクティス]= 名詞、練習。実践、実行。 動詞、練習する。実行する。~を練習する。~を実践する、実行する。
Athletes are ahead of the crowd in developing mental toughness, but almost anyone-artists, musicians, actors, scholars, teachers, and students-can learn the techniques that athletes use.
アスリートはメンタル・タフネスを鍛えることにおいて大勢の先を行っていますが、アーティスト、音楽家、俳優、学者、教師、そして学生など、ほぼ誰でもアスリートが用いるテクニックを学ぶことができます。
be ahead of~ = ~の先を行く。
crowd[クラウド]= 名詞、群衆、大勢。民衆、大衆。 動詞、~に群がる。群がる。
develop[ディヴェラプ]=動詞、~を開発する、発展させる、発達させる。発達する、発展する。
almost[オールモウスト]=副詞、ほとんど。
anyone[エニワン]=代名詞、(肯定文で)だれでも、どんな人でも。(疑問文で)だれか。(否定文で)だれも(~ない)。
that=関係代名詞。
the techniques that athletes use = アスリートが用いるテクニック。「that athletes use」が「the techniques(先行詞)」を説明(修飾)している。
If you are facing a difficult tennis match, an upcoming concert, or a challenging examination, mental toughness will increase your chances of success.
テニスの厳しい試合、間近に迫ったコンサート、あるいは難易度の高い試験など、困難な状況に直面したとき、メンタル・タフネスは成功の可能性を高めてくれるはずです。
face[フェイス]=動詞、~に直面する。面する。名詞、顔。
upcoming[アプカミング]=形容詞、やがてやってくる、近づく、間近に迫った。
examination[イグザミネイション]=名詞、試験。審査、検査。
increase[インクリース]=動詞、~を増やす、増加させる。増える、増加する。
success[サクセス]=名詞、成功。出世。
Here your mental toughness key words: Stay focused. Relax. Talk to yourself. Use imaging. Practice for failure.
ここで、メンタル・タフネスを高めるためのキーワードを挙げましょう。「集中を保つ」「リラックスする」「自分に語りかける」「イメージトレーニングを行う」「失敗を想定して練習する」ことです。
failure[フェイリャ]=名詞、失敗。
Section2
2 Stay focused. Relax.
2 集中力を保つ。リラックスする。
You might be surprised that even world- class athletes get nervous and lose confidence.
世界ランクの選手でさえも、緊張したり自信を失ったりすることを知って驚くかもしれません。
might=助動詞、mayの過去形。~かもしれない。 mayの「かもしれない」は50%程度の可能性で、mightは30%程度。
be surprised (that) S V~ = SがVであることに驚く。/SがVすることに驚く。
even[イーヴン]=副詞、~でさえ、すら。形容詞、平らな。同じの。
nervous[ナーヴァス]=形容詞、神経質な、ソワソワする、緊張する。イライラする。くよくよして、少々怖がって。
confidence[カンフィデンス]=名詞、自信。信用。信頼。確信。
Roger Federer is one of the greatest tennis players of all time.
ロジャー・フェデラーは、史上最高のテニス選手の一人です。
of all time = 史上の、これまでで、空前の。
He is the winner of 20Grand Slam tournaments.
彼はグランドスラム大会で20回の優勝者です。
winner[ウィナ]=名詞、勝利者、優勝者。優勝の見込みのある人。優賞者。
tournament[トウァナメント]=名詞、トーナメント、勝ち抜き試合。
You might think that he would have no problems keeping up his self-confidence.
彼なら自信を保つのに何の問題もないと思うかもしれません。
have no problems doing = ~することに問題ない。
self-confidence = 自信。
You would be wrong.
しかし、それは間違いです。
Roger Federer is sometimes plagued with negative thoughts.
ロジャー・フェデラーでさえ、時にネガティブな思考に悩まされることがあるのです。
plague[プレイグ]=動詞、~を疫病にかからせる。~を悩ませる。 名詞、疫病、伝染病。異常大発生。(the plagueで)ペスト。
be plagued with~ = ~に悩まされる、苦しめられる。
negative[ネガティヴ]=形容詞、否定の、否定的な。消極的な。ネガティブな。
thought[スォート]=名詞、考えること、思考。思考力、推理力。考え、意見。think[スィンク]の過去形でもある。
He was playing a match which he had perfectly prepared for, yet somehow he was losing.
彼は万全の準備をして臨んだ試合をしていましたが、なぜか負けそうになっていました。
match[マァチ]= 名詞、調和のとれたもの。試合。 動詞、~に合う、~と調和する。~を組み合わせる。~を調和させる。釣り合う。
that=関係代名詞。
a match which he had perfectly prepared for = 彼が万全の準備をして臨んだ試合。「which he had perfectly prepared for」が「a match(先行詞)」を説明(修飾)している。
perfectly[パーフィクトリ]=副詞、完全に、申し分なく。まったく、すっかり。
prepare[プリペァ]=動詞、~を準備する、用意する。準備をする。 prepare for B=Bのための準備をする。 prepare A for B=BのためにAを準備する。
yet[イェト]= 接続詞、しかし。 副詞、(否定分で)まだ。(疑問文で)もう、すでに。「すでに/もう」という意味で肯定文で使う時には「already」を使いましょう。
somehow[サムハウ]=副詞、なんとかして、どうにかして。どういうわけか、なぜか。
had prepared =「had +過去分詞」で過去完了。過去完了とは、過去のある時点(基準)に完了・結果・経験・継続した出来事を表す用法、または、過去のある時点より前のことを表す用法。ここでは「was playing」という過去よりもさらに過去であることを表している。
When asked how he felt, he said, “No matter how positive you are, you just see negativity flying all around you.”
心境を尋ねられた際、彼はこう語りました。「どんなに前向きな気持ちでいても、ネガティブな要素が自分の周りを飛び交っているように見えてしまうのです」
asked = 分詞構文。現在分詞や過去分詞にすることで接続詞や主語を省略する用法。過去分詞の時は受け身(受動態)の訳になる。接続詞は省略せずに書くこともある。主語を省略する場合は、もう一方の文節の主語と同じ場合が基本であり、この文では「he」が省略されている。もしも違う場合にはちゃんと主語を書く必要がある。
省略しない文に戻すなら、「When he was asked how he felt,」。
no matter how = どんなに~でも、どれほど~しても。 「no matter how」の後に形容詞や副詞が来ている場合は「however」に置き換えることもできる。 「どんなに~でも」という意味のhoweverの後には形容詞や副詞を置く必要がある。
positive[ポジティヴ]=形容詞、肯定的な。前向きな。積極的な。明確な、はっきりとした。
negativity[ネガティヴァティ]=名詞、陰性。否定性。物事を否定的にとらえることや、悲観的な態度、批判的な雰囲気のこと。
知覚動詞(see , hear , feelなど)は下記のような使い方と使い分けをする。
see + O + -ing = Oが~しているのを見る。 「~している」一部始終だけを「見る」ということ。
see + O + 動詞の原形 = Oが~するのを見る。 「~する」のを最初から最後まで「見る」ということ。
see + O + 過去分詞 = Oが~されるのを見る。
see negativity flying all around you = ネガティブな要素があなたの周りを飛び回っているのを見る。
So what is his advice?
では、彼のアドバイスは何でしょうか?
advice[アドヴァイス]=名詞、アドバイス、助言、忠告、勧告。
adviceとadviseの違い。 adviceは名詞、adviseは動詞。 発音も異なることに注意。
advise[アドヴァイズ]=動詞、~を忠告する、勧告する。
Accept all the difficult thoughts and feelings and just stay focused on the game.
それは、困難な思考や感情をすべて受け入れ、ただ試合に集中し続けてください。
accept[アクセプト]=動詞、~を受け入れる。~を引き受ける、受諾する。~を認める。
stay + 補語 = ~のままでいる。 focusedは過去分詞で形容詞化している。
focus[フォウカス]=動詞、集中する。焦点を合わせる。 名詞、焦点。ピント。集中点、中心。
focus A on B = AをBに集中させる。Aの焦点をBに合わせる。
Usain Bolt, the Jamaican sprinter who is considered the fastest man in the world, knows the key to staying focused: Just relax.
世界最速の男と称されるジャマイカの短距離走者、ウサイン・ボルトは、集中力を保つための鍵を知っています。それは「ただリラックスすること」です。
sprinter[スプリンタ]=名詞、短距離走者。
who=関係代名詞。
the Jamaican sprinter who is considered the fastest man in the world =「who is considered the fastest man in the world」が「the Jamaican sprinter(先行詞)」を説明(修飾)している。
consider[コンシダァ]=動詞、考慮する、熟慮する、考える。
the key to staying focused =「to staying focused」が「the key(先行詞)」を説明(修飾)している。不定詞の形容詞的用法。
relax[リラクス]=動詞、~を緩める、~から力を抜く。~をくつろがせる、楽にさせる。 緩む。くつろぐ、リラックスする。
Bolt says, “I try to be myself, just be relaxed, and be a fun person.
ボルトはこう言います。「ありのままの自分で、ただリラックスして、楽しい人間でいようと努めます。
try to do = ~しようとする、~しようと努める、~しようと試みる。「try -ing」だと「試しに~する」。
I try to find somebody who I know, try to talk and laugh and just relax and not think about anything else.”
誰か知り合いを見つけ、話をしたり笑い合ったりしてリラックスし、他のことは何も考えないように心がけます。」
somebody[サムバディ]=名詞、ある人、誰か。
Section3
3 Talk to yourself.
3 自分に語りかける。
Stay focused. Relax. Great advice.
集中力を保ち、リラックスする。素晴らしいアドバイスです。
stay + 補語 = ~のままでいる。 focusedは過去分詞で形容詞化している。
focus[フォウカス]=動詞、集中する。焦点を合わせる。 名詞、焦点。ピント。集中点、中心。
But how do you do that?
でも、どうすればそれができるのでしょうか?
One way is self-talk.
その一つの方法が「セルフ・トーク(自分への語りかけ)」です。
Your mind, emotions, and your muscles all work together.
心、感情、そして筋肉は、すべて連動して働いています。
emotion[イモウション]=名詞、感情。感動、感激。
muscle[マスル]=名詞、筋肉。筋力、腕力。
work=この文の動詞。
If you tell yourself you’ll fail, your performance will suffer.
「失敗する」と自分に言い聞かせれば、パフォーマンスは低下してしまいます。
fail[フェイル]=動詞、失敗する。
performance[パフォーマンス]=名詞、業績、実績。能力、仕事ぶり。上演、演奏、演技、パフォーマンス。
suffer[サファ]=動詞、苦しむ。 suffer from~ = ~に苦しむ。
Champions use positive self-talk to stay focused under pressure.
チャンピオンたちは、プレッシャーの中でも集中力を維持するために、前向きなセルフ・トークを活用しています。
positive[ポジティヴ]=形容詞、肯定的な。前向きな。積極的な。明確な、はっきりとした。
pressure[プレシャ]=名詞、圧迫感、重圧、プレッシャー。圧迫、圧力。押すこと。
Develop positive cue words to encourage yourself.
自分を励ますための、前向きな「合言葉(キューワード)」を作ってください。
develop[ディヴェラプ]=動詞、~を開発する、発展させる、発達させる。発達する、発展する。
cue[キュー]=名詞、きっかけ、手がかり、合図。
encourage[インカーリヂ]=動詞、~を勇気づける。~を励ます、元気づける。
Use these words whenever you are feeling mad, sad, or scared.
怒りや悲しみ、あるいは恐怖を感じているときにはいつでも、それら言葉を使ってください。
whenever[ウェネヴァ]=接続詞、~するときにはいつでも(at any time whenに書き換え可能)。いつ~しようとも(no matter whenに書き換え可能)。 wheneverのことを複合関係(副)詞と呼ぶ。
mad[マド]=形容詞、気の狂った。バカげた。腹を立てて。熱中して。
scared[スケアド]=形容詞、おびえた。怖がって。
Here are examples of negative and positive self-talk:
ネガティブなセルフ・トークとポジティブなセルフ・トークの例をいくつか挙げます。
It’s just too tough! / I love new challenges!
「あまりにもつらすぎる!」/「新しい挑戦は大好きだ!」
tough[タフ]=形容詞、かたい。頑丈な。つらい、大変な。頑固な。
We’re down 20 to nothing! / It’s not over till it’s over.
「0対20で負けている!」/「最後まで何が起こるかわからない(終わるまでは終わっていない)。」
be over = 終わる、過ぎ去る。
till[ティル]=前置詞、~まで。期間を表す。 接続詞、~まで。 期限を表す単語はby(~までに)。 「until」とほぼ同じ意味。tillのほうがカジュアルな表現。
I’ve never done this before! / Here’s a chance to learn something new.
「こんなこと、今までやったことがない!」/「新しいことを学ぶチャンスだ。」
have never done = ~をしたことがまったくない。I’ve = I have。have+過去分詞で現在完了。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここは「経験」の用法。
something new = (何か)新しいこと。
something[サムスィング]=代名詞、何か、あるもの、ある事。
本来は「形容詞+名詞」(例:cold coffee(冷たいコーヒー))の語順であるが、「anything/something/nothing」などの「~thing」系では「名詞+形容詞」という語順になるので注意。(例:something so cold(何かとても冷たいもの))
a chance to learn something new =「to learn something new」が「a chance(先行詞)」を説明(修飾)している。不定詞の形容詞的用法。
Whatever your game is, switch off the negative and turn on the positive.
どんな競技であっても、ネガティブな思考をオフにし、ポジティブな思考に切り替えてください。
whatever[ワテヴァ]=接続詞、どんなこと[もの]が~でも(no matter whatに書き換え可能)。~するものは何でも(anything thatに書き換え可能)。 whateverのことを複合関係(代名)詞と呼ぶ。
switch off~ = ~をオフにする、スイッチで切る。
turn on~ = ~をオンにする。
If you’re a basketball player shooting a free-throw, tell yourself: “That basket is as big as Lake Biwa! I can’t miss!”
フリースローを投げているバスケットボール選手なら、こう自分に言い聞かせます。「あのバスケットゴールは琵琶湖と同じくらい大きいぞ!外すはずがない!」
a basketball player shooting a free-throw = フリースローを投げているバスケットボール選手。分詞の修飾。「shooting a free-throw」が「a basketball player」を修飾(説明)している。
as+原級+as~ = ~と同じくらい…。同等比較。
can’t = ~(な)はずがない。
miss[ミス]=動詞、~を逃す、取り損なう。~を見逃す。~を聞き損なう。~がなくて寂しく思う。~が恋しい。
If you’re a golfer trying to make a putt, talk to yourself: “It’s all downhill now, right into the hole!”
パットを決めようとしているゴルファーなら、こう自分に語りかけます。「ここからはずっと下り坂だ。そのままカップに入っていくぞ!」
a golfer trying to make a putt = パットを決めようとしているゴルファー。分詞の修飾。「trying to make a putt」が「a golfer」を修飾(説明)している。
try to do = ~しようとする、~しようと努める、~しようと試みる。「try -ing」だと「試しに~する」。
downhill[ダウンヒル]=名詞、下り坂。 形容詞、下り坂の。落ち目の、悪化の。 副詞、下りに、下って。落ち目に。
right[ライト]=副詞、まっすぐに。正しく、公正に。正確に。 形容詞、正しい。 名詞、公正。権利。右。
One more tip: Talk to yourself in the second person.
もう一つ、コツがあります。それは、自分に対して「二人称(あなた)」で語りかけることです。
tip[ティプ]=名詞、内報、情報、ヒント、コツ。
Instead of saying, “I’m going to make that shot,” say, “Chris, you’re going to make that shot.”
「このシュートを決めるぞ」と言う代わりに、「クリス、お前ならこのシュートを決められる」と言うのです。
instead of~ = ~の代わりに。
instead[インステド]=副詞、その代わりとして、それよりも。
“Sally, there’s no way in the world you can double-fault!”
「サリー、絶対にダブルフォルトなんてしないよ!」
there’s no way (that) S V~ = SがVする方法はない。SがVするなんてありえない。
in the world = 絶対に~(ない)。 ※否定を強調する役割を持つフレーズ。疑問詞の後において疑問詞を強調する役割のときもある。
It may not work every time, but in the long run, it will.
毎回うまくいくわけではないかもしれませんが、長い目で見れば、きっと効果があるはずです。
every[エヴリ]=形容詞、どの~もみな、すべての。毎~、~ごと。
in the long run = 長い目で見れば、長期的には、結局は。
it will = it will (wrok)。
Section4
4 Use Imaging. Practice for failure.
4 イメージングを活用する。失敗を想定して練習する。
Practice for failure = 失敗を想定して練習する(失敗に備えて練習する)。
failure[フェイリャ]=名詞、失敗。
Many champions use imaging.
多くのトップアスリートがイメージングを活用しています。
Imaging means visualizing the action you are going to take: shooting a basket or passing a football.
イメージングとは、バスケットボールのシュートやフットボールのパスなど、あなたが行おうとしている動作を心に描くことです。
mean[ミーン]=動詞、~を意味する、~の意味を表す。~を(意味して)言う。
visualize[ヴィヂュアライズ]=動詞、~を心に描いてみる、思い浮かべる。~を想像する。
the action you are going to take = あなたが行おうとしている動作。 youの前に関係代名詞thatが省略されている。
Imaging is not just making pictures in your mind.
イメージングは、単に心の中で映像を浮かべるだけではありません。
in one’s mind = 心の中で。
It also involves hearing, feeling, and thinking.
音を聞いたり、感覚を味わったり、思考を巡らせたりすることも含まれます。
involve[インヴァルヴ]=動詞、~を巻きこむ。~を関係させる。
Emily Cook, an Olympic skier, used imaging.
オリンピックに出場したスキー選手の、エミリー・クックもイメージングを活用していました。
skier[スカイァ]=スキー選手。
By imaging the smell of the snow, the wind on her neck, and the roar of the crowd, Cook increased her focus and confidence.
雪の匂い、首筋に当たる風、観衆の歓声などをイメージすることで、クックは集中力と自信を高めていました。
roar[ローァ]=名詞、うなり声。うなるような音、とどろき。
crowd[クラウド]=名詞、群衆、大勢。民衆、大衆。 動詞、~に群がる。群がる。
increase[インクリース]=動詞、~を増やす、増加させる。増える、増加する。
focus[フォウカス]= 名詞、焦点。ピント。集中点、中心。 動詞、集中する。焦点を合わせる。
confidence[カンフィデンス]=名詞、自信。信用。信頼。確信。
She says, “You have to hear it. You have to feel it, everything.”
彼女はこう言います。「耳を澄まし、すべてを感じ取らなければならないのです」
Nicole W. Forrester, an Olympian and eight-time Canadian high jump champion, spent hours imaging what she wanted to do.
オリンピック選手であり、カナダの走り高跳びで8度の優勝者であるニコール・W・フォレスターは、自分の理想とする動きをイメージして何時間も費やしました。
Olympian[オリンピアン]=名詞、オリンピック競技選手。オリンポス山の十二神の一人。 形容詞、オリンポス山の。(オリンポスの神々のように)堂々とした、威厳のある。
Canadian[カネイディアン]=形容詞、カナダの、カナダ人の。 名詞、カナダ人。
spent[スペント]=spendの過去形/過去分詞。 spend[スペンド]=動詞、(お金)を使う、費やす。~を過ごす。
spend + A(時間/お金) + -ing = ~することにA(時間/お金)を費やす。~してAを費やす。
what=関係代名詞。先行詞を含む関係代名詞で、「what = the thing(s) that(このthatは関係代名詞)」と考えるとよい。「what S V~」で「SがVする[もの/こと]」のような訳になることが多い。「what she wanted to do(彼女がしたいこと)」がimagingの目的語になっている。
She would even create bad scenarios that could occur, and then image a successful response.
彼女は、起こりうる悪いシナリオさえも想定し、それからうまく対処した場面をイメージしていました。
even[イーヴン]=副詞、~でさえ、すら。形容詞、平らな。同じの。
scenario[シネリオウ]~名詞、シナリオ、脚本、撮影台本。筋書。概要。
occur[アカ―]=動詞、起こる、生じる、発生する。浮かぶ、思い出される。
bad scenarios that could occur = 起こりうる悪いシナリオ。 thatは関係代名詞。
successful[サクセスフル]=形容詞、成功した、上出来の。成功して。
response[リスパンス]=名詞、返答、応答。反応、反響。
Tennis great Serena Williams also images failure.
テニスの名選手セリーナ・ウィリアムズもまた、失敗の場面をイメージします。
failure[フェイリャ]=名詞、失敗。
She will imagine she’s down 15 to 30 and hitting her second serve; she simply can’t double-fault!
例えば、ポイントが15対30とリードされている状況でセカンドサーブを打つ場面を想像するのです。絶対にダブルフォルトはできません!
simply[シンプリ]=副詞、簡単に、単純に。質素に、地味に。
Feeling pressure during practice helps her alleviate nervousness on game day.
練習中にプレッシャーを感じておくことで、彼女は試合の日に緊張を和らげることができるのです。
Feeling pressure during practice = 試合中にプレッシャーを感じること。ここのFeelingは動名詞。「Feeling pressure during practice」で一つの名詞のようになっており(名詞句)、この文の主語になっている。
※動名詞は名詞(句)として扱われるので、主語(S)や目的語(O)や補語(C)として使われる。
pressure[プレシャ]=名詞、圧迫感、重圧、プレッシャー。圧迫、圧力。押すこと。
help + O + (to) 動詞の原形 = Oが~するのを助ける。Oが~するのに役立つ。alleviate[アリーヴィエイト]=動詞、軽くする、緩和する、楽にする。
nervousness[ナーヴァスナス]=名詞、神経質、神経過敏、臆病。
Stay focused. Relax. Talk to yourself. Use imaging. Practice for failure.
集中力を保つ。リラックスする。自分に語りかける。イメージングを活用する。失敗を想定して練習する。
These techniques work for world-class athletes.
こうしたテクニックは、世界レベルのアスリートたちに効果を発揮しています。
work for~ = ~のために働く。~に効果を発揮する。
They can also help you develop the mental toughness you’ll need to meet new challenges.
これらは、新たな挑戦に立ち向かうために必要な「メンタルタフネス(精神的な強さ)」を養うのにも役立ちます。
help + O + (to) 動詞の原形 = Oが~するのを助ける。Oが~するのに役立つ。
develop[ディヴェラプ]=動詞、~を開発する、発展させる、発達させる。発達する、発展する。
mental[メントル]=形容詞、心の、精神の。知能の、知力の。
toughness[タフネス]=名詞、堅いこと、丈夫なこと。頑丈。不屈。きついこと、難しいこと。
the mental toughness you’ll need to meet new challenges = 新たな挑戦に立ち向かうために必要な「メンタルタフネス(精神的な強さ)」。 youの前に関係代名詞thatが省略されている。「you~」が「the mental toughness」を修飾(説明)している。
Win or lose, with mental toughness you will be ready for whatever comes next.
勝っても負けても、メンタルタフネスがあれば、次に起きるどんなことに対しても準備ができるでしょう。
with + 名詞 = ~があれば、~がいれば。~があったならば、~がいたならば。 If節の代用として使われる。
be ready for~ = ~の準備ができている。
whatever[ワテヴァ]=接続詞、どんなこと[もの]が~でも(no matter whatに書き換え可能)。~するものは何でも(anything thatに書き換え可能)。 whateverのことを複合関係(代名)詞と呼ぶ。