下線=和訳、赤字=解説
目次
Section1
Student 1: How many languages are there in the world?
学生1:世界にはいくつの言語があるのですか?
There is~/There are~/There 助動詞 be~=~がある。~がいる。
Linguist: There are about 7,000.
言語学者:およそ7,000あります。
linguist[リングウィスト]=名詞、言語学者。外国語に通じた人。
But about 40% of them are endangered languages.
しかし、そのうちの約40%は消滅の危機に瀕している言語です。
endangered[エンデインヂャド]=形容詞、危険にさらされた、絶滅の危機にさらされた、絶滅寸前の。 endanger[エンデインヂャ]=動詞、~を危険にさらす。
One of them is Arta in the Philippines.
そのうちの一つが、フィリピンのアルタ語です。
Philippines[フィラピンズ]=名詞、フィリピン。国名としてのフィリピン。複数の島が集まって一つの国であるため、複数形の「s」が付いている。philippineだと形容詞(フィリピン(人)の)。
Arta people live on Luzon Island.
アルタの人々はルソン島に住んでいます。
There are only about 15 people who speak the language fluently.
この言語を流暢に話す人は、わずか15人ほどしかいません。
who=関係代名詞。
only about 15 people who speak the language fluently =「who speak the language fluently」が「only about 15 people(先行詞)」を説明(修飾)している。
fluently[フルーエントリ]=副詞、流ちょうに、すらすらと。
S1: Could you tell me more about Arta?
学生1:アルタ語について、もっと教えていただけますか?
tell 人 物事 = 人に物事を教える。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。「tell 物事 to 人」
L: Traditionally, Arta people are hunters.
言語学者:伝統的に、アルタの人々は猟師です。
traditionally[トラディショナリ]=副詞、伝統的に。慣例で、慣例上。
So, they have several words which express types of hunting.
そのため、彼らは狩猟の種類を表す言葉をいくつか持っています。
so[ソゥ]=副詞、そう、そのように。なので、だから。とても。 接続詞、~ので、そこで、それで。~するために。
several[セヴラル]=形容詞、いくつかの、数個の、数人の。
which=関係代名詞。
several words which express types of hunting =「which express types of hunting」が「several words(先行詞)」を説明(修飾)している。
express[イクスプレス]=動詞、~を表現する。 形容詞、明白な。急行の。 名詞、急行列車。急行便。
For example, the word “bugay” means to go hunting with hunting dogs.
例えば、「bugay(ブガイ)」という言葉は、猟犬を連れて狩りに行くことを意味します。
mean[ミーン]=動詞、~を意味する、~の意味を表す。~を(意味して)言う。
mean to do = ~することを意味する。~するつもり、(これから)~する意図がある。
go + -ing = ~しに行く。
with[ウイズ]=前置詞、~とともに、~と一緒に、~を連れて。~を持って。 (手段)~で。
The word “purab” means to go hunting without dogs.
「purab(プラブ)」という言葉は、猟犬を連れずに狩りに行くことを意味します。
without[ウィズァウト]=前置詞、~なしで、~なしの。
S1: That’s interesting.
学生1:それは興味深いですね。
L: Language is tightly connected with people’s lifestyles.
言語学者:言語は、人々の生活様式と密接に関わっているのです。
tightly[タイトリ]=副詞、しっかりと、堅く(かたく)、きつく。
connect[コネクト]=動詞、つながる。接続する。~をつなぐ、接続する。~と関係している。
be connected with~ = ~と関係がある。
lifestyle[ライフスタイル]=名詞、生活様式。
Section2
L: We have some endangered languages in Japan.
L: 日本には、消滅の危機にある言語がいくつかあります。
endangered[エンデインヂャド]=形容詞、危険にさらされた、絶滅の危機にさらされた、絶滅寸前の。 endanger[エンデインヂャ]=動詞、~を危険にさらす。
One of them is the Ainu language.
そのうちの一つがアイヌ語です。
There are at least 13,000 Ainu people in Japan, but only a few of them are fluent Ainu speakers.
日本には少なくとも1万3000人のアイヌの人々がいますが、そのうちのほんのわずかしかアイヌ語を流暢に話せる人がいません。
at least = 少なくとも、せめて。とにかく。
least[リースト]=形容詞、littleの最上級、最も小さい。 副詞、最も小さく。 代名詞、最小。
only a few (of)~ = ほんのわずかだけ
fluent [フルーエント]=形容詞、流ちょうな、能弁な、すらすらと話せる。
S2: Yes. I’ve heard of the Ainu word “iyomante,” but I don’t know the meaning.
S2: ええ。「イヨマンテ」というアイヌ語について聞いたことはありますが、その意味は知りません。
have heard of~ = ~について聞いたことがある。I’ve = I have。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここは「経験」の用法。
hear-heard-heard
hear of~ = ~について聞く
meaning[ミーニング]=名詞、意味。
L: “Iyomante” is a ceremony to send the soul of a bear to heaven.
L: 「イヨマンテ」は、クマの魂を天国へ送るための儀式です。
ceremony[セレモウニ]=名詞、儀式、式典。儀礼、作法。
to send the soul of a bear to heaven = クマの魂を天国へ送る(ための)。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の形容詞的用法(~する(ための))。形容詞は名詞を修飾(説明)する働きをするので、「to send~」が「a ceremony」を修飾(説明)している。
send 人 モノ =人にモノを送る。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。「send モノ to 人」
soul[ソウル]=名詞、霊魂、魂。亡霊。精神、心。情、感情。
bear[ベァ]=名詞、熊(クマ)。
heaven[ヘヴン]=名詞、天、天空。天国、天界、極楽。楽園。
Ainu people catch a young bear which they raise as a god.
アイヌの人々は彼らが神として育てる若いクマを捕まえます。
catch[キャチ]=動詞、~をとらえる、捕まえる。
which=関係代名詞。
a young bear which they raise as a god =「which they raise as a god」が「a young bear(先行詞)」を説明(修飾)している。
raise[レイズ]=動詞、~を上げる、持ち上げる、上昇させる。~を育てる。
as[アズ]= 前置詞、~として。~のように。~のころ。 接続詞、~のように。~のとき。~するにつれて。
After two years, they share the meat as a gift for humans and pray to nature.
2年後に、人間への贈り物としてその肉を分け合い、自然に祈りを捧げるのです。
share[シェァ]=動詞、~を共有する、分担する。~を分ける、分配する。~を分け合う。 名詞、分け前。割り当て、負担。
pray[プレイ]=動詞、祈る。
nature[ネイチャァ]=名詞、自然。天然。本性。本質。
S2: So, the word includes a lot of things.
S2: それでは、その言葉には多くの意味が込められているのですね。
include[インクルード]=動詞、~を含む、含める。
a lot of~ = たくさんの~
L: That’s right. Even a single word can express complex cultural traditions.
L: その通りです。たった一つの言葉でも、複雑な文化的伝統を表現することができるのです。
even[イーヴン]=副詞、~でさえ、すら。形容詞、平らな。同じの。
single[シングル]=形容詞、たった一つの、ただ一人の。独身の、独りの。個々の。 名詞、一人。1人部屋。独身者。
express[イクスプレス]=動詞、~を表現する。 形容詞、明白な。急行の。 名詞、急行列車。急行便。
complex[カンプレクス]=形容詞、複雑な、入り組んだ。複合の。コンプレックス。
cultural[カルチュラル]=形容詞、文化的な、文化の。教養的な。
tradition[トラディション]=名詞、伝統。
In their own language, Ainu people can fully express the values in their culture.
アイヌの人々は、自分たちの言葉を使うことで、自分たちの文化の価値を十分に表現できるのです。
own[オウン]=形容詞、自分自身の。
fully[フゥリ]=副詞、完全に、十分に。たっぷり。
express[イクスプレス]=動詞、~を表現する。 形容詞、明白な。急行の。 名詞、急行列車。急行便。
value[ヴァリュー]=名詞、価値。評価。 動詞、~を評価する。~に値をつける。
culture[カルチャ]=名詞、文化。教養。
Section3
S3: Why do we have so many endangered languages?
S3: なぜこんなに多く消滅の危機に瀕した言語があるのでしょうか?
endangered[エンデインヂャド]=形容詞、危険にさらされた、絶滅の危機にさらされた、絶滅寸前の。
L: First, there are economic reasons?
L: まず、経済的な理由が挙げられます。
economic[エコナミク]=形容詞、経済の、経済上の。経済学の。実用的な。
For example, to get a good job, speakers of a minority language often need to speak a major language like English.
例えば、良い仕事に就くために、少数言語の話し手であっても、英語のような主要な言語を話す必要が生じることがよくあります。
to get a good job = 良い仕事に就くために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。
minority[マイノーリティ]=名詞、少数。少数派。 形容詞、少数派の。少数民族の。
major[メイヂャ]=形容詞、主要な、より重要な。大きいほうの。過半数、多数。
like[ライク]=前置詞、~のような、~のように。形容詞、同様な、類似の。
S3: I see. Are there any other reasons?
S3: なるほど。何か他に理由はありますか?
any=形容詞、(疑問文・条件節で)何か。誰か。 (肯定文で)どんな~でも。いくらでも。 (否定文で)何も(~ない)、少しも(~ない)。
other[アズァ]=形容詞、他の、別の。 代名詞、他の物。
L: There are political and social reasons, too.
L: 政治的、社会的な理由もあります。
political[ポリティカル]=形容詞、政治の、政治上の、政治に関する。政治学の。
social[ソウシャル]=形容詞、社会の、社会的な。社交的な。社交界の。
For example, when Japanese is the official language, speakers of minority language need to use Japanese in many places such as public offices and schools.
例えば、日本語が公用語である場合、少数言語の話し手は、官公庁や学校のような多くの場所で日本語を使う必要があります。
official[オフィシャル]=形容詞、公式の、公認の。公式的な。職務上の。公務上の。名詞、公務員。役員。
minority[マイノーリティ]=名詞、少数。少数派。 形容詞、少数派の。少数民族の。
need to 動詞の原形 = ~する必要がある。
A such as B = BのようなA。 such=形容詞、そのような、そんな。 as=前置詞、~のような。
public office = 官公庁、役所。
public[パブリック]=形容詞、公衆の、国民一般の、公共の、大衆の。
office[オフィス]=名詞、事務所、会社、オフィス。局、庁。官職、公職。
S3: Can we do something to save endangered languages?
S3: 消滅の危機にある言語を救うために、私たちが何かできることはあるでしょうか?
to save endangered languages = 消滅の危機にある言語を救うために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。
save[セイヴ]=動詞、~を救う。~を節約する。~を蓄える、貯蓄する。~を省く。
L: Yes. New Zealand shows us what we can do.
L: ええ。ニュージーランド(の例)が私たちにできることを示してくれています。
show 人 モノ =人にモノを見せる。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。「show モノ to 人」
what=関係代名詞。先行詞を含む関係代名詞で、「what = the thing that(このthatは関係代名詞)」と考えるとよい。「what S V~」で「SがVする[もの/こと]」のような訳になることが多い。「what we can do(私たちができること」が「show」の目的語になっている。
In the country, the Maori language is taught at school.
その国では、学校でマオリ語が教えられています。
taught[トート]=teach[ティーチ]の過去形。
Now, more people are learning the language.
現在、多くの人がその言語を学んでいます。
So, it’s possible to increase the number of speakers.
だから、話し手の数を増やすことは可能なのです。
it is A (for B) to 動詞の原形 = (Bにとって)~するのはAである。
possible[パシブル]=形容詞、可能な。
increase[インクリース]=動詞、増える、増加する。~を増やす、増加させる。
the number of~ = ~の数。 「a number of~」だと「たくさんの~/いくつかの~」という意味になるので注意。
We can save endangered languages, and promote cultural diversity as well.
私たちは消滅の危機にある言語を救い、(同時に)文化の多様性を促進することもできるのです。
save[セイヴ]=動詞、~を救う。~を節約する。~を蓄える、貯蓄する。~を省く。
promote[プロモウト]=動詞、~を促進する。~を昇進させる。
cultural[カルチュラル]=形容詞、文化的な、文化の。教養的な。
diversity[ディヴァーシティ]=名詞、多様性。種々、雑多。
as well = ~もまた。おまけに、その上、なお。