エレメント 高校1年

ELEMENTⅠ(エレメント1)【2026年度版】 高校1年 LESSON2 (Love beyond Species) 和訳・解説

下線=和訳赤字=解説

目次

Scene1

Shoppers filled a big London department store one day in 1969.

1969年のある日、ロンドンの大きなデパートは買い物客で賑わっていました。

fill[フィ]=動詞、~を満たす、いっぱいにする。満ちる、いっぱいになる。

※直訳的に訳すなら、「買い物たちがデパートをいっぱいにした。」という感じの訳だが、上記のような自然な訳にしています。

shopper[シャ]=名詞、買い物客。

 

Two of the shoppers, John and Ace, shared a house in London.

ジョンとエースという買い物客のうちの二人が、ロンドンで一緒に暮らしていました。

share[シェ]=動詞、~を共有する、分担する。~を分ける、分配する。~を分け合う。 名詞、分け前。割り当て、負担。

share a house =「家を共有する」→「一緒に暮らす」。

 

They were shopping for Christmas presents to send to their families in Australia.

彼らはオーストラリアにいる家族に送るクリスマスプレゼントのために買い物をしていました。

 

While they were shopping, they found a small cage with a baby lion in it for sale!

買い物をしていると、売り出し中の子ライオンが入った小さな檻を見つけました!

while[()イル]=接続詞、~する間。(ところが)一方では。

cage[イヂ]=名詞、鳥かご、檻(おり)。捕虜収容所。かごに似たもの。

for sale=売るための、売り物の。売るために。

 

“I’ve never seen a lion in a department store!”

「デパートでライオンなんて見たことない!」

never[ヴァ]=副詞、決して~ない、一度も~ない。

have seen = ~を見たことがある。have+過去分詞で現在完了。I’ve = I have。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここは「経験」の用法。

 

Ace cried out in surprise.

エースは驚いて叫びました。

cry out = 泣き叫ぶ。叫ぶ。大声を上げる。

in surprise = 驚いて。 inが「~の中で」という意味なので「驚きの中で」ということなのでしょうかね。

surprise[サプイズ]=動詞、~を驚かせる。 名詞、驚き、びっくり。驚くべきこと。 「be surprised」のように受け身にして「驚いた」という使い方をする。

 

The baby lion was cute, but it looked really sad.

子ライオンは可愛かったのですが、とても悲しそうでした。

look[ルク]=動詞、~に見える。見る。

 

They felt sorry for the lion in such a small cage.

彼らは、とても小さな檻に入れられたライオンをかわいそうに思いました。

felt[フェルト]=feelの過去形。 feel[フィール]=動詞、~を感じる。

feel sorry for~ = ~をかわいそうに思う、気の毒に思う、同情する。

such[]=形容詞、そのような、このような。そんな、こんな。とても、非常に。

such+a+形容詞+名詞」=「so+形容詞+a+名詞」=「こんなに~な名詞/とても~な名詞」

such a small cage」=「so small a cage

 

Finally John said, “Let’s buy him.”

ついにジョンが言いました。「この子を買おうよ。」

finally[ファイナリィ]=副詞、最終的に。最後に。ついに、とうとう。

 

 

Scene2

The male lion was named Christian.

その雄(オス)ライオンはクリスチャンと名付けられました。

male[イル]=形容詞、オスの、男の。  名詞、男性、男。

 

In just a few days, Christian came to like his new life with John and Ace.

ほんの数日で、クリスチャンはジョンとエースとの新しい生活を気に入るようになりました。

few[フュ]=形容詞、(可算名詞(数えられる名詞)について)(a few)少しはある、少数の、2,3(個)の。(aをつけずに)ほとんどない、すこししかない。 aをつけたa fewだと肯定的に「少し」、fewだけだと否定的に「少し」という違いが生まれる。

 

come to do = ~するようになる。

 

The two men and Christian got on really well.

二人の男性とクリスチャンは本当に仲良くなりました。

get on well = うまくやっていく、仲良くやっていく。

 

When one of the men was talking to the other, Christian would touch him gently to show that he wanted to play with them.

男の一人がもう一方に話しかけていると、彼らと一緒に遊びたいことと示すためにクリスチャンは優しく彼に触れました。

touch[]=動詞、~に触れる。さわる。名詞、感触。さわること。

gently[ヂェントリ]=副詞、優しく、穏やかに、静かに。

 

Christian also loved to go out.

クリスチャンは外出することも大好きでした。

 

John and Ace bought a special collar for him.

ジョンとエースはクリスチャンのために特別な首輪を買ってあげました。

bought[ート]=buy[]の過去形。

buy 人 モノ」もしくは「buy モノ for 人」= 人にものを買う。  

collar[]=名詞、首輪。首飾り、チョーカー。(衣服の)カラー、襟(エリ)。

 

When they went out for a walk with him, he pulled on his lead like an excited little dog.

彼らは一緒に散歩に出かけると、クリスチャンは興奮した子犬のようにリードを引っ張りました。

go out for a walk = 散歩に出かける。 go for a walk = 散歩に行く。

pull on~ = ~を手繰り寄せる、引っ張る。(衣服など)を急いで身に着ける。

lead[ード]= 名詞、先導、リード。 動詞、~を導く、案内する。連れて行く。

 

They also ran and played with a ball together in a field for hours.

彼らは一緒に野原で何時間も走り回ったり、ボールで遊んだりしました。

field[フィールド]=名詞、野、原、野原、原野。畑、田畑、牧草地。分野、範囲。

for[フォーァ]=前置詞、~の間。~のために。不特定の期間を表すときに使われる。特定のある期間であればduringを使う。例:during the two months=その二か月間(the(その)と特定されている。)

 

“I can’t imagine life without him,” John said with a smile.

「クリスチャンのいない生活なんて想像できないよ」とジョンは笑顔で言いました。

imagine[ヂン]=動詞、~を想像する。

without[ウィズァウト]=前置詞、~なしで、~なしの。

 

At first, people were surprised to see a lion in London.

最初は、人々はロンドンにライオンがいるのを見て驚きました。

surprise[サプイズ]=動詞、~を驚かせる。「be surprised」のように受け身にして「驚いた」という使い方をする。

to+動詞の原形=不定詞の副詞的用法。~して。~のために。感情の原因を表すときには「~して」などと訳す。

ロンドンにライオンがいるのを見て驚きました。(驚いたという感情の原因が不定詞の「to see a lion in London」)

 

However, they soon recognized that Christian was a lovely little friend.

しかし、すぐにクリスチャンが愛らしい小さな友達だと気づきました。

however[ハウヴァ]=副詞、しかし、しかしながら、けれども。

recognize[コグナイズ]=動詞、~を認識する。

 

Lots of people, including newspaper photographers and television reporters, came to see him.

報道カメラマンやテレビレポーターをはじめ、多くの人がクリスチャンを見に来ました。

including[インクーディング]=前置詞、~を含めて、~込みで。

photographer[フォグラファ]=名詞、写真家、カメラマン、写真屋。

 

However, Christian was growing up very fast.

しかし、クリスチャンはあっという間に大きくなっていきました。

fast[ファスト]= 形容詞、速い、すばやい。固定した、しっかりした。固い。  動詞、絶食する、断食する。  名詞、断食、断食期間。  副詞、速く。固く。

 

John and Ace felt that their happy life wouldn’t last long.

ジョンとエースは、この幸せな生活が長くは続かないだろうと感じていました。

last[スト]=動詞、続く、持続する、存続する。形容詞、最後の。副詞、最後に。名詞、最後。

 

 

Scene3

One day, Christian found a belt in the house and picked it up in his teeth.

ある日、クリスチャンは家の中でベルトを見つけ、それを歯で拾い上げました。

pick A up/pick up A = Aを車で迎えに行く、Aを乗せる。Aを拾い上げる。Aを見つけ出す。 Aが代名詞の時にはpick A upの語順でしか使わない。

teeth[ティース]=toothの複数形。 tooth[トゥース]=名詞、歯。

 

Ace tried to snatch the belt away from him, but for the first time Christian angrily showed his sharp teeth.

エースはクリスチャンからベルトを奪い取ろうとしましたが、クリスチャンは初めて怒って鋭い牙を見せてきました。

try to do = ~しようとする、~しようと努める、~しようと試みる。「try -ing」だと「試しに~する」。

snatch[]=動詞、~をひったくる、ひっつかむ、強奪する。 名詞、ひったくり、強奪。

 

Ace was shocked, and that reminded him that Christian was a wild animal.

エースは驚き、このことはクリスチャンが野生動物であることを彼に思い出させました。

shock[ショ]=動詞、~に衝撃を与える、ショックを与える。~をぎょっとさせる。 名詞、ショック、衝撃。

受身にして「be shocked at~」で、「~に衝撃を受ける、ショックを受ける」。

remind[インド]=動詞、~に思い出させる。

remind A of B = ABを思い出させる。

remind A that S V~ = SVであることをAに思い出させる。

 

Since the two men began to worry about Christian, one of their friends advised them to talk to George, an expert on lions in Kenya.

二人はクリスチャンについて心配し始めたので、ケニアにいるライオンの専門家であるジョージに相談するように友人の一人が彼らに勧めました。

since[ンス]=接続詞または前置詞、~から、~以来。 接続詞、~だから、~なので。 becauseは相手が知らない新しい理由のとき、sinceは相手も知っている「周知の事実」を理由とするときに使う。

worry[ーリ]=動詞、心配する。~を心配させる。

worry about~ = ~について心配する。

advise[アドヴァイズ]=動詞、~を忠告する、勧告する。

advise A to do = Aに~するよう助言する、勧告する。

adviceadviseの違い。 adviceは名詞、adviseは動詞。 発音も異なることに注意。

advice[アドヴァイス]=名詞、アドバイス、助言、忠告、勧告。

expert[クスパート]=名詞、熟練者、専門家、エキスパート。 形容詞、熟練した。専門の。

 

George said that Christian should join other lions in the wild.

クリスチャンは野生のライオンたちに加わるべきだとジョージは言いました。

 

John and Ace knew that a life in the wild was best for Christian, so they finally agreed with George.

ジョンとエースは、クリスチャンにとって野生での生活が最も良いと分かっていたので、最終的にジョージの意見に賛成しました。

agree[グリー]=動詞、同意する、賛成する。

agree with~ = (人や意見)に賛成である、同意する。

agree to~ = (提案、条件)に同意する。

 

In 1970, the two men went to Kenya to set Christian free.

1970年、クリスチャンを野生に返すために二人はケニアへ行きました。

set O C = OCにさせる。 「set Christian free」→「クリスチャンを自由にさせる」

 

They asked George to train Christian to live in the wild.

彼らはジョージに、野生で生きられるようにクリスチャンを訓練してくれるよう頼みました。

ask O to do = Oに~するように頼む。

train[イン]=動詞、~を訓練する。訓練する。列車で行く。名詞、列車、電車。

 

Christian, then, met his new lion friends and learned their ways of living.

それから、クリスチャンは新しいライオンの仲間たちと出会い、彼らの生き方を学びました。

way[ウェ]=名詞、方法、やり方。道、道路。方向、方面。

 

Their last day arrived quickly.

最後の日がすぐにやってきました。

arrive[イヴ]=動詞、到着する、着く。 施設に到着ならat、都市や国など地名ならin

quickly[クゥクリ]=副詞、速く、早く。

 

John and Ace spent one last fun day with Christian.

ジョンとエースはクリスチャンと最後の楽しい一日を過ごしました。

spend[ンド]=動詞、~を過ごす。(お金)を使う、費やす。

one last fun day = 最後の楽しい一日。

 

The next morning they left early without saying goodbye.

翌朝早くに、二人は別れの挨拶も言わずに出発しました。

left[フト]=leaveの過去形。  leave[ーヴ]=動詞、~を残す。~を置き去りにする。~を去る。~を出発する。~のままにしておく。

without[ウィズァウト]=前置詞、~なしで、~なしの。

without -ing = ~せずに。 前置詞の後には名詞(句)が来るものなので、動名詞(-ing)がwithoutの後に来ている。

 

 

Scene4

One year later John and Ace went back to Africa.

一年後、ジョンとエースはアフリカに戻りました。

 

George said to them, “He’s been getting on with the other lions. He loves his new life and behaves like a wild animal.”

ジョージは二人に、「彼は他のライオンたちと仲良くやっているよ。新しい生活を気に入って、まるで野生動物のように振る舞っている。」と言いました。

He’s = He has。 「He’s」は「He is」と「He has」の可能性があるが、文法や文脈で判断する。

have been getting= 現在完了進行形。(過去から現在までずっと)~してきた、~し続けてきた。過去から現在までしていて、現在もまだしているという「現在完了+現在進行形」という表現。

get on~ = ~に乗る。捗る、進める。(なんとか)やっていく、暮らす。

behave[イヴ]=動詞、ふるまう。行儀よくする。作用する。

like[イク]=前置詞、~のような、~のように。形容詞、同様な、類似の。

 

The two men were also told that getting near Christian would be too dangerous now.

二人はまた、クリスチャンに近づくことは今では危険すぎるだろうとも言われました。

told[ウルド]=tell[]の過去分詞。

be told = (~に)(~と)伝えられる、話される。「be動詞+過去分詞」で受け身(受動態)。  

be toll (that) 主語+動詞~ = ~(ということ)を伝えられる、話される。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。

getting near Christian = クリスチャンに近づくこと。動名詞の用法で、「would be」の主語になっている。

would[ド/]=助動詞、willの過去形。~だろう(推量)。~しよう(意志)。

will[]=助動詞、~するつもりだ。~だろう。(意志や推量を表す未来形の文になる。)

 

When they came to a field, a lion appeared.

二人が野原にやってくると、ライオンが現れました。

appear[]=動詞、現れる、出現する。姿を現す。見える。

 

It was Christian!

それはクリスチャンでした!

 

Suddenly, he started to run towards them.

突然、彼は二人に向かって走り出した。

suddenly[ドンリ]=副詞、突然に、不意に。

toward[アド]=前置詞、~の方へ。~へ向かって。

 

It was a scary moment.

恐ろしい瞬間だった。

scary[ァリ]=形容詞、恐ろしい、怖い。驚きやすい、臆病な。

moment[ウメント]=名詞、瞬間。時、機会。

 

However, Christian placed his big paws on Ace’s chest and started licking his face!

しかし、クリスチャンは大きな前足をエースの胸に置き、顔を舐め始めました!

place[イス]= 動詞、~を置く。配置する。 名詞、場所。空間。 

paw[]=名詞、(犬や猫などの爪がある動物の)足。 動詞、(前足で)~を打つ、たたく。

chest[チェスト]=名詞、胸。箱、ひつ。箪笥(タンス)。

lick[]=動詞、~を(舌で)舐める。

 

He did the same to John.

ジョンにも同じことをしました。

did=doの過去形。

do[ドゥ]=動詞、~をする、行う。 代動詞としていろいろな動詞の代わりとなる。例として「Yes, I do.」などの「do」が前の疑問文に使われている動詞の代わりである。

 

“I can’t believe it. He has remembered us!” said Ace.

「信じられない。彼は僕たちのことを覚えていてくれたんだ!」とエースは言いました。

 

“I knew he wouldn’t forget us. I just knew it,” said John.

「彼は僕たちのことを忘れないって分かっていたよ。そう確信していたんだ。」とジョンは言いました。

 

Later, Christian even took his old friends to see his new family.

その後、クリスチャンは自分の新しい家族を見せるために昔の友人たちを連れて行きさえしました。

later[イタ]=副詞、後で、後程。 形容詞、もっと遅い、もっと後の。

even[ーヴン]=副詞、~でさえ、すら。 形容詞、平らな。同じの。

 

The men realized that true friendship and love have no limits.

二人は、真の友情と愛には限界がないのだと気づきました。

realize[ーァライズ]=動詞、(頭で考えて)~に気づく。(事実など)~を理解する、悟る。

realize (that) 主語+動詞~=~だと気づく。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。この文で使われているthatは接続詞ではなく代名詞。

limit[ミト]=名詞、限度、制限。

 

 

 

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