ブルーマーブル 高校1年

BLUE MARBLEⅠ(ブルーマーブル1) 高校1年 LESSON3 (Learning to Accept Differences) 和訳・解説

下線=和訳赤字=解説

目次

Part1

In 2023, an animation series released by an American streaming company won two Annie Awards.

2023年、アメリカの動画配信会社によって公開されたアニメシリーズが、アニー賞を2部門受賞しました。

animation[アニイション]=名詞、動画、アニメーション。生気、活発。

series[リーズ]=名詞、シリーズ、続き物。連続。

release[ース]=動詞、~を解放する。~を自由にする。~を発表する。

an animation series released by an American streaming company =アメリカの動画配信会社によって公開されたアニメシリーズ。「released by an American streaming company」が「an animation series」を修飾(説明)している。

分詞の修飾。分詞には現在分詞(-ing形)と過去分詞がある。今回のように2語以上あると名詞の後ろに来て後ろから修飾する。

1語の時には名詞の前に置いて名詞を修飾する。例:cooked vegetables(調理された野菜)

streaming[ストーミング]=名詞、ストリーミング。

company[ムパニ]=名詞、会社。仲間。交際。

won[]=winの過去形。  win[]=動詞、勝つ。勝ち取る。

award[ウォード]=名詞、賞、賞品、賞金。動詞、(賞など)を与える。

 

It was created by a Japanese director, Tsutsumi Daisuke.

この作品は、日本人監督の堤大介氏によって制作されました。

be動詞+過去分詞=受け身(受動態)の過去形。「~される」と訳す。「by~(~によって)」がセットでよく使われる。「~によって…される。」。過去形にする場合はbe動詞の部分を過去形にする。「製作された」。

create[クリイトゥ]=動詞、~を創作する、創造する、作り出す。

director[ディクタ]=名詞、監督。指導者、指揮者。管理者。

 

Long ago in Japan, people who looked different were called oni, or demons.

かつて日本では、外見が異なる人々は鬼と呼ばれていました。

long ago=昔に、ずっと前に。

ago[]=副詞、(時間を表す名詞(句)の後において)~前に。 例:five years ago5年前に)

who=関係代名詞。

people who looked different =who looked different」が「people(先行詞)」を説明(修飾)している。

look[ルク]=動詞、~に見える。見る。

different[ディファレントゥ]=形容詞、異なった、違った。さまざまな、いろいろな、種々の。

call O C = OCと呼ぶ。

were called =受け身(受動態)の過去形。過去形にする場合はbe動詞の部分を過去形にする。「呼ばれた」

demon[ディーマン]=名詞、鬼、悪鬼、悪魔。鬼のような人。権化。

 

This inspired Tsutsumi to write a story.

このことが堤氏に物語を書くインスピレーションを与えました。

inspire[インスイア]=動詞、~を鼓舞する、激励する、発奮させる。

inspire O 不定詞(to do= Oを鼓舞して~させる、Oに~するよう促す。

 

He describes the life of a little girl who grows up in the village of the gods.

彼は、神々の村で育った少女の人生を描いています。

describe[ディスクイブ]=動詞、~を描写する、記述する、言葉で表す。

grow up = 成長する。成人する、大人になる。

village[ヴィリヂ]=名詞、村

 

She and the villagers are afraid of ONI living in the outside world.

彼女と村人たちは、外の世界に住む鬼を恐れています。

villager[ヴィリヂャ]=名詞、村人

afraid[アフイド]=形容詞、恐れて、怖がって。心配して。

be afraid of~ = ~を恐れている。

ONI living in the outside world =living in the outside world」が「ONI」を修飾(説明)している。

分詞の修飾。分詞には現在分詞(-ing形)と過去分詞がある。今回のように2語以上あると名詞の後ろに来て後ろから修飾する。

1語の時には名詞の前に置いて名詞を修飾する。例:the standing person(立っている人)

outside[アウトイド]=副詞、外に、外側に。 前置詞、~の外側に。 形容詞、外部の、外側の。 名詞、外部、外側。外観。

 

So, they train to develop their own unique skills in case they are attacked by ONI.

そのため、鬼に襲われた場合に備えて、それぞれ独自のスキルを磨くために訓練を積んでいます。

train[イン]=動詞、訓練する。~を訓練する。列車で行く。名詞、列車、電車。

to develop their own unique skills = それぞれ独自のスキルを磨くために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。

develop[ディヴェラプ]=動詞、~を開発する、発展させる、発達させる。発達する、発展する。

ownウン]=形容詞、自分自身の。

unique[ユーーク]=形容詞、独特な、ユニークな。唯一の。特有で。

in + case (+ that )+ S(主語)+ V(動詞)~ = SVする場合に備えて、SVするといけないから。 関係代名詞のthatが省略されている。

attack[]=動詞、~を攻撃する、襲う。攻撃する。 名詞、攻撃、襲撃。避難。

are attacked =受け身(受動態)。「攻撃される、襲われる」

 

One day, she realizes that she is different from the other villagers: She is actually an ONI!

ある日、彼女は自分が他の村人たちと違うことに気づきます。実は、彼女は鬼だったのです!

one day =ある日。いつか。ある1日、1日。

realize[ーァライズ]=動詞、(頭で考えて)~に気づく。(事実など)~を理解する、悟る。

realize (that) 主語+動詞~=~だと気づく。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。この文で使われているthatは接続詞ではなく代名詞。

be different from~ = ~とは違う。~とは異なっている。

other[ズァ]=形容詞、他の、別の。 代名詞、他の物。

actually[クチュァリィ]=副詞、実際に。実は。

 

She faces discrimination from the villagers and struggles to deal with it.

彼女は村人たちから差別を受け、それに対応することに苦悩します。

face[フェイス]=動詞、~に直面する。 名詞、顔。

discrimination[ディスクリミイション]=名詞、差別。区別、識別。

struggle[ストグル]=動詞、もがく、あがく、苦労する。戦う、争う。 名詞、もがき。努力、苦闘。戦闘。

deal[ディール]= 動詞、処理する。扱う。~を分配する、分ける。  名詞、量。取引。取扱い。

deal with~ = ~に関わる。~を処理する、~に対応する。

to deal with it = それに対処するために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。

 

How should people coexist with those who are different?

人は、自分と異なる人々とどのように共存すべきなのでしょうか?

should[シュ]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。

coexist[グジスト]=名詞、共存する。同時に存在する。

coexist with~ = ~と共存する。

those who~ = ~である人々、~する人々。whoは関係代名詞。thoseは「those (people)」。「who are different」が「those(先行詞)」を説明(修飾)している。

 

Tsutsumi tried to answer this question in his story.

堤氏は、この物語でその問いに答えようとしました。

try to do = ~しようとする、~しようと努める、~しようと試みる。「try -ing」だと「試しに~する」。

 

A lot of people were moved by his message.

多くの人々が彼のメッセージに心を動かされました。

move[ーヴ]=動詞、~を動かす、移動させる。~を感動させる。動く、移動する。引っ越す。  名詞、動き、動作。引越し。

were moved =受け身(受動態)の過去形。「感動した、心を動かされた」

 

The series was a huge success and was translated into more than 30 languages.

このシリーズは大成功して、30以上の言語に翻訳されました。

huge[ヒューヂ]=形容詞、巨大な、莫大な。大きい。

success[サク]=名詞、成功。出世。

translate[トゥランスイト]=動詞、~を翻訳する、訳す。翻訳する。

translate A into B =ABに翻訳する。ここでは受動態(受け身)「A be translate into B=ABに翻訳される」となっている。

more than~=「~以上」

 

 

Part2

In 1993, after finishing high school in Japan, Tsutsumi went to New York to study.

1993年、日本の高校を卒業後、堤は勉強するためにニューヨークへ渡りました。

※前置詞の後ろには必ず名詞(句)がくる。なのでAfter(前置詞)の後にfinishing(動名詞)が来ている。

動名詞とは、動詞を名詞のようにする用法。動名詞(-ing)は、「~すること」などと訳す。

to study = 勉強をするために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。

 

There, he took art course at a community college.

そこで、彼はコミュニティカレッジで美術コースを受講した。

community[ミューニティ]=名詞、共同社会、共同体、コミュニティー、地域社会。

college[リヂ]=名詞、大学、カレッジ。専門学校。

 

Most of his classmates were elderly people who wanted to learn something new.

クラスメートのほとんどは、何か新しいことを学びたいと考える高齢者たちでした。

most of ~ =~の大半、~の大部分。

most[ウスト]=名詞、大部分。形容詞、たいていの。

elderly[ルダリ]=形容詞、年配の、初老の。「the elderly」で「高齢者たち」。

who=関係代名詞。

people who wanted to learn something new =who wanted to learn something new」が「people(先行詞)」を説明(修飾)している。

something[ムスィング]=代名詞、何か、あるもの、ある事。

something new = 新しいこと、新しいもの。

本来は「形容詞+名詞」(例:good coffee(冷たいコーヒー))の語順であるが、「anything/something/nothing」などの「~thing」系では「名詞+形容詞」という語順になるので注意。(例:something so cold(何かとても冷たいもの))

 

Though he had not studied art before, many of his classmates praised his work.

それまで美術を学んだ経験はなかったものの、多くのクラスメートが彼の作品を称賛しました。

though[ズォ]=接続詞、~だけれども、~だが。しかし。 副詞、でも、けれども。

althoughと違って副詞として使われることもあるので注意!

had closed = 閉ざしていた。had+過去分詞で過去完了。過去完了とは、過去のある時点(基準)に完了・結果・経験・継続した出来事を表す用法、または、過去のある時点より前のことを表す用法。ここは「継続」の用法。美術コース受講した時という過去の時点(基準)まで美術を学んだことがなかったことを表すためにこの用法が用いられている。

praise[イズ]=動詞、~を称賛する、褒める。 名詞、賞賛、褒められること。誉め言葉。

work[ーク]=名詞、作品。仕事。 動詞、働く。うまくいく。効き目がある。 

 

So, he decided to pursue an art career.

そこで、彼は美術の道に進むことを決意しました。

soゥ]=副詞、そう、そのように。なので、だから。とても。 接続詞、~ので、そこで、それで。~するために。

decide[ディイド]=動詞、~を決める、決定する。~を決心する、決意する。決める、決定する。決定する、決意する。

decide to do = ~することを決める。決心する。

pursue[]=動詞、~を追う、追い求める。追跡する。

career[]=名詞、職業。経歴、生涯。 形容詞、職業的な。

 

He entered an art university in 1995 to continue his studies.

1995年、勉強を続けるために彼は美術大学に入学しました。

enter[ンタ]=動詞、~に入る。入る。

university[ユーニヴァーシティ]=名詞、大学。

to continue his studies = 勉強を続けるために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。

 

For the next few years, he spent all day drawing and painting to develop his skills.

その後数年間、技術を磨くために、彼は絵を描いたり塗ったりして毎日を過ごしました。

for[フォーァ]=前置詞、~の間。~のために。不特定の期間を表すときに使われる。特定のある期間であればduringを使う。例:during the two month=その二か月間(the(その)と特定されている。)

spent[ント]=spendの過去形/過去分詞。 spend[ンド]=動詞、(お金)を使う、費やす。~を過ごす。

spend + A(時間/お金) + -ing = ~することにA(時間/お金)を費やす。~してAを費やす。

paint[ペイント]=動詞、絵を描く、ペンキで塗る。~にペンキで塗る。~をペンキで塗る。~を塗る。 名詞、ペンキ。塗料、絵の具。

※ペンキや絵の具で塗って絵を描く場合は「paint」。鉛筆やペンで描く場合は「draw」。

to develop his skills = 技術を磨くために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。

 

Upon graduation, he chose to remain in the US to explore possibilities in the art field.

卒業するとすぐに、美術分野での可能性を探求するために、彼はアメリカに留まることを選択しました。

upon[]=前置詞、~の上に。~に対して。

graduation[グラヂュイション]=名詞、卒業。卒業式。

choose[チューズ](現在形)-chose[チョウズ](過去形)-chosen[チョウズン](過去分詞)。

remain[イン]=動詞、残る、残存する、生き残る。 名詞、(remains(複数形)で、)残り、残り物。

to explore possibilities in the art field = 美術の分野で可能性を探究するために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。

explore[クスプ]=動詞、~を探索する、探検する。~を探究する、調査する。探索する。調査する。

possibility[シビリティ]=あり得ること、可能性。可能なこと、ありそうなこと。

field[フィールド]=名詞、野、原、野原、原野。畑、田畑、牧草地。分野、範囲。

 

He looked for design-related companies in a phone book and called them one by one.

彼は電話帳でデザイン関連の会社を探し、一社ずつ電話をかけました。

look for~ = ~を探す。

design-related = デザイン関連の。

one by one = 1つずつ、11つ。

 

His first job was at a gaming company.

最初の仕事はゲーム会社でのものでした。

 

After that, he worked for two different animation studios.

その後、2つのアニメーションスタジオに勤めました。

work for~ = ~に勤める、~で働く、~のために働く。雇用関係を表すときに「for」を使う。「(場所)~で働く」を表すときは「work at~」を使う。

studio[ステューディオウ]=名詞、スタジオ、撮影所。仕事場、アトリエ、工房。

 

Finally, in 2014, he started his own animation studio with a friend from work.

ついに2014年に、彼は職場の友人と共に自身のアニメーションスタジオを設立した。

finally[ファイナリィ]=副詞、最終的に。最後に。ついに、とうとう。

with a friend from work = 職場の友人といっしょに。 「from work」が「a friend」を修飾(説明)している。

 

 

Part3

During his time in the US, Tsutsumi experienced being a minority for the first time.

アメリカにいる間、堤氏は初めてマイノリティであることを経験しました。

during[ゥァリング]=前置詞、~の間、~の間ずっと。特定の期間を表すときに使われる。不特定の期間であればforを使う。例:for two months=二か月間(具体的にいつの2か月間かが特定されていない。)

experience[イクスリアンス]= 動詞、~を経験する、体験する。  名詞、経験、体験。

minority[マイーリティ]=名詞、少数。少数派。 形容詞、少数派の。少数民族の。

for the first time=初めて。

 

being a minority for the first time =。ここのbeingは動名詞。「being a minority for the first time」で一つの名詞のようになっており(名詞句)、experienceの目的語になっている。

※名詞句とは、複数の語が集まって一かたまりの名詞になっているもの。(a big dog)のように3語が集まって一かたまりの名詞(大きい犬)のようになるものが名詞句である。

※動名詞は名詞(句)として扱われるので、主語(S)や目的語(O)や補語(C)として使われる。

 

He had to face the fact that he was an outsider there.

彼は自分がそこでよそ者であるという事実に向き合わなければなりませんでした。

had to =have to」の過去形。  have to = ~しなければならない。

face[フェイス]=動詞、~に直面する。名詞、顔。

fact[ファクト]=名詞、事実。現実。犯行。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

the fact that he was an outsider there =that he was an outsider there」が「the fact(先行詞)」を説明(修飾)している。

   /もの+thatV ~ =Vする人/もの。

   /もの+(that)S V ~ =SVする人/もの。

   thatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。

   thatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。

 

outsider[アウトイドァ]=副詞、よそ者、部外者。アウトサイダー。

 

He wondered why people discriminate only because of their differences.

なぜ人々は違いだけで差別するのか、彼は疑問に思いました。

wonder[ンダ]=動詞、~かしらと思う。不思議に思う。 名詞、驚き、驚嘆。

discriminate[ディスクミネイト]=動詞、~を区別する、識別する。区別する、識別する。

because of~ = ~が原因。~のせいで、~のために。

 

This awareness led to the idea for his animation series.

この気づきが、彼のアニメーションシリーズの着想につながりました。

awareness[ウェァネス]=名詞、気づいてること、知ること。自覚、気づくこと。

led[]=leadの過去形。

lead[ード]=動詞、~を導く、案内する。指揮する。連れて行く。名詞、先導、リード。 lead A to B = ABに導く。

lead to~ = ~につながる、(結果として)~となる。

 

Tsutsumi thinks that discrimination comes from fear.

差別は恐怖から生まれると堤氏は考えています。

discrimination[ディスクリミイション]=名詞、差別。区別、識別。

fear[フィ]=名詞、恐れ、恐怖。不安、心配。 動詞、~を恐れる、怖がる。心配する、気づかう。

 

People are afraid of those who are different, so they act aggressively toward them.

人々は自分とは異なる人を恐れるので、それらに対して攻撃的な行動をとるのです。

afraid[アフイド]=形容詞、恐れて、怖がって。心配して。

be afraid of~ = ~を恐れている。

those who~ = ~である人々、~する人々。whoは関係代名詞。thoseは「those (people)」。「who are different」が「those(先行詞)」を説明(修飾)している。

soゥ]=接続詞、~ので、そこで、それで。~するために。 副詞、そう、そのように。なので、だから。とても。 

act[クト]=動詞、行動する、行う。ふるまう。努める。作動する。 名詞、行動。行為、行い。

aggressively[グレシヴリ]=副詞、攻撃的に、積極的に。

toward[アド]=前置詞、~の方へ。~へ向かって。

 

Tsutsumi admits that he used to have similar thoughts himself.

堤氏は、かつて自分自身も同じような考えを持っていたことを認めています。

admit[アド]=動詞、~を認める。~を入れる、入会させる。~を許す。余地がある、許す。

used to 動詞の原形 = 以前は~したものだった、かつては~した。 「以前はしていたが、現在はしていない」という意味が含まれているポイントが「would often」との違いの1つである。

また、紛らわしいものとして「be used to~(~に慣れている)」があるが、こちらの「to」は前置詞のtoなので原則通りtoの後には名詞(句)が来る。このtoの後に動詞の原形は置けないが、動名詞(-ing)にすることで置くことができる。

similar[ミラ]=形容詞、似ている、類似の、同様の。類似して、似通って。

thought[スォート]=名詞、考えること、思考。思考力、推理力。考え、意見。think[スィンク]の過去形でもある。

 

In his elementary school days, he had an African-American friend.

小学生の頃、彼にはアフリカ系アメリカ人の友人がいました。

elementary[エレンタリ]=形容詞、基本の、初歩の、初等の。初歩的な。

 

One day they had an argument, and Tsutsumi made fun of his skin color.

ある日、二人は口論になり、堤氏は彼の肌の色をからかってしまいました。

argument[ーギュメント]=名詞、議論、論争。論点、言い分。

make fun of~ = ~を笑いものにする、からかう。

skin[]=名詞、皮膚、肌。皮、毛皮。

 

As Tsutsumi did not understand the concept of racism, he did not understand the seriousness of his words.

堤氏は人種差別の概念を理解していなかったため、自分の言葉の重大さを理解していませんでした。

as[アズ]= 接続詞、~のように。~のとき。~するにつれて。~なので、~だから。 前置詞、~として。~のように。~のころ。 

concept[ンセプト]=名詞、構想、発想、コンセプト。概念。

racism[イシズム]=名詞、人種差別(主義)、民族的優越感。

seriousness[リァスネス]=名詞、深刻なこと、重大さ。まじめさ、真剣なこと。

 

Later, in the US, he realized that he had unconsciously discriminated against his school friend.

その後、アメリカで、彼は無意識のうちに学校の友人に対して差別をしていたことに気づきました。

later[イタ]=副詞、後で、後程。 形容詞、もっと遅い、もっと後の。

realize[ーァライズ]=動詞、(頭で考えて)~に気づく。(事実など)~を理解する、悟る。

unconsciously[ンコンシャスリ]=副詞、無意識に、知らず知らずに。

discriminate[ディスクミネイト]=動詞、~を区別する、識別する。区別する、識別する。

against[ンスト]=前置詞、~に反対して。~に対して。~に対抗して。

 

While making the animation series, Tsutsumi was forced to think about his own past prejudices.

アニメーションシリーズを制作していた間、堤氏は自身の過去の偏見について考えさせられました。

while[()イル]=接続詞、~する間。(ところが)一方では。

while making~ = 分詞構文。現在分詞(-ing)にすることで接続詞や主語を省略する用法。接続詞は省略せずに書くこともある。主語を省略する場合は、もう一方の文節の主語と同じ場合が基本であり、この文では「Tsutsumi」が省略されている。もしも違う場合にはちゃんと主語を書く必要がある。

日本語でも接続詞や主語を省略して話すことがあるのでそれと同じ感覚なのでしょう。

force[フォァス]= 動詞、~を強制する。 名詞、力。暴力。軍隊。

force + O + to do~ = Oに~することを強制させる、無理やりOに~させる。

ownウン]=形容詞、自分自身の。

past[スト]= 形容詞、過去の、昔の。過ぎ去って、終わって。 名詞、過去。過ぎ去ったこと、昔のこと。経歴。

prejudice[ヂュディス]=名詞、偏見、ひがみ、先入観。 動詞、~に偏見を持たせる。

 

 

Part4

Tsutsumi does not believe people can solve problems by rejecting different voices.

堤氏は、異なる意見を拒絶することによって問題を解決できるとは信じていません。

solve[ルヴ]=動詞、~を解決する、解く。

by=前置詞、~によって。 by+動名詞 = ~することによって。 前置詞の後には名詞(句)がくるので、動名詞(rejecting)になっている。

reject[ヂェクト]=動詞、~を拒絶する、拒否する、却下する。 名詞、拒否された人、不合格品。

 

Doing so leads to a dangerous idea: Those who are different should be excluded.

そうすることは、「自分と異なる人間は排除されるべきだ」という危険な考えを導いてしまいます。

Doing so =そうすること。ここのdoingは動名詞。「Doing so」で一つの名詞のようになっており(名詞句)、この文章の主語になっている。

※動名詞は名詞(句)として扱われるので、主語(S)や目的語(O)や補語(C)として使われる。

 

lead[ード]=動詞、~を導く、案内する。指揮する。連れて行く。名詞、先導、リード。 lead A to B = ABに導く。

lead to~ = ~につながる、(結果として)~となる。

Doing so leads to~ = そうすることは~につながる。

those who~ = ~である人々、~する人々。whoは関係代名詞。thoseは「those (people)」。「who are different」が「those(先行詞)」を説明(修飾)している。

should[シュ]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。

be excluded =受け身(受動態)。「締め出される、排除される」

exclude[エクスクード]=動詞、~を除く、除外する。~を締め出す、遮断する。

 

Tsutsumi says, “We humans have repeated this mistake many times throughout history.”

堤氏は、「私たち人類は、歴史を通してこの過ちを何度も繰り返してきた」と述べています。

have repeated = 現在完了の「完了」の用法で使われている。

repeat[ート]=動詞、~を繰り返す。

many times=たくさん、何度も、多くの回数。

time=名詞、時間。回(数)、度。 時間と回数の2つの意味合いがあるが、複数形になるのは回数の意味合いの時。

through[]=前置詞、~じゅうを、~の中をあちこち。~を通って、通して。~を通り過ぎて。(手段・原因)~によって。

 

According to Tsutsumi, it is important that all of us come to recognize and face our feelings of discrimination.

堤氏によると、私たちみんなが、自身の差別感情を認識し、向き合うようになることが重要です。

according to~ = ~によると。 according[ーディング]

it is ~ that S V = SVするのは~である。 thatの後にはS(主語)V(動詞)が来る。

come to do = ~するようになる。

recognize[コグナイズ]=動詞、~を認識する。

face[フェイス]=動詞、~に直面する。名詞、顔。

feeling[フィーリング]=名詞、感情、気持ち。感覚、知覚。感じ、印象。                                                                                                

discrimination[ディスクリミイション]=名詞、差別。区別、識別。

 

Tsutsumi himself confronted a problem from his past.

堤氏自身も、過去の問題と向き合いました。

confront[コンフント]=動詞、~に立ち向かう、直面する。~に向かい合っている。~と対峙する。

 

Upon returning to Japan, Tsutsumi visited his African-American friend from elementary school.

日本に帰国するとすぐに、堤氏は小学校時代のアフリカ系アメリカ人の友人を訪ねました。

upon[]=前置詞、「on」とほぼ同義。

upon + 動名詞(-ing= ~するとすぐに。 「on + 動名詞(-img)」も同じ意味。

elementary school = 小学校。

elementary[エレンタリ]=形容詞、基本の、初歩の、初等の。初歩的な。

 

When Tsutsumi apologized for his past comments, his friend smiled and forgave him.

堤氏が過去の発言のことに対して謝罪すると、友人は微笑んで許してくれました。

apologize[ロヂャイズ]=動詞、謝る。

apologize + (to~) + (for …) = …のことに対して(人)に謝る。

past[スト]= 形容詞、過去の、昔の。過ぎ去って、終わって。 名詞、過去。過ぎ去ったこと、昔のこと。経歴。

forgave=forgiveの過去形。  forgive[フォ]=動詞、~を許す。

 

Tsutsumi thinks we all have the potential to discriminate without realizing it.

堤氏は、誰もが気づかずに差別をしてしまう可能性があると考えています。

potential[ンシャル]=形容詞、可能性のある、見込みのある、潜在的な。

to discriminate = 差別をする。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の形容詞的用法(~する(ための))。形容詞は名詞を修飾(説明)する働きをするので、「to discriminate without realizing it」が「the potential」を修飾(説明)している。

discriminate[ディスクミネイト]=動詞、~を区別する、識別する。区別する、識別する。

without[ウィズァウト]=前置詞、~なしで、~なしの。

without + 動名詞(-ing= ~せずに。

realize[ーァライズ]=動詞、(頭で考えて)~に気づく。(事実など)~を理解する、悟る。

 

We cannot avoid it because fearing those who are different from us is human nature.

自分と異なる人を恐れるのは人間の本性であるため、私たちはそれを避けることはできません。

avoid[ヴォイド]=動詞、~を避ける、よける、回避する。

fear[フィ]= 動詞、~を恐れる、怖がる。心配する、気づかう。 名詞、恐れ、恐怖。不安、心配。

those who~ = ~である人々、~する人々。whoは関係代名詞。thoseは「those (people)」。「who are different」が「those(先行詞)」を説明(修飾)している。

be different from~ = ~とは異なっている、~とは違う。

nature[イチャァ]=名詞、自然。天然。本性。本質。

 

fearing those who are different from us = 自分と異なる人を恐れること。 becauseの文節の主語になっている。

 

However, if more people recognize their own prejudices and try to overcome them, the world will be better.

しかし、より多くの人が自身の偏見を認識し、克服しようと努力すれば、世界はより良くなるでしょう。

however[ハウヴァ]=副詞、しかし、しかしながら、けれども。

recognize[コグナイズ]=動詞、~を認識する。

prejudice[ヂュディス]=名詞、偏見、ひがみ、先入観。 動詞、~に偏見を持たせる。

try to do = ~しようとする、~しようと努める、~しようと試みる。「try -ing」だと「試しに~する」。

overcome[オウヴァ]=動詞、~に打ち勝つ、~を負かす。~を圧倒させる、弱らせる。

better=形容詞、goodwellの比較級。ここではgoodの比較級。good/well - better - best

 

He hopes his animation series will help people understand and accept differences around the world.

彼は、自身のアニメシリーズが、世界中の人々が違いを理解し、受け入れる助けとなることを願っています。

hope (that) 主語+動詞~=~(であること)を願う。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。

help + O + (to) 動詞の原形 = Oが~するのを助ける。Oが~するのに役立つ。

accept[アクプト]=動詞、~を受け入れる。~を引き受ける、受諾する。~を認める。

different[ディファレンス]=形容詞、違い、相違、差異。差額。

around[ウンド]=前置詞、~の周囲[//]。副詞、周囲に、周りに。まわって、ぐるぐると。

around the world=世界中で(に)

 

 

 

-ブルーマーブル 高校1年