下線=和訳、赤字=解説
目次
Fake News Is Everywhere: Beware!
フェイクニュースは至る所にあります:要注意!
fake[フェイク]=形容詞、偽の、偽造の。 名詞、模造品、偽物。詐欺師。 動詞、~を偽造する。~のふりをすうる。見せかける、ふりをする。フェイントを使う。
everywhere[エヴリウエァ]=副詞、どこでも、いたるところに。
beware[ビウェァ]=動詞、気をつける、用心する。~に気をつける。
Social media has made it possible for us to obtain information for free.
ソーシャルメディアのおかげで、私たちは無料で情報を入手できるようになりました。
social media = ソーシャルメディア、SNS。
make O C = OをCにする。
make it possible to do~ = ~することを可能にする、~できるようにする。
itは形式目的語で、「to take pictures, talk to local people, and take notes」がitの内容である。
obtain[アブテイン]=動詞、~を得る、手に入れる、獲得する。
for free=無料で、ただで。
But there is a pitfall: there’s a lot of fake news, or misinformation, on social media.
しかし、落とし穴もあります。ソーシャルメディアには、フェイクニュース、すなわち誤った情報があふれているのです。
pitfall[ピトフォル]=名詞、落とし穴。
misinformation[ミスインフォメイション]=名詞、誤報、間違った情報。
How can we cope with it?
どのようにしてそれにうまく対処できるのでしょうか?
cope[コウプ]=動詞、うまく処理する、対抗する。
cope with~ = ~にうまく対処する。
Section1
In March 2020, the Covid-19 epidemic was just beginning.
2020年3月、新型コロナウイルス感染症の流行が始まったばかりの頃でした。
epidemic[エピデミク]=名詞、流行病の発生。流行、はやり。 形容詞、流行性の、伝染性の。
Covid-19 = COronaVIrus Disease 2019の略称。 意味は「2019年に出現したコロナウイルス感染症」。訳としては「新型コロナウイルス感染症」でよろしいかと。
In front of a supermarket in Tokyo, more than 20 people were lined up waiting for the store to open.
東京のスーパーマーケットの前には、開店を待つ20人以上の行列ができていました。
in front of~ = ~の前に。
more than~=「~以上、~より多い」
line[ライン]=動詞、~を並べる。 名詞、線。セリフ。行。
line up = ~を一列に並べる。一列に並ぶ。
Paper products such as toilet paper and tissues sold out in five minutes.
トイレットペーパーやティッシュのような紙製品は、5分で売り切れました。
product[プラダクト]=名詞、製品、工業生産物。産出物。
A such as B = BのようなA。 such=形容詞、そのような、そんな。 as=前置詞、~のような。
sell out = 売り切れる。
During that week, there were over 200,000 Twitter posts mentioning the words “toilet paper,” “out of stock” and “shortage.”
その週の間に、「トイレットペーパー」、「品切れ」、「不足」といった言葉に言及するツイートが20万件以上もありました。
during[ドゥァリング]=前置詞、~の間、~の間ずっと。特定の期間を表すときに使われる。不特定の期間であればforを使う。例:for two months=二か月間(具体的にいつの2か月間かが特定されていない。)
post[ポウスト]=動詞、~を投稿する。~をポストに入れる、投函する。 名詞、ポスト。郵便(物)
mention[メンション]=動詞、~に言及する、~を簡単に述べる。~をちょっと言う。 名詞、言及、陳述、記載。
out of stock = 在庫がない、品切れ。
shortage[ショーティヂ]=名詞、不足。
People thought protective masks were made of paper and worried that the rush to make masks would take up Japan’s entire wood supply.
人々は防護マスクが紙でできていると考え、マスク製造の大需要が日本全体の木材供給を奪うことを心配しました。
thought[スォート]=think[スィンク]の過去分詞。think-thought-thought。
protective[プロテクティヴ]=形容詞、保護する、保護的な。保護したがって、かばおうとして。
be made of~ = (材料など)~で作られている。 ※be made from~ = (原料など)~で作られている。
↑二つの違いは元の原形があるかどうか。机も紙も木から作れますが、机の木の原形がいくらか残っているのでofを使い、紙は木の原形がないのでfromを使う。(the desk is made of wood/ Paper is made from wood)
worry[ワーリ]=動詞、心配する。~を心配させる。
rush[ラシュ]=名詞、突進、突撃、猛進。大需要、注文殺到。あわただしい活動、多忙、混雑時。 動詞、急ぐ。~を急がせる。
to make masks = 不定詞の形容詞的用法。「the rush」を修飾(説明)している。
take up~ = ~を取り上げる。~を奪う。
entire[インタイァ]=形容詞、全体の、全部の。そっくりそろっている。完全な。
supply[サプライ]=名詞、供給、配給。供給品。物資、必需品。 動詞、~を供給する、与える。
Images of empty store shelves appeared on TV and people were passing on the message: “Following the shortage of sanitizers and masks, toilet paper is running out.”
テレビではお店の空っぽの棚の映像がテレビで広まり、「消毒液やマスクの不足に続き、トイレットペーパーが不足しています」というメッセージを人々が伝えました。
empty[エムプティ]=形容詞、空の、中身のない。
shelves[シェルヴズ]=shelfの複数形。 shelf[シェルフ]=名詞、棚(たな)。
appear[アピア]=動詞、現れる、出現する。姿を現す。見える。
pass on~ = ~を伝える。
following[ファロウイング]=前置詞、~についで、~の後で。 形容詞、次に続く、次の。以下の。 名詞、従者。 follow[ファロウ]=動詞、~に従う、~についていく。~を追う。
sanitizer[サニタイザー]=名詞、消毒液、消毒薬、殺菌剤。
run out = 尽きる、切れる、なくなる。流れ出る。満期になる。
Finally, one shop owner put up a sign reading, “The rumor that there will be shortages of paper products is a lie.”
ついに、ある店主が「紙製品が不足するという噂はデマです」という張り紙を掲げました。
owner[オウナァ]=名詞、所有者、持ち主、オーナー。
put= putの過去形。三人称単数のsが付いてないので現在形ではないと分かる。
sign[サイン]=名詞、標識、掲示。看板。符号、記号。信号。 動詞、署名する、記名調印する。~に署名する。
a sign reading, “ ~ ” =「reading, “ ~ ”」が「a sign」を修飾(説明)している。
分詞の修飾。分詞には現在分詞(-ing形)と過去分詞がある。今回のように2語以上あると名詞の後ろに来て後ろから修飾する。
1語の時には名詞の前に置いて名詞を修飾する。例:the standing person(立っている人)
The rumor that there will be shortages of paper products = 紙製品が不足するという噂。 thatは関係代名詞。
rumor[ルーマ]=名詞、噂(うわさ)。
lie[ライ]=名詞、嘘、偽り。
That shop owner was correct: The rumor was fake news.
その店主は正しく、その噂はフェイクニュースでした。
correct[コレクト]= 形容詞、正しい。 動詞、~を訂正する。 collect[コレクト](動詞、~を集める、収集する。)と紛らわしいので注意。発音も一応違う。
With a quick search on the Internet, anyone could have found a message from the Japan Paper Association that there was no shortage of toilet paper.
インターネットで早く検索していれば、トイレットペーパーの不足はないという日本製紙協会からのメッセージに誰でも気づくことができたでしょう。
with + 名詞 = ~があれば、~がいれば。~があったならば、~がいたならば。 If節の代用として使われる。この文では仮定法過去完了。
anyone[エニワン]=代名詞、(肯定文で)だれでも、どんな人でも。(疑問文で)だれか。(否定文で)だれも(~ない)。
association[アソウシエイション]=名詞、協会、社団、会社。合同、共同、提携。交際。
that=関係代名詞。「that there was no shortage of toilet paper」が「a message(先行詞)」を説明(修飾)している。
could have found = ~を見つけることができただろうに。仮定法過去完了。
仮定法過去完了:「If+主語+had+過去分詞~, 主語+would(もしくはcouldなど)+have+過去分詞…。」=「もし~だったら、…だっただろうに。」※couldだと「…できたのになあ。」
仮定法過去完了では、過去の事実に反する仮定を表す。過去の後悔や想像を表現したいときに用いる。
would=willの過去形。 could=canの過去形。
How could the idea of a shortage have spread to so many people so quickly?
どうしてトイレットペーパー不足の噂があんなに早くこれほど多くの人々に広まったでしょうか?
could[クド]=canの過去形。 ここでは可能性、もしくは推量の意味として用いられている。
spread[スプレド]=動詞、~を広げる。~を伸ばす。広がる。伸びる。 spreadは過去形も過去分詞もspreadであり、発音も同じ。ここでは過去分詞として用いられている。
The answer: It spread very quickly throughout the country on social media.
答えは、ソーシャルメディアで国中に急速に広まったからです。
throughout[スルーアウト]=前置詞、(時間)~じゅう、~の間ずっと。(場所)~のすみからすみまで。~の至る所に。 副詞、至る所、すみからすみまで。
Section2
Fake news is not a 21st-century phenomenon, nor is it always dangerous.
フェイクニュースは21世紀(特有)の現象ではなく、また常に危険なものでもありません。
phenomenon[フェナメナン]=名詞、現象、事象。
nor[ノーァ]=接続詞、([nor+(助)動詞+主語]の倒置の語順で)~もまた…ない。(neither A nor Bで)AもBも~ない。(肯定の節・文の後に用いて)そしてまた~ない。
Sometimes fake news is the result of misunderstanding, like the toilet paper scare of 2020.
2020年のトイレットペーパー不足騒動のように、フェイクニュースは誤解から生じる場合もあります。
result[リザルト]=名詞、結果。
misunderstanding[ミスアンダスタンディング]=名詞、誤解、考え違い。意見の相違。
scare[スケア]=名詞、恐怖、おびえ。 動詞、~を怖がらせる、おびえさせる。怖がる、おびえる。Oを怖がらせてCにする。
Other times, it is a simple mistake, like the day in 1874 when a newspaper reported that America’s beloved author, Mark Twain, had died.
また、1874年にアメリカの国民的作家マーク・トウェインが亡くなったと新聞が報じた日のように、単純な間違いである場合もあります。
other times = またある時には。 前の文のsometimesを踏まえての用いられ方をしている。
Sometimes 〜, and other times … = ある時は〜、またある時は…。
when=関係副詞。先行詞は「the day in 1874」。関係副詞なので「when」の後には完全な文(主語や目的語が欠けていない基本5文型のいずれか)が来ている。それが関係代名詞との違いである。
report[リポート]= 動詞、報告する、レポートする。 名詞、報告。
beloved[ビラヴィド]=形容詞、最愛の、かわいい、大切な。
author[オースァ]=名詞、著者、作家。著作物、作品。創始者。
had closed = 閉ざしていた。had+過去分詞で過去完了。過去完了とは、過去のある時点(基準)に完了・結果・経験・継続した出来事を表す用法、または、過去のある時点より前のことを表す用法。ここでは「reported」よりも過去を表している。
Everyone was saddened, except Mark Twain, who was perfectly fine and traveling in Europe.
マーク・トウェインを除いて誰もが悲しみに暮れましたが、彼本人は元気でヨーロッパを旅行中でした。
sadden[サドン]=動詞、~を悲しませる。
except[エクセプト]=前置詞、~を除いて、~以外。 動詞、~を除いて。
who=非制限用法の関係代名詞。先行詞は「Mark Twain」。非制限用法の時には関係代名詞の前に「,(コンマ)」があるのが特徴。固有名詞の後なら必ず非制限用法となる。
※非制限用法の訳し方:「and」、「but」、「because」などの接続詞と、省略されている主語や目的語を先行詞から補って訳す。
「, who was perfectly fine and traveling in Europe.」→「, but he was perfectly fine and traveling in Europe.」。「he」は先行詞の「Mark Twain」のこと。
Twain sent a telegram: “The reports of my death have been greatly exaggerated.”
トウェインは、「私の死亡報道は大げさだ」という電報を送りました。
telegram[テレグラム]=名詞、電報。
have been exaggerated = 現在完了の受け身。
greatly[グレイトリ]=副詞、大いに、はなはだ。
exaggerate[イグザヂュレイト]=動詞、~を大げさに言う、誇張する、強調する。誇張する、大げさに言う。
However, sometimes false news is extremely dangerous.
しかし、偽のニュースが極めて危険な場合もあります。
however[ハウエヴァ]=副詞、しかし、しかしながら、けれども。
false[フォールス]=形容詞、間違った、誤った。偽の、模造の。不正の。偽りの。
extremely[エクストリームリ]=名詞、極端に、きわめて。
Consider the Nazi propaganda (official government fake news) that controlled the thinking of millions of Germans in the 1930s and contributed to the massacre of millions of Jews.
1930年代に何百万人ものドイツ人の思考を支配し、何百万人ものユダヤ人の虐殺に加担したナチスのプロパガンダ(政府による公式のフェイクニュース)を考えてみてください。
consider[コンシダァ]=動詞、考慮する、熟慮する、考える。
Nazi[ナーチ]=名詞、ナチス。ナチス党員、ナチ。 形容詞、ナチスの。
propaganda[プラパガンダ]=名詞、プロパガンダ。主義や思想、政策などの組織的な宣伝活動のこと。
official[オフィシャル]=形容詞、公式の、公認の。公式的な。職務上の。公務上の。名詞、公務員。役員。
millions of~=何百万もの~。 million[ミリヤン]=名詞、100万。ミリオン。
control[コントロウル]=動詞、~を支配する、管理する。~を抑制する、統制する。
contribute[コントリビュート]=動詞、貢献する、寄付する。~を寄付する。~を与える。
contribute to~ = ~に貢献する。
massacre[マサカ]=名詞、大虐殺、皆殺し。 動詞、~を虐殺する。
jew[ヂュー]=名詞、ユダヤ人、ヘブライ人、イスラエル人。
Up until the 21st century, fake news spread from person to person or over radio and TV.
21世紀にいたるまで、フェイクニュースは人から人へ、あるいはラジオやテレビを通じて広まりました。
up until~ = ~に至るまで、~までずっと。
until[アンティル]=接続詞、~まで。前置詞、~まで。期間を表す。 期限を表す前置詞はby(~までに)。
spread[スプレド]=動詞、~を広げる。~を伸ばす。広がる。伸びる。 spreadは過去形も過去分詞もspreadであり、発音も同じ。ここでは過去形として用いられている。
But in the current century, it spreads faster and farther and much more dangerously on social media.
しかし、今世紀においては、ソーシャルメディアを通じてより速く、より広範囲に、そしてはるかに危険な形で拡散しています。
current[カーラント]=形容詞、今の、現在の。現在通用している、流通している。 名詞、流れ、流動、潮流。時の流れ、傾向。
faster=fastの比較級。 fast[ファスト]= 形容詞、速い。固定した、しっかりした。 動詞、絶食する、断食する。 名詞、断食。
farther[ファーズァー]=副詞、さらに遠くへ、もっと先に。なおその上に、さらにまた。 形容詞、もっと遠い、もっと先の。
much+比較級=muchは比較級を強調させる。はるかに~。ずっと~。
In fact, millions of people are exposed to extremely destructive false information on the Internet.
実際、何百万人もの人々がインターネット上で極めて有害な偽情報にさらされています。
expose[イクスポウズ]=動詞、~をさらす。~を暴く、暴露する。 名詞、暴露。
extremely[エクストリームリ]=名詞、極端に、きわめて。
destructive[ディストラクティヴ]=形容詞、破壊的な。破壊的で、有害で。
It is a matter of the greatest importance to have a discerning mind in order to identify and reject fake news.
フェイクニュースを見抜き、拒絶するためには、識別力を持つことが極めて重要です。
matter[マタ]=名詞、問題。事、事柄。物質、物体。
of importance ≒ important。「of+抽象名詞」で形容詞となる。 「of the greatest importance」が「a matter」を修飾(説明)している。
discerning[ディサーニング]=形容詞、洞察力のある、識別力のある。
in order to do~ = ~するために。
identify[アイデンティファイ]=動詞、~を(相違ないと)確認する、見分ける。~を見極める、鑑定する。~を同一であるとみなす。自己を同一視する。
reject[リヂェクト]=動詞、~を拒絶する、拒否する、却下する。 名詞、拒否された人、不合格品。
But how should we proceed?
しかし、私たちはどのように行動すべきでしょうか?
proceed[プロウシード]=動詞、続行する。進む。
Section3
One way to control fake news is for social media sites to police themselves.
フェイクニュースを抑制する一つの方法は、ソーシャルメディアサイトが自主的に規制を行うことです。
「One way to control fake news」がこの文の主語であり不定詞の形容詞的用法が用いられている。
police[パリース]=名詞、警察、警官。
to police themselves = 不定詞の名詞的用法。「for social media sites」がこの不定詞の意味上の主語である。themselves = social media sites。
Government regulation may also be necessary.
政府による規制も必要となるかもしれません。
regulation[レギュレイション]=名詞、規制、取り締まり。加減、調整。規則、条例、法規。 形容詞、正規の、規定の、標準の。
But in the end, it is up to each one of us, as individuals, to recognize fake news and to stop passing it along.
しかし最終的には、フェイクニュースを見抜き、拡散を止めるのは、私たち一人ひとりに任されています。
be up to~ (to do) = (~することは)~しだいである、~に任せる。
individual[インディヴィヂュアル]=形容詞、個々の。個人の。
recognize[レコグナイズ]=動詞、~を認識する。
pass A along/pass along A = Aを伝える、広める。 Aが代名詞の時にはpass A alongの語順でしか使わない。
Here are some strategies you can use to evaluate what you see and read.
ここでは、見聞きした情報を評価するために使うことのできるいくつかの戦略をご紹介します。
Here is~/Here are~ = こちらが~です。ここに~がある。さあ、~をどうぞ。isかareかは、「~」が単数か複数かで使い分ける。
strategy[ストラテジ]=名詞、戦略。計略、計画。
some strategies you can use = あなたが使うことのできるいくつかの戦略。youの前に関係代名詞(that/which)が省略されている。
to evaluate~ = ~を評価するために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。
evaluate[イヴァリュエイト]=動詞、~を査定する、評価する。
what=関係代名詞。先行詞を含む関係代名詞で、「what = the thing that(このthatは関係代名詞)」と考えるとよい。「what S V~」で「SがVする[もの/こと]」のような訳になることが多い。「what you see and read(見聞きしたこと)」が「evaluate」の目的語になっている。
First, admit that you don’t understand everything.
まず、自分がすべてを理解しているわけではないことを認めてください。
admit[アドミト]=動詞、~を認める。~を入れる、入会させる。~を許す。余地がある、許す。
The world is complex, and issues like politics, economics, and medicine are complicated.
世界は複雑であり、政治や経済、医療のような問題は複雑です。
complex[カンプレクス]=形容詞、複雑な、入り組んだ。複合の。コンプレックス。
issue[イシュー]=名詞、問題(点)、重要な点、論点。発行、発布。発行物。 動詞、~を発行する、出版する。~を出す。
politics[パラティクス]=名詞、政治。政治学。政略。
economic[エコナミクス]=名詞、経済学。経済。
medicine[メディスン]=名詞、薬。医学。
complicate[カンプリケイティド]=形容詞、複雑な。込み入った、分かりにくい。 complicate[カンプリケイト]=動詞、~を複雑にする。
Don’t be ashamed if you don’t know everything, and don’t expect simple answers.
すべてを知らないことを恥じることはありませんし、簡単な答えを期待してはいけません。
ashamed[アシェイムド]=形容詞、恥じて、恥ずかしがって。
expect[エクスペクト]=動詞、~を期待する、予期する。
The recognition of ignorance is the beginning of wisdom.
無知を認識することが知恵の始まりです。
recognition[レコグニション]=名詞、認識、認めること。
beginning[ビギニング]=名詞、始め、始まり、最初。 形容詞、初期の、最初の。
wisdom[ウィズダム]=名詞、英知、知恵。賢明、かしこいこと。知識。
The Greek philosopher Socrates said, “The only thing I know for sure is that I know nothing for sure.”
ギリシャの哲学者ソクラテスは、「私が確実に知っている唯一のことは、私が確実に何も知らないということだ」と言いました。
Greek[グリーク]=形容詞、ギリシャの、ギリシャ人の。ギリシャ語の。 名詞、ギリシャ人。ギリシャ語。
philosopher[フィラサファ]=名詞、哲学者。哲人、賢人。冷静な人、物事を深く考える人。
The only thing I know for sure = 私が確実に知ってる唯一の事。Iの前に関係代名詞(that)が省略されている。この先行詞の場合にはwhichが用いられることはない。
for sure = 確実に、確かに。
Don’t accept the first, simple explanation you hear.
最初に聞いた単純な説明を鵜呑みにしないでください。
accept[アクセプト]=動詞、~を受け入れる。~を引き受ける、受諾する。~を認める。
explanation[エクスプラネイション]=名詞、説明、解釈、弁解。
the first, simple explanation you hear = あなたが聞いた簡単な説明。youの前に関係代名詞(that/which)が省略されている。「the first」と「simple」が「explanation」を修飾している。
Find out what experts are saying.
専門家が何を言っているのかを調べましょう。
find out = ~を発見する、見つけ出す、解明する、調べて知る。
what experts are saying = このように文中に疑問文が入っている文を『間接疑問文』という。間接疑問文において疑問詞の後は肯定文の語順になる。
expert[エクスパート]=名詞、熟練者、専門家、エキスパート。 形容詞、熟練した。専門の。
Second, admit that you probably have some biases and prejudices.
次に、おそらく自分が偏見や先入観を持っていることを認めてください。
admit[アドミト]=動詞、~を認める。~を入れる、入会させる。~を許す。余地がある、許す。
probably[プラバブリ]=副詞、たぶん、おそらく。
bias[バイアス]=名詞、先入観、傾向、性癖。偏見。 動詞、~に偏見を持たせる、~を一方に偏らせる。
prejudice[プレヂュディス]=名詞、偏見、ひがみ、先入観。 動詞、~に偏見を持たせる。
Challenge what you read and hear by asking yourself if you agree or disagree on a “gut level.”
「直感的に」賛成か反対かを自問自答することで、読んだり聞いたりしたことを疑いましょう。
challenge[チャリンヂ]=動詞、~に挑戦する。~を疑う、~に疑念を抱く、異議を唱える。 名詞、課題、困難、難問。挑戦、チャレンジ。手ごたえ、やりがい。
what=関係代名詞。先行詞を含む関係代名詞で、「what = the thing that(このthatは関係代名詞)」と考えるとよい。「what you read and hear(読んだり聞いたりしたこと)」が「Challenge」の目的語になっている。
on a gut level = 直感的に。 gut[ガト]。
If you immediately accept or reject an idea, without really thinking, think again.
深く考えずに、ある考えを即座に受け入れたり拒否したりするなら、もう一度考えてみてください。
immediately[イミーディェトリ]=副詞、すぐに。直ちに。直接に。
accept[アクセプト]=動詞、~を受け入れる。~を引き受ける、受諾する。~を認める。
reject[リヂェクト]=動詞、~を拒絶する、拒否する、却下する。 名詞、拒否された人、不合格品。
without[ウィズァウト]=前置詞、~なしで、~なしの。
without + 動名詞(-ing)= ~せずに。
We tend to accept without question whatever conforms to the ideas and attitudes we began to develop when we were children.
私たちは、子供の頃に形成され始めた考えや態度に合致するものはなんでも、疑うことなく受け入れてしまう傾向があります。
tend[テンド]=動詞、傾向がある、しがちである。~を世話する、看護する。
tend to do = ~する傾向がある、~しがちである。
whatever = anything that。複合関係詞。「~は何でも」のような訳となる。
conform[コンフォーム]=動詞、従う、一致する。 conform to~ = ~に従う。
「the ideas and attitudes we began to develop when we were children」は、weの前に関係代名詞thatが省略されている。先行詞は「the ideas and attitudes」。
attitude[アティテュード]=名詞、態度。姿勢。
develop[ディヴェラプ]=動詞、~を開発する、発展させる、発達させる。発達する、発展する。
※acceptの目的語が「whatever~」の部分なので注意。「without question(疑問を持たずに)」、「whatever~」を私たちは受け入れる傾向にある。という文章構成になる。
Psychologists call this “confirmation bias”: the tendency to believe things that support what we have always believed and to reject, without much thought, anything that is different.
心理学者はこれを「確証バイアス」と呼びます。ずっと信じてきたことを裏付けるものを信じ、それと異なるものはなんでも深く考えずに拒否する傾向のことです。
psychologist[サイカロジスト]=名詞、心理学者。
call O C = OをCと呼ぶ。
confirmation[カンファメイション]=名詞、確認、確証。
tendency[テンデンシ]=名詞、傾向。 「to believe ~ believed」と「to reject ~ different」が形容詞的用法によって、このtendencyを修飾(説明)している。
what=関係代名詞。先行詞を含む関係代名詞で、「what = the thing that(このthatは関係代名詞)」と考えるとよい。「what we have always believed(ずっと信じてきたこと)」が「support」の目的語になっている。
reject[リヂェクト]=動詞、~を拒絶する、拒否する、却下する。 名詞、拒否された人、不合格品。
without much thought = あまり考えずに。
anything[エニスィング]=代名詞、(肯定文で)何でも。(否定文で)何も(~ない)。(疑問文で)何か。
anything that = whatever。「~は何でも」のような訳となる。
Be critical of your ideas and attitudes.
自分の考えや態度に対して批判的になってください。
be critical of~ = ~に対して批判的になる、批判的な見方になる。~を非難する。
critical[クリティカル]=形容詞、批評の、評論の。批判的な。厳しく批判する。危機の、危ない。決定的な、重大な。
attitude[アティテュード]=名詞、態度。姿勢。
Learn to recognize your own biases.
自分自身のバイアスを認識することを学んでください。
recognize[レコグナイズ]=動詞、~を認識する。
When you read or hear something that your “gut” immediately accepts or rejects, check it out with a reliable source.
直感的に受け入れたり拒否したりするようなことを読んだり聞いたりしたときは、信頼できる情報源で確認してください。
gut[ガト]=名詞、直感、本能、感情。消化管、腸。内臓。本音。(複数形で)根性、ガッツ。
immediately[イミーディェトリ]=副詞、すぐに。直ちに。直接に。
reject[リヂェクト]=動詞、~を拒絶する、拒否する、却下する。 名詞、拒否された人、不合格品。
reliable[リライァブル]=形容詞、頼りになる、頼もしい、信頼できる。
source[ソース]=名詞、源、原因。水源。情報源。
Section4
Third, check the source.
第三に、情報源を確認してください。
To know if a piece of information is true or not, we need to know where it comes from.
情報が真実かどうかを知るためには、その情報源を知る必要があります。
to know = ~を知るために。副詞的用法。
if[イフ]=接続詞、もし~ならば。~かどうか。
if ~ or not = ~か~でないか。
where it comes from = それがどこから来ているのか。このように文中に疑問文が入っている文を『間接疑問文』という。間接疑問文において疑問詞の後は肯定文の語順になる。it = a piece of information
The most reliable news will come from edited and fact-checked sources: newspapers,
TV stations, and digital platforms that list their editors, publish signed articles, and name their sources.
最も信頼できるニュースは、編集された事実確認済みの情報源、つまり編集者名を載せ、署名入りの記事を発行し、情報源の名前を伝えている新聞、テレビ局、デジタルプラットフォームから発信されます。
reliable[リライァブル]=形容詞、頼りになる、頼もしい、信頼できる。
edit[エディト]=動詞、(本、新聞、映画など)~を編集する。(データやテキストなど)~を修正する。 名詞、編集。
edited=編集された。過去分詞。分詞による修飾。sourcesを修飾している。
fact-checked = 事実確認のとれた、裏取りをされた、ファクトチェックされた。sourcesを修飾している。
platform[プラトフォーム]=名詞、プラットホーム。
that=関係代名詞。先行詞は「newspapers, TV stations, and digital platforms」。
list[リスト]=動詞、~を(目録/名簿などに)載せる、登録する、記録する。 名詞、リスト、一覧表。
editor[エディタ]=名詞、編集者。
publish[パブリシュ]=動詞、~を出版する、発行する。~を発表する、公表する。出版する。
article[アーティクル]=名詞、記事。
Be cautious about news articles that say: “Lots of people believe…,” “Experts agree that…,” “An anonymous insider said….”
「多くの人が信じている…」、「専門家は…と同意している」、「匿名の情報筋によると…」といった表現をしているニュース記事には注意してください。
cautious[コーシャス]=形容詞、用心深い、慎重な。用心深くて、慎重で。
expert[エクスパート]=名詞、熟練者、専門家、エキスパート。 形容詞、熟練した。専門の。
anonymous[アナナマス]=形容詞、匿名の、作者不明の。特徴のない。
insider[インサイダ]=名詞、内部の人、会員。
These are trick words to get you to bypass your critical thinking and go with your “gut.”
これらは、あなたに批判的思考を避け、「直感」で進ませようとする巧妙な言葉です。
trick words = 巧妙な言葉、やっかいな言葉。 「to get you to bypass your critical thinking」と「to get you to go with your “gut.”」によって修飾(説明)されている(不定詞の形容詞的用法)。
get + O + to do~ = Oに~させる。
bypass[バイパス]=動詞、~を迂回する。~を回避する。~を無視する。
critical[クリティカル]=形容詞、批評の、評論の。批判的な。厳しく批判する。危機の、危ない。決定的な、重大な。
go with your “gut” = 直感で進む。
Don’t be taken in.
騙されないようにしましょう。
take in~ = ~を欺く、だます。
Finally, don’t get caught up in feedback networks that reward you with “likes” and “shares.”
最後に、「いいね!」や「シェア」であなたに報酬を与えるようなフィードバックネットワークにとらわれないようにしてください。
get caught up in~ = ~にとらわれる。~に巻き込まれる。~に夢中になる。
reward[リウォード]=動詞、~に報いる。~に値する。 名詞、報酬、ほうび。報い、応酬。賞金、謝礼金。
reward A with B = AにBを(報酬として)与える。BでAに報いる。
You are more likely to send on information that appeals to your biases than to send on the truth, especially if the fake information is more sensational than the plain truth.
特に、偽情報が地味な真実よりもセンセーショナルな場合、真実を広めるよりも自分の偏見に訴える情報を拡散する可能性が高くなります。
be likely to do = ~しそうである。
be more likely to do~ than to do… = …するよりも~する可能性が高い。
send on~ = ~を回す、広める。~を転送する。
appeal[アピール]=動詞、懇願する。頼む、要請する。訴える。
especially[エスペシャリ]=副詞、特に、特別に。
sensational[センセイショナル]=形容詞、世間をあっと言わせるような、センセーショナルな。扇情的な、興味本位の。
plain[プレイン]=形容詞、明白な、分かりやすい。無地の。質素な、地味な、簡素な。
You get positive feedback and are encouraged to send on more fake news in the future.
肯定的なフィードバックを得ると、将来的にフェイクニュースをより拡散する意欲が高められます。
positive[ポジティヴ]=形容詞、肯定的な。前向きな。積極的な。明確な、はっきりとした。
encourage[インカーリヂ]=動詞、~を勇気づける。~を励ます、元気づける。
encourage A to do = Aが~するよう励ます、促す。 受け身(受動態)なのでAが主語の位置に来ている。
Social media often rewards you more for sending on fake news than for sending on the truth.
ソーシャルメディアは、真実を拡散するよりもフェイクニュースを拡散する方が報酬を得られる場合が多いのです。
reward[リウォード]=動詞、~に報いる。~に値する。 名詞、報酬、ほうび。報い、応酬。賞金、謝礼金。
send on~ = ~を回す、広める。~を転送する。
The Internet brings us all sorts of information, ideas, and opinions.
インターネットは、あらゆる種類の情報、アイデア、意見を私たちにもたらします。
bring 人 モノ =人にモノをもたらす、持ってくる。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。「bring モノ to 人」
sort[ソート]=名詞、種類。人、もの。 動詞、~を分類する、区分する。
Media companies and the government have an obligation to protect us from fake news.
メディア企業と政府には、フェイクニュースから私たちを守る義務があります。
obligation[アブリゲイション]=名詞、義務、義理、おかげ。債務、債券関係。
protect A from B = BからAを守る。
In the end, however, everything depends upon each one of us becoming more discerning and critical in the way we manage information.
しかし、最終的には、私たち一人ひとりが情報を扱う際に、より識別力のあることと批判的であることにすべてがゆだねられています。
depend[ディペンド]=動詞、頼る。依存する。当てにする、信頼する。
depend + upon/on ~ = ~に頼る。~次第(しだい)である。
discerning[ディサーニング]=形容詞、洞察力のある、識別力のある。
critical[クリティカル]=形容詞、批評の、評論の。批判的な。厳しく批判する。危機の、危ない。決定的な、重大な。
in the way we manage information = 私たちが情報を扱う方法において。 weの前に関係代名詞thatが省略されている。
manage[マニヂ]=動詞、~を経営する、管理する。~をうまく扱う。
「each one of us」は「becoming」の意味上の主語である。
「everything depends upon each one of us becoming~」=「私たち一人一人が~であることにすべてがゆだねられている」
Remember, you are surrounded by massive amounts of information, and more than a little of it is fake news.
あなたは膨大な量の情報に囲まれており、その少なからぬ部分がフェイクニュースであることを覚えていてください。
surround[サラウンド]=動詞、~を囲む、包囲する。~を囲っている。
be surround by~ = ~に囲まれている。
massive[マシヴ]=形容詞、大きくて重い、どっしりした。大規模な、大量の。大きい、がっちりした。
amount[アマウント]=名詞、量、額。総計、総額。 動詞、総計(いくらに)達する。
amounts of~ 大量の。 the amount of~ = ~の量
more than~=「~以上」
more than a little of~ = 少なからずの、かなりの。
Protect yourself, your family, your community, and your country.
自分自身、家族、地域社会、そして国を守ってください。
Think twice before you click “Like.”
「いいね!」をクリックする前に、2度考えてください。
twice[トゥワイス]=副詞、2度、2回。2倍に、倍増しに。
Think thrice before you click “Share.”
「シェア」をクリックする前に、3度考えてください。
thrice[スライス]=副詞、3度、3回。幾度も。 「three times」の文語表現。