クラウン 高校3年

CROWNⅢ(クラウン3) 高校3年 LESSON2 (Week Robots) 和訳・解説

下線=和訳赤字=解説

目次

We expect robots to work for us, performing a range of services.

私たちはロボットが私たちの代わりに働いて、さまざまなサービスを実行してくれることを期待しています。

expect[エクスクト]=動詞、~を期待する、予期する。

expect O to do = Oが~することを期待する。

perform[フォーム]=動詞、~を実行する。~を演じる。演技をする。演奏をする。

range[インヂ]=名詞、範囲、区域、広がり。並び、列。 動詞、~を並べる、整列させる。連なる。動く、変動する。範囲にわたる。

a range of~ = さまざまな~。ある範囲の~。

 

performing = 分詞構文。現在分詞(-ing)にすることで接続詞や主語を省略する用法。接続詞は省略せずに書くこともある。主語を省略する場合は、もう一方の文節の主語と同じ場合が基本だが、この文では「robots」が省略されている。もしも違う場合にはちゃんと主語を書く必要がある。

日本語でも接続詞や主語を省略して話すことがあるのでそれと同じ感覚なのでしょう。

 

They are our servants.

彼らは私たちの召使いです。

servant[ーヴァント]=名詞、召使い、使用人。公務員。

 

After all, the word robot comes from robota, a Slavic word meaning “slave” or “servant.”

そもそも、「ロボット」という言葉は、「奴隷」や「召使い」を意味するスラブ語の「robota」に由来しています。

after all = 結局、やはり。何といっても、とにかく。

come from=~からくる。~に由来する。(原因が)~による。~出身である。

Slavic[ヴィク]=形容詞、スラブ語の。スラブ人の。 名詞、スラブ語。

 

But is it possible for us to form a more cooperative relationship with robots?

しかし、私たちにとってロボットとより協力的な関係を築くことは可能なのでしょうか?

it is A (for B) to 動詞の原形 = Bにとって)~するのはAである。

form[フォーム]=動詞、~を形作る、形成する。 名詞、形、形状、姿、姿勢。人影。型、方式、形態。作法。礼式、儀礼。

cooperative[コウポレイティヴ]=形容詞、協力的な、協調的な。組合の、消費組合の。 名詞、(生活)協同組合。

relationship[イションシップ]=名詞、関係、結びつき。関連、関係。

 

 

Section1

When we think about robot technology, we often think about autonomous robots which can work independently of human beings.

ロボット技術について考えるとき、私たちはしばしば、人間から独立して作業できる自律型ロボットをよく思い浮かべます。

autonomous[オータナマス]=形容詞、自主的な、自治権のある。

which=関係代名詞。  「which can work independently of human beings」が「autonomous robots(先行詞)」を説明(修飾)している。

independently[インディンダントリ]=副詞、独立して、自主的に。

independently of~ = ~から独立して、~とは無関係に。

 

Space probes which wander across the surface of Mars.

火星の表面を歩き回る宇宙探査機。

probe[ウブ]=名詞、探り針、ゾンデ。厳密な調査、徹底的な調査。宇宙探査用装置。

wander[ンダァ]=動詞、歩き回る、放浪する、ぶらぶら歩きまわる。

across[アクース]=前置詞、~を横切って、~を渡って。~のいたるところに、~中に。副詞、横切って、渡して。向こう側に。

surface[ーフィス]=名詞、表面、外面。水面。

Mars[マーズ]=名詞、火星。

 

Delivery robots that drop packages right on our doorsteps.

ちょうど玄関先に荷物を降ろしてくれる配達ロボット。

delivery[ディヴァリ]=名詞、配達、~便。明け渡し、引き渡し。

that=関係代名詞。  「that drop packages right on our doorsteps」が「Delivery robots(先行詞)」を説明(修飾)している。

drop[]=動詞、~を落とす。~をたらす、こぼす。落ちる。しずくがたれる。(客や荷物など)を降ろす。 名詞、しずく。

package[キヂ]=名詞、小荷物、包み、小包、パッケージ。 動詞、~を荷造りする。~を詰める。

doorstep[アステプ]=名詞、戸口ののぼり段、玄関前の階段。

 

Our vision of the future is a vision of autonomous robots driving our cars, cleaning our houses, cooking our meals.

将来の私たちが思い描くビジョンは、車を運転し、家を掃除し、食事を作ってくれる自律型ロボットのビジョンです。

vision[ヴィジョン]=名詞、視力、視覚。未来像、ビジョン。洞察力、先見の明。

autonomous robots driving our cars, cleaning our houses, cooking our meals =driving our cars」と「cleaning our houses」と「cooking our meals」が「autonomous robots」を修飾(説明)している。

分詞の修飾。分詞には現在分詞(-ing形)と過去分詞がある。今回のように2語以上あると名詞の後ろに来て後ろから修飾する。

1語の時には名詞の前に置いて名詞を修飾する。例:the standing person(立っている人)

 

They might be called “strong” robots, in the sense that they can work without human help.

人間の助けなしに作業できるという意味で、これらは「強い」ロボットと呼ばれるかもしれません。

sense[ンス]=名詞、センス、感覚。思慮、分別、良識。

that=同格の接続詞。「A that S V~」で「SVであるA」のようにthatの前の名詞(句)を修飾(説明)する。

of=同格の前置詞。「A of B」で「BA」のようにofの前の名詞(句)を修飾(説明)する。

※同格の意味は上記のthatofを見比べてもらえば分かる通り、Aを説明するための用法です。

※「that」について、関係代名詞と同格の接続詞との違いですが、関係代名詞の後には不完全な文章(きちんと第五文型になっていなかったり、主語や目的語が欠けている文章)が来るのに対して、同格の接続詞の後には完全な文章が来る。なぜなら接続詞だから。

 

While we wait for that future, we make do with “weak” robots like the cleaning robot that sweeps our floors.

しかし、そのような未来を待つ間、私たちは床を掃除するお掃除ロボットのような「弱い」ロボットで我慢します。

while[()イル]=接続詞、~する間。(ところが)一方では。

wait for~ = ~を待つ。

make do with~ = ~で間に合わせる、なんとかやりくりする。~で我慢する、~で済ます。

sweep[ウィープ]=動詞、~を掃除する、掃く。~を払う、掃きのける。

 

The little guy is cute but not very smart.

この小さなロボットは可愛らしいですが、あまり賢くありません。

 

He’s always getting tangled up in electrical cords.

いつも電気コードに絡まってしまいます。

tangle[ングル]=動詞、~をもつれさせる。もつれる。紛糾する、混乱する。 名詞、もつれ。ごたごた、紛糾。

get tangled up in~ = ~に巻き込まれる。

 

In order to help him clean the room without getting into trouble, you might start by picking up things which could be in his way.

ロボットがトラブルに巻き込まれずに部屋を掃除できるように助けてやるために、まずは邪魔になりそうなものを片付けることから始めるかもしれません。

in order to do~ = ~するために。

help O (to) 動詞の原形 = Oが~するのを助ける。Oが~するのに役立つ。

without -ing = ~せずに。 前置詞の後には名詞(句)が来るものなので、動名詞(-ing)がwithoutの後に来ている。

get into~ = ~に巻き込まれる。~(の状態)になる。~(の中)に入る。

trouble[ブル]=名詞、困ったこと、問題点。心配、悩み、苦しみ。困難。

by=前置詞、~によって。 by+動名詞 = ~することによって。 前置詞の後には名詞(句)がくるので、動名詞(picking)になっている。

which=関係代名詞。  「which could be in his way」が「things(先行詞)」を説明(修飾)している。

could=canの過去形。可能性を表している。

in one’s way = ~のじゃまになって。~の通り道に。

 

The room gets cleaned up.

部屋はきれいにされます。

 

But when you ask: “Who cleaned this room?” you make an interesting discovery.

しかし、「この部屋を掃除したのは誰?」と尋ねると、興味深い発見をします。

make a discovery = 発見をする。

 

The little robot did not clean the room by itself.

小さなロボットは一人で部屋を掃除したわけではありません。

 

You did not clean the room by yourself.

あなた自身も一人で部屋を掃除したわけではありません。

 

The two of you did it together.

あなたたち二人は一緒にやり遂げました。

 

The robot cleverly managed to get your cooperation in cleaning the room.

このロボットは部屋を掃除する際に、賢くあなたの協力をうまく得ました。

cleverly[ヴァリ]=副詞、賢く、利口に。器用に。

manage[ニヂ]=動詞、~を経営する、管理する。~をうまく扱う。

manage to do = どうにかして~する、うまく~する。

cooperation[コウアポイション]=名詞、協力、共同、提携。協調。

in +動名詞(-ing = ~するときに、する際に。

 

What’s interesting about the little cleaning robot is that, for all his weakness, he has become part of your family.

この小さな掃除ロボットについて面白いところは、弱点があるにもかかわらず、あなたの家族の一員になったことです。

S is that~ = Sthat節である。SVCの文章。

what=関係代名詞。先行詞を含む関係代名詞で、「what = the thing that(このthatは関係代名詞)」と考えるとよい。この文では違うが、「what S V~」で「SVする[もの/こと]」のような訳になることが多い。

What’s interesting about the little cleaning robot(この小さな掃除ロボットについて面白いところ)」が「is」の主語になっている。

 

for all~ = ~にもかかわらず。

 

 

Section2

Many robot engineers find dependence on humans to be a defect.

多くのロボットエンジニアは、人間への依存を欠点であると感じています。

engineer[エンヂ]=名詞、技術者、技師。機械工、機関工。機械士。工兵。

find O to be~ = Oが~であると認める、感じる、分かる。

dependence[ディンデンス]=名詞、頼ること、依存。信頼、信用。

dependence on~ = ~に頼ること、~への依存。

defect[ディーフェクト]=名詞、欠点、欠陥。

 

They want to make weak robots stronger, which is to say, more independent of people.

彼らは弱いロボットをより強くしたい、つまり、人間からより自立させたいと考えています。

make O C = OCにする。

which is to say = つまい、すなわち、言い換えると。

independently[インディンダントリ]=副詞、独立して、自主的に。

independently of~ = ~から独立して、~とは無関係に。

 

However, the little episode above suggests that weak robots might help create a positive relationship between robots and humans.

しかし、上記の小さなエピソードは、弱いロボットがロボットと人間の間の良好な関係を構築するのに役立つかもしれないことを示唆しています。

above[]= 副詞、上のほうに。前述の、上記の。天へ、空に。上位に。 前置詞、(方向、場所などで)より上に、より高くへ。~の上流に。~の北のほうへ。~を超えて。 形容詞、上に述べた、上述の。

suggest[ヂェスト]=動詞、~を提案する。~を示唆する。~をそれとなく言う。

help+動詞の原形 = ~するのを手助けする、~するのに役立つ。

positive[ジティヴ]=形容詞、肯定的な。前向きな。積極的な。明確な、はっきりとした。

relationship[イションシップ]=名詞、関係、結びつき。関連、関係。

between[ビトゥーン]=前置詞、~の間に(の/で)。~のどちらかを。

between A and B = ABの間。

 

In fact, Okada Michio, a professor at Toyohashi University of Technology, sees weakness as a virtue.

実際に、豊橋技術科学大学の岡田美智男教授は、弱さを美徳として捉えています。

as[アズ]= 前置詞、~として、~のように。。~のころ。 接続詞、~のように。~のとき。

virtue[ヴァーチュ]=名詞、徳、美徳。道徳的美点。長所。

 

He is working on robots which are designed not to work without human interaction.

人間との交流なしでは動作しないように設計されたロボットの開発に彼は取り組んでいます。

work on~ = ~に取り組む。

which=関係代名詞。  「which are designed」が「robots(先行詞)」を説明(修飾)している。

interaction[インタクション]=動詞、相互作用、交流、相互の影響。

 

Take a waste basket called Sociable Trash Box (STB), for example.

例えば、「ソーシャブル・トラッシュ・ボックス(STB)」と呼ばれるゴミ箱を例として挙げましょう。

take = ~を(例に)あげる。

waste[ウェイスト]= 動詞、~を浪費する、無駄にする。浪費する。 名詞、廃棄物、廃棄。浪費、無駄使い。 形容詞、廃棄物の。荒廃した。

basket[スキト]=名詞、かご、バスケット、ざる。

sociable[ウシャブル]=形容詞、社交的な、交際好きな。愛嬌のある。打ち解けた。

trash[シュ]=名詞、ごみ、くず。

 

Its job is to see that trash gets picked up.

その仕事は、ゴミを拾われるのを見ることです。

 

This weak robot approaches the trash and circles around it helplessly, waiting for someone’s assistance.

この弱いロボットはゴミに近づき、誰かの助けを待ちながら、その周りをどうすることもできずにぐるぐる回ります。

This weak robot」がこの文の主語で、「approaches」と「circles」がこの主語の動詞である。

approach[アプウチ]=動詞、~に近づく、近寄る、接近する。近づく、接近する。

circle[ークル]=動詞、回る、回転する、旋回する。~を丸で囲む、取り囲む。 名詞、円、円周。円形のもの。輪。円陣。

around[ウンド]=前置詞、~の周囲[//]。副詞、周囲に、周りに。まわって、ぐるぐると。

helplessly[ルプレスリ]=副詞、頼るものもなく、どうしようもなく。どうすることもできず、無力で。

waiting for someone’s assistance = 誰かの助けを待ちながら。「付帯状況」を表す分詞構文の用法。「~しながら」と訳す。

assistance[スタンス]=名詞、手伝い、助力、援助。

 

When people come along and see the robot moving its body as if asking for help, they usually pick up the trash and place it in the basket.

人がやってきて、助けを求めるように体を動かすロボットを見ると、やってきた人はたいていゴミを拾ってゴミ箱に入れます。

come along = やってくる。一緒に来る、同行する。

see + O + -ing = Oが~しているのを見る。   「~している」一部始終だけを「見る」ということ。

see + O + 動詞の原形 = Oが~するのをみる。 「~する」のを最初から最後まで「みる」ということ。

as if ~ = まるで~のように。

ask for~ = ~を求める。

pick A up/pick up A = Aを拾い上げる。Aを車で迎えに行く、Aを乗せる。Aを見つけ出す。 Aが代名詞の時にはpick A upの語順でしか使わない。

place[イス]= 動詞、~を置く。配置する。 名詞、場所。空間。 

 

STB bows, as if to say, “Thanks!”

(すると、)まるで「ありがとう!」と言うかのようにSTBはお辞儀をします。

bow[]=動詞、腰をかがめる、お辞儀をする。~をかがめる。~を下げる、垂れる。 名詞、お辞儀。

 

In the conventional way of thinking, a room cleaner that gets tangled up in a cord, or a machine that cannot pick up the trash by itself, is weak or maybe defective.

従来の考え方では、コードが絡まるルームクリーナーや、自力でゴミを回収できない機械は、弱点、あるいは欠陥があるかもしれないものである。

conventional[コンヴェンショナル]=形容詞、社会的慣習による。従来の、型にはまった。

defective[ディフェクティヴ]=名詞、欠点のある、欠陥のある、不完全な。

 

A or B is C or D.」という文章構成になっている。「ABCDである」

 

But from Okada’s point of view, this weakness draws out our cooperative spirit.

しかし、岡田氏の視点では、こうした弱点こそが私たちの協調性を引き出すのです。

point of view = 視点。

draw out = ~を引き出す。~を引き抜く。

cooperative[コウポレイティヴ]=形容詞、協力的な、協調的な。組合の、消費組合の。 名詞、(生活)協同組合。

spirit[リト]=名詞、霊魂、幽霊、亡霊。魂、精神。心。霊、神霊。気分、心持。勇気、元気。

 

Far from being dehumanizing, working with a robot like STB can make us more human.

STBのようなロボットと一緒に働くことは、人間性を奪うどころか、むしろ私たちをより人間らしくしてくれます。

far from~ = 決して~でない。~から遠くに、~から離れて。

far from -ing = ~するどころか、~するどころでない。

dehumanize[ディーヒューマナイズ]=動詞、~の人間性を奪う、~を非人間化する。

 

working with a robot like STB = この文の主語

make O C = OCにする。

 

 

Section3

“OK,” you may say, “but how about the human-AI interactions we already enjoy?

「なるほど」とあなたは言うかもしれません。「でも、私たちが既に享受している人間とAIのやり取りはどうでしょう?

how about ~ =~はどうですか?/~しませんか? 提案や誘いの意味として使う。 似たものとして「what about~ =」があるが、こちらは問題提起の意味で使うものなので異なる。

interaction[インタクション]=動詞、相互作用、交流、相互の影響。

 

I can talk to my smartphone.

私はスマートフォンに話しかけることができます。

 

I ask her a question. She answers. We communicate.”

私が彼女(=スマートフォン)に質問すると、彼女は答えてくれます。私たちはコミュニケーションをとっているのです。」

communicate[ミューニケイト]=動詞、意思疎通をする、通じ合う、理解し合う。~を伝達する。

 

But is that really communication?

しかし、それは本当にコミュニケーションなのでしょうか?

 

How often does your smartphone call you up?

どれくらいの頻度でスマートフォンはあなたに呼びかけるのでしょうか?

 

Okada wants us to think of a more intimate human-robot relationship.

岡田氏は、より親密な人間とロボットの関係について考えてほしいと思っています。

want to do = 人に~してほしい。

intimate[ンティメト]=形容詞、親密な、懇意な。親密で、懇意にして。一身上の、個人的な。

relationship[イションシップ]=名詞、関係、結びつき。関連、関係。

 

Real communication is not a matter of me talking to you and you talking to me, but rather a case of us communicating with one another.

真のコミュニケーションとは、私があなたに話しかけてあなたが私に話しかけるということではなく、むしろ私たちが互いにコミュニケーションをとることなのです。

matter[]=名詞、問題。事、事柄。物質、物体。

not A but rather B = Aでなく、むしろB

a matter of me talking to you and you talking to me = talkingの前のmeyouがそれぞれtalkingの意味上の主語。

of=前置詞、~の。 A of B=BAABと訳したほうが自然な時もある。

a case of us communicating with one another = communicatingの前のuscommunicatingの意味上の主語。

one another = お互い(に/を)。

 

Is this sort of communication possible between humans and robots?

Perhaps.

この種のコミュニケーションは、人間とロボットの間で可能でしょうか? おそらく可能です。

※文法構成:「V S C (M)v=Is S= this sort of communication C=possible。 「between humans and robots」は前置詞句となるのでM(修飾語)。

sort[ート]=名詞、種類。人、もの。 動詞、~を分類する、区分する。

perhaps[パァプス]=副詞、ひょっとすると、たぶん、もしかすると。

 

Think of babies.

赤ちゃんのことを考えてみてください。

 

Babies cry for milk.

赤ちゃんはミルクを求めて泣きます。

 

They show their satisfaction by becoming quiet.

静かになることで満足したことを示します。

satisfaction[サティスファクション]=名詞、満足(感)。満足すること。満足させること。

quiet [イエト]=副詞、静かな、穏やかな。

 

Parents learn to listen to the way their baby cries and watch their baby’s reactions.

親は赤ちゃんの泣き方を聞くことと、赤ちゃんの反応を観察することを学びます。

 

Although no words are exchanged, a real form of communication exists between them.

言葉は交わされませんが、コミュニケーションの真の形が彼らの間に存在します。

although[オール]=接続詞、~だけれども、~だが。しかし。

exchange[エクスチェインヂ]=名詞、交換。交流。両替、為替。 動詞、~を交換する、取り換える。両替する。

exist[イグスト]=動詞、存在する、現存する。生きている。

 

Rasing an infant involves interaction.

乳児を育てることは、相互作用を伴います。

raise[イズ]=動詞、~を上げる、持ち上げる、上昇させる。~を育てる。

infant[ンファント]=名詞、幼児、小児。未成年者。

involve[インヴァルヴ]=動詞、~を巻きこむ。~を関係させる。~を伴う。

 

The baby is cared for and gets the milk that it wants.

赤ちゃんは世話をされ、欲しがるミルクを手に入れます。

care for~ = ~の世話をする。

that=関係代名詞。  「that it wants」が「the milk(先行詞)」を説明(修飾)している。

it=the baby

 

The parents experience joy in looking after the child.

子供の世話をするときに、親は喜びを感じます。

experience[イクスリアンス]= 動詞、~を経験する、体験する。  名詞、経験、体験。

in +動名詞(-ing = ~するときに、する際に。

look after~ = ~の世話をする。

 

The baby’s helplessness and weakness draw out the parents’ love and support.

赤ちゃんの無力さと弱さは、親の愛情と支援を引き出す。

helpness[ルプラスネス]=副詞、どうすることもできないこと、無力。

draw out = ~を引き出す。~を引き抜く。

 

Could this natural form of communication also take place between humans and robots?

このような自然なコミュニケーションの形は、人間とロボットの間にも起こり得るのだろうか?

could=canの過去形。可能性を表している。

take place = 行われる。起こる。

 

Okada is looking at how such a coexistence might occur.

岡田氏は、そのような共存がどのように起こるのかを研究しています。

look at~ = ~を見る。

how=関係副詞。先行詞に「the way」を含んでいる。howthe wayに置き換えてもよいが、「the way how」と書くことはないので注意。一方、関係副詞whyは「the reason why」と書いてもよい。

coexistence[グジスタンス]=名詞、存在、実在。生存。生活。

might=助動詞、mayの過去形。~かもしれない。 mayの「かもしれない」は50%程度の可能性で、might30%程度。

occur[カ―]=動詞、起こる、生じる、発生する。浮かぶ、思い出される。

 

In order to explore this possibility, Okada and his colleague made mako-no-te, a small one-armed robot which can walk.

この可能性を探究するため、岡田氏と同僚は、歩行可能な小型片腕ロボット「まこの手」を開発しました。

in order to do~ = ~するために。

explore[クスプ]=動詞、~を探索する、探検する。~を探究する、調査する。探索する。調査する。

possibility[シビリティ]=あり得ること、可能性。可能なこと、ありそうなこと。

colleague[リーグ]=名詞、同僚。

 

When walking hand-in-hand, the robot gives you cues, adjusting the direction and speed by pulling your hand with its arm.

手をつないで歩くと、ロボットはその腕で手を引っ張ることによって合図を送り、方向と速度を調整します。

walking = 分詞構文。現在分詞(-ing)にすることで接続詞や主語を省略する用法。接続詞は省略せずに書くこともある。主語を省略する場合は、もう一方の文節の主語と同じ場合が基本だが、この文では「the robot」が省略されている。もしも違う場合にはちゃんと主語を書く必要がある。

hand-in-hand = 手をつないで、協力して、密接に関連して。

cue[キュ]=名詞、きっかけ、手掛かり、合図、キュー。 動詞、~にきっかけを与える。~に行動開始の指示を与える。

adjust[ヂャスト]=動詞、~を調節する、合わせる。~を調整する。順応する。

direction[ディクション]=名詞、名詞、方向、方角、方位。傾向、動向。指揮、指導、監督。指示、指図。

by=前置詞、~によって。 by+動名詞 = ~することによって。 前置詞の後には名詞(句)がくるので、動名詞(pulling)になっている。

pull[]=動詞、~を引く。~を引っぱっていく。引く。引っぱる。

 

You infer the robot’s intentions.

人間はロボットの意図を推測する。

infer[インファ]=動詞、~を推論する、~を推断する。~を推測する。

intention[インンション]=名詞、意図、意向。目的。

 

Apparently, just walking with the robot helps you build an interpersonal relationship with it.

見たところ、ロボットと一緒に歩くだけで、ロボットとの人間的な関係が築かれるようです。

apparently[ラントリ]=副詞、見たところ。明白に、あきらかに

help O (to) 動詞の原形 = Oが~するのを助ける。Oが~するのに役立つ。

interpersonal[インターソナル]=形容詞、人間相互間の、対人関係の。

walking with the robot」がこの文章の主語。

 

A kind of natural form of communication seems to be taking place between the human and the robot.

ある種の自然なコミュニケーションの形が、人間とロボットの間に生じているように思われます。

seem[ーム]=動詞、(主観的に見て)~に見える。~に思われる。~らしい。

seem to do = ~するようだ、~するらしい、~するように見える、思われる。

take place = 行われる。起こる。

 

 

Section4

Okada’s concept of weak robots is not just of theoretical interest; it may have a practical implication.

「弱いロボット」という岡田氏のコンセプトは、単なる理論的な興味にとどまらず、実用的な意味も持ち合わせているかもしれません。

concept[ンセプト]=名詞、構想、発想、コンセプト。概念。

theoretical[スィーアレティカル]=形容詞、理論(上)の、学理的な。理論上にのみ存在する、仮定上の。

interest[ントレスト]= 名詞、興味、関心。 動詞、~に興味を持たせる、関心を持たせる。 

practical[クティカル]=形容詞、実際的な、実践的な。現実的な、手際のよい。実用的な。実質上の。

implication[インプリイション]=名詞、含み、包含、含蓄、裏(言外)での意味。連座、密接な関係。

 

One of the main concerns in present-day Japan is the rapid growth of its aging population, an increase which means more and more care workers are needed.

現代日本における主要な関心事の一つは、高齢化している人口の急速な増加であり、その増加でますます多くの介護職員が必要とされます。

concern[コンーン]=名詞、関心ごと、重要なこと。関係。関心、気遣い、配慮。 動詞、~に関係している、~に関わる。  be concerned about~ = ~について心配している。

present[ズント]= 形容詞、現在の。 動詞、~を贈る、贈呈する。~を提出する。 名詞、贈り物、プレゼント。現在。 

rapid[ピド]=形容詞、速い、急な、迅速な。すばやい、敏速な。

growth[ウス]=名詞、成長、生育。発展、発達。増大、増加。

aging=ageの現在分詞

age[イヂ]=動詞、歳をとる、老ける、古くなる。 名詞、時代。年齢。

increase[インクース]=名詞、増加、増大。 動詞、~を増やす、増加させる。増える、増加する。

more and more~ = ますます(多くの)~。

which=関係代名詞。  「which can work independently of human beings」が「autonomous robots(先行詞)」を説明(修飾)している。

 

In reality, however, caregivers are in desperately short supply.

しかしながら現実には、介護をする人は深刻な不足状態にあります。

caregiver[アギヴァー]=名詞、世話をする人、介護者。

desperately[スプラリ]=副詞、必死になって。絶望的に。やけになって。

supply[サプ]=名詞、供給、配給。供給品。 動詞、~を供給する、与える。

in short supply = 不足して、品薄で。供給不足で。

 

As part of the solution to the problem, the government and private sectors are introducing care robots in nursing homes.

この問題解決の一環として、政府と民間企業は老人ホームに介護ロボットを導入しています。

private sector = 民間部門、民間セクター(政府や地方自治体などの公的部門(第1セクター)を除いた、企業、民間金融機関など)。

private[イヴェト]=形容詞、私的な、個人の。内密の。秘密の。私立の、民間の。非公開の、非公式の。

sector[クタ]=名詞、部門、活動分野、セクター。

introduce[イントロデュース]=動詞、~を紹介する。~を売り出す。~を導入する。

 

Here are a few examples of robots at work.

働いているロボットの例をいくつかご紹介します。

 

One is a back support device which is designed to assist caregivers when they lift and move patients.

一つは、介護者が患者を持ち上げたり移動させたりする際に、介護者を補助するように設計された腰部サポート装置です。

device[ディヴァイス]=名詞、装置、機器。工夫。図案、意匠。

assist[スト]=動詞、~を手伝う、援助する。 名詞、援助。

lift[フト]=動詞、~を持ちあげる。~を上げる。

patient[イシェント]=名詞、患者、病人。 形容詞、忍耐強い、我慢強い。

 

Another type of robot provides services such as bringing tea.

もう一つのタイプのロボットは、お茶を持ってくるなどのサービスを提供します。

provide[プロヴァイド]=動詞、~を供給する。~を提供する、与える。

A such as B = BのようなA。  such=形容詞、そのような、そんな。  as=前置詞、~のような。

 

These robots satisfy practical needs, easing the burden of caregivers.

これらのロボットは、介護者の負担を軽減し、実用的なニーズを満たします。

satisfy[ティスファイ]=動詞、~を満足させる。

needs=名詞、ニーズ、必要性。

ease[ーズ]=動詞、=を楽にさせる、安心させる。=を和らげる、軽くする、緩和する。~を取り除く。和らぐ、ゆるむ。 名詞、楽、安楽。気楽。困難のないこと、容易さ。

easing~ = 分詞構文。主語と接続詞を省略する用法。

burden[ードン]=名詞、荷、重い荷物。負担、負荷、苦しみ。 動詞、~を負わせる。~を負担させる。

 

But there are other types of robots whose main function is to provide companionship and make the environment more friendly and livable.

しかし、主な機能が交流を提供することと、環境をより友好的で住みやすいものにすることであるタイプのロボットもいます。

function [ファンクション]=名詞、機能、働き、作用。職務、職能。

companionship[ンパニャンシプ]=名詞、仲間づきあい、交わり、交際、友情。

environment[インヴァイロメント]=名詞、環境。

friendly[ンドリ]=形容詞、友好的な、好意的な。親しい。役に立つ。 副詞、友好的に。

livable[ヴァブル]=形容詞、住むのに適する、住むのによい。生きがいのある。一緒に暮らしていける。

 

whose=所有格の関係代名詞。関係代名詞なので先行詞を修飾するのは同じだが訳し方が少々特殊。「A whose B~」とある場合、「ABが~であるA」みたいな訳し方となる。「whose ~」が「other types of robots(先行詞)」を修飾(説明)している。

 

A robot baby seal is an example.

アザラシの赤ちゃんを模したロボットがその例です。

seal[ール]=名詞、アザラシ、アシカ、オットセイ。

 

Not only does it give comfort to the elderly, but it also gives a sense of security.

このロボットは、高齢者に快適さを与えるだけでなく、安心感も与えます。

not only A but (also) B = AだけでなくBも。

comfort[カンフォト]= 名詞、快適、楽。慰め。 動詞、~を慰める、慰めて元気づける。~を楽にする。 

elderly[ルダリ]=形容詞、年配の、初老の。「the elderly」で「高齢者たち」。

sense[ンス]=名詞、センス、感覚。思慮、分別、良識。

security[シキュリティ]=名詞、安全、無事。安心。安定、保証。担保。

 

Perhaps it is in this area that Okada’s weak robots have the greatest potential for application.

岡田氏の弱いロボットが、応用できる最も大きな可能性を秘めているのは、おそらくこの分野でしょう。

perhaps[パァプス]=副詞、ひょっとすると、たぶん、もしかすると。

it is A that ~. = ~はAである。まさにAこそが~である。 強調構文。「A」の部分を強調する。「A」の部分には、主語・目的語・副詞(句/節)のどれかである。よって形容詞が強調されることはない。

potential[ンシャル]=形容詞、可能性のある、見込みのある、潜在的な。

application[アプリイション]=名詞、適用、応用。適用性、応用性。出願。願書、申込書。

 

Professor Okada and his team want us to think of robots as our companions.

岡田教授と彼のチームは、私たちにロボットのことを仲間として考えてほしいと思っています。

want to 動詞の原形 = 人に~してほしい。

company[ムパニ]=名詞、会社。仲間。交際。

 

They are pointing the way to a future in which people and robots can exist in harmony, learn to treat one another with respect, and, just possibly, enjoy one another’s company.

彼らは、人間とロボットが調和して共存し、互いに敬意を払うことを学び、そしてもしかしたら、互いの交流を楽しめる未来への道筋を示しています。

point[イント]=動詞、~を向ける。~をとがらす、鋭くする。指さす、示す。 名詞、点。箇所。特徴となる点。先、先端。

point A to B = ABに向ける。

point the way to ~ = ~への道を示す。~への方向性を示す。

exist[イグスト]=動詞、存在する、現存する。生きている。

harmony[ーモニイ]=名詞、調和、一致。和声、ハーモニー。

in harmony (with~) =(~と)調和して。

treat[ート]=動詞、~を扱う、取り扱う。~を治療する。~を処理する。 名詞、おごること、施し(ほどこし)。

one another = お互い(に/を)。

treat one another with respect = 敬意をもってお互いを扱う。互いに敬意を払う。

 

a future in which people and robots can = 「人間とロボットが~できる未来」。前置詞+関係代名詞の用法。先行詞の「a future」を修飾(説明)している。

関係代名詞を使わずに並べ替えて文章を作るのなら、「people and robots canin a future.」となる。

なので、「a future which people and robots canin.」と並び変えることも可能。この場合にはwhichthat

に書き換えてもよい。

一方、「in that」とはできないので注意。「前置詞+that」の用法はない。

 

 

 

-クラウン 高校3年