下線太字=和訳、赤字=解説
目次
Part1
ケンタ:こちらが日本で最初のオリンピック優勝者、織田幹夫です。
champion[チャンピオン]=名詞、優勝者、選手権保持者。
キング先生:私は彼について聞いたことがありません。
hear of~ = ~について聞く
hear[ヒァ]=動詞、~を聞く、~が聞こえる。
ケンタ:彼は1928年に金メダルを勝ち取った陸上競技選手でした。
the track and field athlete=陸上競技選手
athlete[アスリート]=名詞、運動選手。
who[フー]=関係代名詞。 人+who+動詞~=~する人。 whoの前を先行詞と呼び、先行詞を修飾(説明)する用法である。「who a gold medal in 1928」が「the track and field athlete(先行詞)」を修飾(説明)している。
won[ワン]=winの過去形。 win[ウイン]=動詞、勝つ。勝ち取る。
gold[ゴウルド]=形容詞、金の、金製の。金色の。名詞、金。
medal[メドル]=名詞、メダル、勲章。
キング先生:彼は何の競技で勝ったのですか?
event[イヴェント]=名詞、出来事、事件、行事。(競技などの)種目。
ケンタ:彼は三段跳びで勝ちました。
triple[トリプル]=形容詞、三連続の。3つ組の、3個から構成される。3倍の。
そのとき、その競技は「ホップ・ステップ・ジャンプ」と呼ばれました。
at that time=その時。
call O C= OをCと呼ぶ。 受動態:S be called C = SはCと呼ばれる。
それは長すぎると彼は感じました。
feel (that) 主語+動詞~=~だと感じる。feelの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。
なので、彼はそれを「三段跳び」と呼び始めました。
began[ビギャン]=begin[ビギン]の過去形。
begin to do=~し始める。
call O C= OをCと呼ぶ。
キング先生:面白いですね!
ケンタ:彼は「日本の陸上競技の父」と呼ばれました。
S be called C = SはCと呼ばれる。
キング先生:私は学校で「ゴールデンガール」と呼ばれた運動選手について学びました。
who=関係代名詞。
an athlete who was called the “Golden Girl”=「who was called the “Golden Girl”」が「an athlete(先行詞)」を説明(修飾)している。
彼女の名前はベティ・カスバートです。
彼女はオリンピックで4つの金メダルを勝ち取りました。
Part2
メイ:見てください!アメリカンフットボール選手の写真がたくさん載っている雑誌を私は持っています。
which[ウイチ]=関係代名詞。 もの+which+動詞~=~するもの。 whichの前を先行詞と呼び、先行詞を修飾(説明)する用法である。「which has many photos of American football players」が「a magazine(先行詞)」を修飾(説明)している。
ケンタ:私に見せてください!
let+O+動詞の原形=Oに~させる。 let[レトゥ]
have a look=見る。
「NFLで初めての女性運動競技トレーナー」と、それには書いてあります。
say[セイ]=動詞、~と言う。~と書いてある。 主語が人ではなく雑誌なので、「(雑誌に)~と書いてある。」と訳すとよい。
NFL=(National Football League)、全米フットボール連盟。
female[フィーメイル]=形容詞、女性の、女の。名詞、女性、女。
athletic[アスレティク]=形容詞、運動競技の。
それはどういう意味なのでしょうか?
mean[ミーン]=動詞、~を意味する、~の意味を表す。
メイ:それは磯有理子についてですね。彼女はNFLで最初の女性だっただけでなく、最初の日本人運動競技トレーナーでもありました。
not only A but also B = AだけでなくBも。 「not just A but also B」も同じ意味。
trainer[トレイナ]=名詞、トレーナー、訓練者、調教師
ケンタ:それはすばらしいですね。彼女は現在何をしているのですか?
terrific[テリフィク]=形容詞、すばらしい、すてきな。すごい。
メイ:彼女は今、ある大学チームの運動競技のヘッドトレーナーです。
university[ユーニヴァーシティ]=名詞、大学。
ケンタ:それは大変な仕事そうですね。
sound[サウンドゥ]=動詞、~に聞こえる、~に思われる。
like[ライク]=前置詞、~のような、~のように。形容詞、同様な、類似の。
メイ:この記事によると、彼女は負傷した選手を元気づける方法でコミュニケーションをとれるということです。
according to~=~によると。 according[アコーディング]
article[アーティクル]=名詞、記事。
communicate[コミューニケイト]=動詞、意思疎通をする、通じ合う、理解し合う。~を伝達する。
way[ウエイ]=名詞、方法。道。
which=関係代名詞。
a way which cheers up injured player=「which cheers up injured player」が「a way(先行詞)」を説明(修飾)している。
cheer up=~を元気づける。励ます。
cheer[チア]=動詞、~を元気づける、励ます。名詞、声援。喝采(かっさい)、歓声。
injured[インヂャド]=形容詞、負傷した、ケガをした。
Part3
高梨沙羅は日本の上位スキージャンプ選手の一人です。
彼女は多くの記録を破ってきました。
broken[ブロウクン]=breakの過去形。 break[ブレイク]=動詞、~を壊す、破壊する。壊れる。
have broken=~を破ってきた。現在完了の継続の用法で使われている。break-broke-broken
record[レコード]=名詞、記録。登録。最高記録、レコード。
break a record=記録を破る、記録を更新する、記録を塗り替える。
2011年に、14歳のときに彼女は公式国際競技で優勝しました。
official[オフィシャル]=形容詞、公式の、公認の。公式的な。職務上の。公務上の。名詞、公務員。役員。
international[インタナショナル]=形容詞、国際的な、国際の。
competition[コンペティション]=名詞、競争。試合。競争相手。
2018年に、彼女はFISスキージャンプワールドカップで最多勝利の史上最高記録を打ち立てました。
set[セト]=動詞、置く、設置する。~を設ける。~を設定する。
all-time=形容詞、これまでで最高の。前代未聞の。
all-time record=史上最高記録。
victory[ヴィクトリ]=名詞、勝利。
FIS=国際スキー連盟
高梨さんは小学生の頃からずっと英語を勉強しています。
have been studying= (過去から現在までずっと)~勉強している。現在完了進行形。過去から現在までしていて、現在もまだしているという「現在完了+現在進行形」という表現。
「英語はプロの運動選手として私が必要とする道具です。
that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。
a tool that I need as a professional athlete =「that I need as a professional athlete」が「a tool(先行詞)」を説明(修飾)している。
① 人/もの+that+V ~ =Vする人/もの。
② 人/もの+(that)+S V ~ =SがVする人/もの。
① のthatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。
② のthatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。
たとえば、運動選手はインタビューのために英語を使わなければなりません。」と彼女は言います。
have to 動詞の原形=~しなければならない。~する必要がある。
for[フォーァ]=前置詞、~のために、~のための。~の間(期間)。不特定の期間を表すときに使われる。
「私たちの周りの人たちは多くの異なる言語で話します。
around[アラウンド]= 前置詞、~の周囲の、~の周囲に。副詞、周囲に、周りに。まわって、ぐるぐると。副詞、およそ、約。周囲に、周りに。まわって。
different[ディファレントゥ]=形容詞、異なった、違った。さまざまな、いろいろな、種々の。
英語を話せるということは私に自信を与えます。
Being able to speak English=英語を話せるということ。この6語がこの文章の主語である。
be able to=~できる。toの後には動詞の原形が来る。
「give 人 モノ」もしくは「give モノ to 人」= 人にものを与える。
confidence[カンフィデンス]=名詞、自信。信用。信頼。確信。
これは私が演技に集中することを助けてくれます。」と、彼女はまた言います。
help+A+不定詞=Aが~するのを手伝う。助ける。 「help+A+動詞の原形」でも同じ意味。
concentrate[カンセントレイト]=動詞、集中する。~を集める。
concentrate on~=~に集中する。
performance[パフォーマンス]=名詞、演技、パフォーマンス。
彼女は自分の例で年下のジャンプ競技選手たちを勇気づけたいと思っています。
want to 動詞の原形 = ~したい。
encourage[インカーリヂ]=動詞、~を勇気づける。~を励ます、元気づける。
younger[ヤンガァ]=young[ヤング]の比較級。
with[ウイズ]=前置詞、(手段)~で。~とともに、~と一緒に、~を連れて。~を持って。
彼女はスキージャンプを日本でもっと人気のあるものにしたいといつも思っています。
make O C=OをCにする。
popular[ポピュラ]=形容詞、人気のある、評判の良い。
関係代名詞について簡単に解説
関係代名詞thatについて
thatは先行詞が人でもモノ・コト(人以外のもの)でも使うことができる便利な関係代名詞。※先行詞は関係代名詞の直前にある名詞(句)のことで、関係代名詞以下の部分によって修飾(説明)されるもの。
① 人/もの+that+V ~ =Vする人/もの。
② 人/もの+(that)+S V ~ =SがVする人/もの。
※S=主語。V=動詞。
① のthatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。
② のthatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。
関係代名詞whoについて
whoは先行詞が人の場合にしか使えず、そのうえ①の主格の用法でしか使えない。
人+who+動詞~=~する人。 (主格)
関係代名詞whichについて
whichは先行詞がモノ・コト(人以外のもの)の場合にしか使えないが、①②の主格・目的格の両方の用法で使える。
そして②の場合はthatと同様に省略可能。
もの+which+動詞~=~するもの。 (主格)
もの+(which)+S V ~ =SがVするもの。 (目的格)