Here We Go(ヒアウィーゴー) 中学3年

Here We Go(ヒアウィーゴー)【2025年度版】 中学3年 Unit3 (Lessons From Hiroshima) 和訳・解説

タイトル:広島からの授業

下線=和訳赤字=解説

目次

Part1

Ms. Nishimura:

ニシムラさん:

 

This is the Atomic Bomb Dome.

こちらが原爆ドームです。

atomic[ミク]=形容詞、原子の。原子力の。原子爆弾の。極めて小さい。

bomb[]=名詞、爆弾。 動詞、~を爆撃する。

dome[ウム]=名詞、ドーム。丸屋根状のもの。

 

The world’s first atomic bomb was dropped near here at 8:15 a.m. on August 6, 1945.

1945年、86日、午前815分に世界初の原爆がこの近くに落とされました。

drop[]=動詞、~を落とす。~をたらす、こぼす。落ちる。しずくがたれる。 名詞、しずく。

was dropped=受け身(受動態)の過去形。過去形にする場合はbe動詞の部分を過去形にする。「落とされた」

 

The dome has been like this for about 80 years.

このドームは約80年間このような状態でいます。

have been = ~になっていた。~になった。have+過去分詞で現在完了。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここは「継続」の用法。

like[イク]=前置詞、~のような、~のように。形容詞、同様な、類似の。

 

It reminds us of the horrors of the atomic bomb.

それは私たちに原爆の怖さを思い出させます。

remind[インド]=動詞、~に思い出させる。

remind A of B = ABを思い出させる。

horror[ーラァ]=名詞、恐怖。恐ろしいもの。嫌悪。

 

It’s also a reminder of our mission to work for peace.

それはまた、平和への取り組みという私たちの使命を思い出させるものでもあります。

reminder[マインダァ]=名詞、思い出させるもの、思い出させる人。(思い出させる)注意、合図。

mission[ション]=名詞、使命、任務、役目。

 

Ms. Nishimura: Does anyone have any questions?

ニシムラさん:だれか何か質問はありますか?

anyone[ニワン]=代名詞、(肯定文で)だれでも、どんな人でも。(疑問文で)だれか。(否定文で)だれも(~ない)。

 

Tina: How long have you been a peace volunteer?

ティナ:どのくらいの期間あなたはピースボランティアをやっているのですか?

How long~? = どのくらい~? 時間や物の長さを尋ねる時に使う。距離の長さは「How far~?

 

Ms. Nishimura: I’ve been a volunteer since 2000.

ニシムラさん:私は2000年からボランティアをやっています。

have been =~になっていた。~になった。現在完了で用法は「継続」。 「I’ve=I have

since[ンス]=接続詞または前置詞、~から、~以来。

 

Tina: That’s a long time!

ティナ:それは長いですね!

 

 

Part2

Kota: Why did you become a volunteer?

コウタ:なぜあなたはボランティアになったのですか?

 

Ms. Nishimura: When my daughter was a child, she often asked me questions about the peace monuments, but I couldn’t answer.

ニシムラさん:私の娘が子供のころ、彼女はよく私に平和記念碑についての質問を尋ねましたが、私は答えることができませんでした。

daughter[ータァ]=名詞、娘。

peace[ース]=名詞、平和。平穏。

monument[ニュメント]=名詞、記念碑、記念建造物。遺跡、遺物。

could[]=can[]の過去形。

 

I realized that I didn’t know much about the atomic bomb.

私は原爆についてあまり知らないことに気づきました。

realize[ーァライズ]=動詞、(頭で考えて)~に気づく。(事実など)~を理解する、悟る。

realize (that) 主語+動詞~=~だと気づく。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。この文で使われているthatは接続詞ではなく代名詞。

 

So I wanted to learn about the bombing.

なので、私は原爆について学びたかったのです。

so[]= 副詞、そのように。そう。とても。 接続詞、なので。

want to 動詞の原形 = ~したい。

 

I was determined to tell people, especially young people, about these tragic events.

人々に、特に若い人たちに、これらの悲惨な出来事について伝えることを決めました。

determined[ディーミンド]=形容詞、固く決心して。決意した、決然とした、断固とした。

determine[ディーミン]=動詞、~を決定する、決心する。 determine A to do=Aに~することを決心させる。

be determined to 動詞の原形 = ~することを決心している。

especially[エスシャリ]=副詞、特に、特別に。

tragic[ヂク]=形容詞、悲劇の、悲劇的な。悲惨な、

event[ヴェント]=名詞、出来事、事件、行事。(競技などの)種目。

 

Young people must learn about these events to create a better world.

若い人たちはよりよい世界を作るためにこれらの出来事を学ばなければなりません。

create[クリイト]=動詞、~を創作する、創造する、作り出す。

 

On the Shinkansen:

新幹線で:

 

Tina: I’ve been thinking about our trip to Hiroshima.

ティナ:広島への修学旅行についてずっと考えています。

have been thinking= (過去から現在までずっと)考えている、考え続けている。現在完了進行形。過去から現在までしていて、現在もまだしているという「現在完了+現在進行形」という表現。

 

Kota: Me, too. What can we do to promote peace in the world?

コウタ:私もです。世界平和を促進するために私たちは何ができるでしょうか?

promote[プロウト]=動詞、~を促進する。~を昇進させる。

 

 

Part3

Kota’s writing a report:

コウタがレポートを書いている:

report[ート]= 名詞、報告。  動詞、報告する、レポートする。

 

Our trip to Hiroshima was a valuable experience for me.

広島への修学旅行は私にとって価値のある経験でした。

valuable[ヴァリュァブル]=形容詞、高価な、貴重な、価値のある。貴重で、役立って。

experience[イクスリアンス]= 動詞、~を経験する、体験する。  名詞、経験、体験。

 

Before our trip, our teacher told us what to see in Hiroshima: the Atomic Bomb Dome.

旅行前に、先生は広島で何を見るべきかを私たちに教えてくれました。原爆ドームです。

what to see=「何を見るべきか/何を見たらよいか/見るべきもの」などと訳す。

 

There I met a peace volunteer.

私はそこでピースボランティアの人に出会いました。

thereア]=副詞、そこで、そこに、そこへ。名詞、そこ、あそこ。

met[]=meet[ート]の過去形。

 

Though she wasn’t a victim of the atomic bomb, she learned about the victims.

彼女は原爆の犠牲者ではありませんでしたが、彼女は被爆者について学んでいました。

though[ズォ]=接続詞、~だけれども、~だが。しかし。 副詞、でも、けれども。

althoughと違って副詞として使われることもあるので注意!

victim[ヴィクティム]=名詞、犠牲、犠牲者、被害者。

of=前置詞、~の。

A of B=BAABと訳したほうが自然な時もある。

 

The survivors of the atomic bomb are getting older year by year.

原爆の生き残り人たちは年々歳をとっています。

survivor[ヴァイヴァ]=名詞、生き残った人、生存者。

get + 比較級 = ますます~になる、より~になる。

year by year = 年々、年ごとに、年を追うごとに。

 

She thinks we should pass their words on to the next generation.

私たちが次の世代へ彼らの言葉を伝えるべきだと彼女は考えています。

think (that) 主語+動詞~=~だと思う。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。この文で使われているthatは接続詞ではなく代名詞。

should[シュ]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。

pass[]=動詞、~渡す、回す。~を通り過ぎる。~を追い越す。~を渡る。通過する。追い越す。渡る。 名詞、パス、通行許可証。合格。

generation[ヂェネイション]=名詞、世代。同世代の人々。誘発、発生。

 

From her, I learned a lot about the war and tragic events of August 6, 1945.

彼女から、戦争と194586日の悲惨な出来事について多くのことを学びました。

 

She showed us how to work for world peace.

彼女は私たちに世界平和のための取り組み方を教えてくれました。

how to 動詞の原形=~する方法、~の仕方。どのようにして~するか。

 

It’s important for us to learn about the past and share it with others.

過去について学び、それを他の人たちと共有することが私たちにとって重要です。

it is A (for B) to 動詞の原形 = Bにとって)~するのはAである。

past[スト]=名詞、過去。過ぎ去ったこと、昔のこと。経歴。 形容詞、過去の、昔の。過ぎ去って、終わって。

share[シェ]=動詞、~を共有する、分担する。~を分ける、分配する。~を分け合う。 名詞、分け前。割り当て、負担。

with[]=前置詞、~とともに、~と一緒に、~を連れて。~を持って。(手段)~で。(材料)~で、~を使って。

others[ズァーズ]=otherの複数形、他人、他のもの。

 

 

Goal

Peace can’t be built by words alone.

平和は言葉だけでは実現できない。

built[ルト]=build[ルド]の過去分詞。 build[ルド](現在形)- built[ルト](過去形)- built[ルト](過去分詞)

alone[ウン]=形容詞、ただ一人で、孤独で。ただ~だけ。 副詞、一人で、孤独に。

 

I become a peace volunteer because of my daughter’s questions.

私は娘の質問のためにピースボランティアになりました。

because of = ~のせいで、~のために、~という理由で。

 

I was born and raised in Hiroshima, and I learned about the A-bombing at school.

私は広島で生まれて育てられ、そして学校で原爆投下について学びました。

born[ーン]=bear[]の過去分詞。

bear[]=動詞、~を産む。~に耐える、~を我慢する。~を帯びる。(恨みなど)~を抱く。

be born」のように受け身にして「生まれた」という使い方をする。

raised[イズド]=raise[イズ]の過去分詞。

raise[イズ]=動詞、~を上げる、持ち上げる、上昇させる。~を育てる。

be raised=受け身(受動態)、育てられた。

A-bomb(ing)=atomic bomb(ing)

 

However, when my daughter asked me some questions about it, I found that I couldn’t answer in my own words.

しかし、娘が原爆投下についていくつか質問を私に尋ねたとき、私は自分自身の言葉で答えられないことに気づきました。

found[ファウンド]=findの過去形。 find[ファインド]=動詞、~を見つける。~を見つけ出す、発見する。

find (that) 主語+動詞~=~だと気づく。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。この文で使われているthatは接続詞ではなく代名詞。

ownウン]=形容詞、自分自身の。

 

I decided to learn about the A-bombing of Hiroshima again.

私は再び広島での原爆投下について学ぶことを決めました。

 

I wanted to pass down my own words to younger people, such as my daughter.

私は自分自身の言葉で娘のようなより若い人たちに伝えていきたいと思いました。

pass[]=動詞、~渡す、回す。~を通り過ぎる。~を追い越す。~を渡る。通過する。追い越す。渡る。 名詞、パス、通行許可証。合格。

A such as B = BのようなA。  such[]=形容詞、そのような、そんな。  as=前置詞、~のような。

 

I am not an A-bomb survivor, so at first it was difficult for me to talk about the A-bombing without personal experience.

私は被爆者ではありませんので、最初は個人の経験なしで原爆投下について話すのは難しかったです。

so[]= 接続詞、なので。 副詞、そのように。そう。とても。 

at first=初めは、最初に。

it is A (for B) to 動詞の原形 = Bにとって)~するのはAである。

without[ウィズァウト]=前置詞、~なしで、~なしの。

personal[ーソナル]=形容詞、個人の、個人的な。

 

Then one day I learned about Mr. Floyd Schmoe.

それからある日、私はフロイド・シュモーさんについて学びました。

then[ズェ]=副詞、その時。それなら。それから。

 

He was an American, and he had no A-bomb experience, but he thought of the survivors and felt their pain as his own.

彼はアメリカ人で、被爆の経験はありませんでしたが、被爆者のことを考え、彼らの痛みを彼自身のものとして感じました。

thought[スォート]=thinkの過去形。

think of~ = ~のことを考える、~のことを思い浮かべる。

felt[フェルト]=feelの過去形。 feel[フィール]=動詞、~を感じる。

pain[イン]=名詞、痛み、苦痛。

 

He collected money and came to Hiroshima to help A-bomb survivors.

彼は被爆者を助けるためにお金を集めて広島にやって来ました。

collect[クト]=動詞、~を集める、収集する。 correct[クト](動詞、~を訂正する。形容詞、正しい)と紛らわしいので注意。発音も一応違う。

 

His action became a big inspiration for me.

彼の行動は私にとって大きな刺激になりました。

inspiration[インスピイション]=名詞、鼓舞、激励。刺激。霊感、インスピレーション。

 

I have been learning from him and acting as a peace volunteer since then.

それ以来、私は彼から学び続けてピースボランティアとして活動し続けています。

have been learning = (過去から現在までずっと)学んでいる、学び続けている。現在完了進行形。過去から現在までしていて、現在もまだしているという「現在完了+現在進行形」という表現。

 

I’d like to introduce his words to you ”Peace can’t be built by words alone.

Action must be taken.”

彼の言葉をあなたたちに紹介したいと思います―『平和は言葉だけでは実現できません。行動を起こさなければなりません。』

I’d = I would

would like to 動詞の原形 = ~したい。 「want to」より丁寧な言い方というだけで同じ意味。would likewantは「~がほしい」という意味である。

introduce[イントロデュース]=動詞、~を紹介する。~を売り出す。~を導入する。

introduce A to B = ABに紹介する。

take action = 行動を起こす。

 

 

 

-Here We Go(ヒアウィーゴー) 中学3年