下線=和訳、赤字=解説
目次
Part1 Scene1
Kate: Look at all this trash around our seats! Why do people leave it behind?
ケイト:私たちの席のまわりのこのゴミを見てください!どうしてみんなゴミを置き去りにするのでしょうか?
trash[トラシュ]=名詞、ごみ、くず。
leave[リーヴ]=動詞、~を残す。~を置き去りにする。~を去る。~を出発する。~のままにしておく。
behind[ビハインド]=前置詞、~の後ろに、~の裏に、~の陰に。~に遅れて。 副詞、後ろに。隠れて。遅れて。
Riku: Well, there are some trash cans near the exit, but they’re small and difficult to find.
リク:ええと、出口の近くにいくつかゴミ箱がありますが、それらは小さくて見つけるのに難しいです。
exit[エグジト]=名詞、出口。出ていくこと、退出。
If I had some trash bags, I would pick up the trash.
もしゴミ袋を持っていたら、ゴミを拾うのになあ。
仮定法過去:「If+主語+過去形~, 主語+would(もしくはcouldなど)+動詞…。」=「もし~だったら、…するのになあ。」※couldだと「…できるのになあ。」
仮定法過去では、現実とは異なる仮定、もしくは実現する可能性が低い仮定を表す。過去形ではあるが、現在についての仮定であることに注意。
また、仮定法過去において「was」は使わず、代わりに「were」を使う。
would=willの過去形。 could=canの過去形。
Kate: Hey, I have a trash bag. Let’s clean up our area.
ケイト:ねえ、私がゴミ袋を持っています。私たちの場所を綺麗にしましょう。
Part1 Scene2
Riku: The stadium should get new trash cans.
リク:そのスタジアムは新しいゴミ箱を設置するべきです。
should[シュド]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。
If there were huge red trash cans, people would notice and use them.
もし巨大で赤いゴミ箱があれば、みんなそれに気づいて使うでしょう。
huge[ヒューヂ]=形容詞、巨大な、莫大な。大きい。
notice[ノウティス]=動詞、~に気がつく。名詞、通知。注意、注目。
Kate: That’s a good idea, but throwing away garbage should be fun, too.
ケイト:それはいいアイデアですが、ごみを捨てるということも楽しくあるべきです。
throw[スロウ]=動詞、~を投げる。投げる。 名詞、投球。
throw A away = Aを捨てる。itのような代名詞を使う時には、「throw away it」の語順にはしない。代名詞でなければawayの前でも後でもどちらにおいてもよい。「throw the pen away/throw away the pen」(そのペンを捨てる)
throwing away garbage = 動名詞、「ごみを捨てること」
garbage[ガァビヂ]=名詞、ゴミ、生ごみ、残飯。
Riku: Fun? Do you mean something like trash cans with basketball goals on them?
リク:楽しい?バスケットボールのゴールがついているゴミ箱のようなもののことをあなたは言っているのですか?
mean[ミーン]=動詞、~を意味する、~の意味を表す。~を(意味して)言う。
Kate: Yes, exactly. Actually, there is a cool trash can in Sweden.
ケイト:はい、まさしく。実際に、スウェーデンにすばらしいゴミ箱があります。
exactly[イグザクトリ]=副詞、そのとおり、まさしく。まさに。正確に、厳密に。
actually[アクチュァリィ]=副詞、実際に。実は。
When you drop trash in it, it makes a funny sound.
それにゴミを入れると、おもしろい音を出します。
drop[ドラプ]=動詞、~を落とす。~をたらす、こぼす。落ちる。しずくがたれる。 名詞、しずく。
It sounds like the trash is falling for a long time.
ゴミが長時間落ちているかのように聞こえます。
Part2 Scene1
Riku: My little sister never puts her toys away after she plays.
リク:私の妹は遊んだ後におもちゃの片づけをまったくしません。
put away~ = ~をしまう、片付ける。
It’s so annoying. I wish I had a cleaning robot.
とても悩んでいます。お掃除ロボットがあればなあ。
annoying[アノイイン]=形容詞、いらいらさせる、迷惑な、うるさい。
願望を表す仮定法過去:「I wish+主語+過去形~.」=「(もしも)~だったらなあ。」
現実に反する願望、もしくは実現する可能性が低い願望を表す。
過去形ではあるが、現在についての仮定であることに注意。
また、仮定法過去において「was」は使わず、代わりに「were」を使う。
would=willの過去形。 could=canの過去形。
Kate: Hmm. You should put cute labels on her toy boxes.
ケイト:うーん。かわいいラベルを彼女のおもちゃ箱に貼るべきです。
This will help her clean up.
これは彼女が片付ける手助けをするでしょう。
help + O + (to) 動詞の原形 = Oが~するのを助ける。Oが~するのに役立つ。
Riku: Good idea. Where did you learn that?
リク:いいアイデアです。あなたはどこでそれを学んだのですか?
Kate: From this book. It shows some fun ways to change people’s behavior.
ケイト:この本からです。それは人々の行動を変えるためのおもしろい方法を教えてくれます。
behavior[ビヘイヴャ]=名詞、ふるまい、行動。態度。
to change people’s behaviorがsome fun waysを説明している。(不定詞の形容詞的用法)
Part2 Scene2
What is “Nudge Theory”?
「ナッジ理論」とは何ですか?
theory[スィアリ]=名詞、理論。
Many people wish they could change their behavior, but it is often difficult.
多くの人々は、自分の行動を変えることができたらなあと思いますが、それはしばしば難しいです。
願望を表す仮定法過去:「I wish+主語+過去形~.」=「(もしも)~だったらなあ。」
現実に反する願望、もしくは実現する可能性が低い願望を表す。
Fun design can make it easier.
楽しいデザインはそれをより簡単にします。
make O C = OをCにする。
easier=easyの比較級。
There stairs look like a piano, and each step plays a note.
これらの階段はピアノのように見えて、それぞれの段が音を奏でます。
stairs[ステラズ]=名詞、階段。
look like~=~のように見える。
each[イーチ]=形容詞、それぞれの、各。副詞、それぞれ。
step[ステプ]=名詞、段、踏み段。階段。歩み。足取り。 動詞、一歩踏み出す。踏み込む。歩く。
note[ノウト]=名詞、音、調子、音色。記録。覚え書き、メモ。紙幣、お札。手形。 動詞、~を書き留める。~に注意する。
This design encourages us to make a healthier choice.
このデザインは私たちがより健康な選択をするよう促します。
encourage[インカーリヂ]=動詞、~を勇気づける。~を励ます、元気づける。
encourage A to do = Aが~するよう励ます、促す。
healthier=healthyの比較級。 healthy[ヘルスィ]=名詞、健康な。健康に良い。
We will choose the stairs instead of the escalator because climbing the stairs is more fun.
階段を上るのがより楽しくなるので、私たちはエスカレーターの代わりに階段を選択するでしょう。
instead of~ = ~の代わりに。
instead[インステド]=副詞、その代わりとして、それよりも。
escalator[エスカレイタ]=名詞、エスカレーター。
climb[クライム]=動詞、登る。~を登る。「climb to~」で「~へ登る」。
climbing the stairs = 動名詞、「階段を上ること」。
To change people’s behavior, like in this example, there are two important points to remember.
人々の行動を変えるためには、この例のように、覚えておくべき2つのポイントがあります。
First, make the design simple so that people can easily understand it.
1つ目は、人々が簡単に理解できるようにデザインをシンプルにしてください。
make O C = OをCにする。
so[ソゥ]=副詞、なので、だから。とても。そう、そのように。
…so + that+S(主語)+[would/could]+V(動詞)~ = SがVするために(できるように)…。
※「so … that ~」、「…so that~」では意味が変わってくるので注意。
so + [形容詞/副詞] + that + 主語 + 動詞~ = とても…なので~
Second, make the design fun so that people enjoy making a better choice.
2つ目は、人々がより良い選択をして楽しめるようにデザインをおもしろくしてください。
Part3 Side Story
Riku: I need more advice.
リク:私はもっとアドバイスが必要です。
advice[アドヴァイス]=名詞、アドバイス、助言、忠告、勧告。
adviceとadviseの違い。 adviceは名詞、adviseは動詞。 発音も異なることに注意。
advise[アドヴァイズ]=動詞、~を忠告する、勧告する。
Kate: Sure. What’s the problem?
ケイト:もちろん。問題は何ですか?
Riku: My sister doesn’t line up her shoes neatly.
リク:私の妹がくつをきちんと並べないのです。
neatly[ニートリ]=副詞、きちんと、こぎれいに。適切に。
Kate: Well, if I were you, I would put footprint stickers on the floor.
ケイト:ええと、もし私があなただったら、床に足跡のシールを貼ります。
仮定法過去:「If+主語+過去形~, 主語+would(もしくはcouldなど)+動詞…。」=「もし~だったら、…するのになあ。」※couldだと「…できるのになあ。」
仮定法過去では、現実とは異なる仮定、もしくは実現する可能性が低い仮定を表す。過去形ではあるが、現在についての仮定であることに注意。
また、仮定法過去において「was」は使わず、代わりに「were」を使う。
would=willの過去形。 could=canの過去形。
Riku: Good idea.
リク:いいアイデアです。
Goal Activity SETTIG
Wakaba Shopping Street
わかば商店街
Give Us Fun Ideas!
おもしろいアイデアを私たちにください!
Many tourists are coming to Wakaba Shopping Street because the area was used in an anime.
この地域はアニメで使われたので、多くの観光客がわかば商店街にやってきています。
We are happy that people are visiting us.
私たちのもとを訪れてくれる人たちがいてうれしいです。
be happy (that) 主語+動詞~=~してうれしく思う。happyの後の接続詞の「that」は省略されることもある。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。
We wish we could satisfy everyone.
私たちがみんなを満足させられたらなあと思います。
願望を表す仮定法過去:「I wish+主語+過去形~.」=「(もしも)~だったらなあ。」
現実に反する願望、もしくは実現する可能性が低い願望を表す。
satisfy[サティスファイ]=動詞、~を満足させる。
However, a few problems have come up.
しかし、少し問題が発生しています。
however[ハウエヴァ]=副詞、しかし、しかしながら、けれども。
come up = 起こる、生じる。上る。やって来る。
Please give us some fresh ideas to solve them.
これらの問題を解決するために斬新なアイデアを私たちにください。
give 人 モノ =人にモノを与える。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。「give モノ to 人」
solve[サルヴ]=動詞、~を解決する、解く。
Problems around the shopping Street
商店街周辺の問題
Litter
ゴミ
litter[リタ]=名詞、ゴミ、くず、散らかしたもの。乱雑、混乱。 動詞、~を散らかす。
There is a lot of litter near shops that sell snacks and sweets.
軽食やお菓子を売っているお店の近くにたくさんのゴミがあります。
There is~/There are~=~がある。~がいる。
that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。
shops that sell snacks and sweets =「that sell snacks and sweets」が「shops(先行詞)」を説明(修飾)している。
① 人/もの+that+V ~ =Vする人/もの。
② 人/もの+(that)+S V ~ =SがVする人/もの。
① のthatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。
② のthatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。
We have already put out trash cans.
私たちはすでにゴミ箱を設置しました。
already[オールレディ]=副詞、(肯定文で)すでに。
What else can we do?
何か他に私たちができることはありますか?
else[エルス]=副詞、他に、その他に。 形容詞、他の、その他の。
Bikes
自転車
The narrow streets can be crowded, but people still park their bikes in front of shopsせまい通りは混雑する可能性がありますが、それでも店の前に自転車を止める人たちがいます。
narrow[ナロウ]= 形容詞、狭い、細い。 名詞、狭い道路。 動詞、~を狭くする、細くする。狭くなる、細くなる。
crowd[クラウド]=動詞、~に群がる。群がる。 名詞、群衆、大勢。民衆、大衆。
be crowded (with~) = (~で)混んでいる、混雑している。
We have created parking areas near the entrance to the street.
私たちは通りの入り口近くに駐輪場を作りました。
entrance[エントランス]=名詞、入り口、玄関。入ること、入場。登場。
What are your ideas to solve this issue?
この問題を解決するためのあなたのアイデアは何ですか?
issue[イシュー]=名詞、問題(点)、重要な点、論点。発行、発布。発行物。 動詞、~を発行する、出版する。~を出す。
Photos
写真
We understand visitors want to take pictures of houses that appeared in the anime.
アニメに登場した家の写真を観光客が撮影したいと思うのは分かります。
that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。
houses that appeared in the anime =「that appeared in the anime」が「houses(先行詞)」を説明(修飾)している。
appear[アピア]=動詞、現れる、出現する。姿を現す。見える。
However, these are private houses.
しかしながら、これらは個人の家です。
private[プライヴェト]=形容詞、私的な、個人の。内密の。秘密の。私立の、民間の。非公開の、非公式の。
How can we protect these people’s privacy?
どのようにして私たちはこれらの人々のプライバシーを守ることができるでしょうか?
protect[プロテクト]=動詞、~を守る、保護する。
Hana: Shall we start? So, we will talk about “litter.” Does anyone have any ideas?
ハナ;始めましょうか?それでは、「ゴミ」について話しましょう。誰かアイデアはありますか?
Riku: I think we should make trash cans with basketball goals as the lids.
リク:フタとしてバスケットボールのゴールが付いたゴミ箱を作るべきだと私は思います。
People will shoot their trash into the cans and try to make points.
みんながゴミをゴミ箱に投げてポイントを稼ごうとするでしょう。
shoot[シュート]=動詞、(銃弾など)を撃つ。発射する。投げる。shoot-shot-shot。shot[シャト]
try to do=~しようとする、~しようと努める、~しようと試みる。 「try -ing」だと「試しに~する」。
Hana: That’s a fun idea. I’m sure people will like it. What do you think, Kate?
ハナ:それはおもしろいアイデアです。きっとみんな気に入ると思います。ケイト、あなたはどう思いますか?
be sure (that) 主語+動詞~=~だと確信する、きっと~だと思う。sureの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。
Kate: I like the idea, but not everyone is good at basketball.
ケイト:そのアイデアは好きですが、みんながバスケットボールが得意なわけではありません。
be good at~ = ~が得意である、~が上手である。
Some people will miss and leave their trash on the ground.
失敗してゴミを地面に残してしまう人もいるでしょう。
Some A 動詞~ =~するAもいる。一部のAもいる。someは「いくつかの」という意味だか、全体のうち一部の「いくつか」と認識しておくとよい。
miss[ミス]=動詞、~を逃す、取り損なう。~を見逃す。~を聞き損なう。~がなくて寂しく思う。~が恋しい。
Hana: That’s a good point, Kate. Do you have any ideas, Dinu?
ハナ:ケイト、それはよい指摘です。ディヌー、何かアイデアはありますか?
Dinu: How about this? We put a survey question on the trash can lid.
ディヌー:これはどうですか?ゴミ箱のフタに調査の質問を設置します。
how about ~ =~はどうですか?/~しませんか? 提案や誘いの意味として使う。 似たものとして「what about~ =」があるが、こちらは問題提起の意味で使うものなので異なる。
survey[サーヴェイ]=名詞、調査。見渡すこと。 動詞、~を見渡す。~を調査する、査定する。
lid[リド]=名詞、蓋(フタ)。
For example, “Which do you like?”
たとえば、「どちらが好きですか」。
The lid has two holes. One says, “Dogs,” the other says, “Cats.”
そのフタには2つの穴があります。1つは「犬」、もう一方には「猫」と書いてあります。
People can vote with their trash.
みんなは自分のゴミで投票することができます。
vote[ヴォウト]=動詞、投票する。 名詞、投票。票。評決。
Riku: Wow! Sounds like fun.
リク:わあ!面白そうですね。
Kate: Maybe we can post the results on a website. Plus, we can change the question every month.
ケイト:私たちはその結果をウェブサイトで投稿できるかもしれません。そのうえ、質問を毎月変えることができます。
maybe[メイビ]=副詞、もしかすると、ひょっとすると、たぶん。
post[ポウスト]=動詞、~を投稿する。~をポストに入れる、投函する。 名詞、ポスト。郵便(物)
Hana: Good idea!
ハナ:いいアイデアです!