ニューホライズン 中学3年

ニューホライズン 中学3年 Unit6 (What does it mean to be a global citizen?) 和訳・解説

下線=和訳赤字=解説

目次

Part1

School Backpacks Travel Overseas

ランドセルが海外へ渡る

backpack[クパク]=名詞、バックパック。背負う荷物。

travel[ヴェル]=動詞、旅行する、旅する。動いて進む、進む。 名詞、旅行、旅、移動。(travelは長期間の旅行を意味する。)

overseas[オウヴァーズ]=副詞、海外へ、海外で。 形容詞、海外の、外国の、外国からの。

 

“I wish I could go to school.”

「学校に行くことができたらなあ。」

願望を表す仮定法過去:「I wish+主語+過去形~.」=「(もしも)~だったらなあ。」

現実に反する願望、もしくは実現する可能性が低い願望を表す。

過去形ではあるが、現在についての仮定であることに注意。

また、仮定法過去において「was」は使わず、代わりに「were」を使う。

would=willの過去形。 could=canの過去形。

 

“I wish I had pens and notebooks.”

「ペンやノートを持っていればなあ。」

 

Have you ever felt this way?

今までにこのように感じたことはありますか?

have felt = ~を感じた。have+過去分詞で現在完了。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここは「経験」の用法。現在完了の疑問文ではhaveを主語の前にもってくる。

ever[ヴァ]=副詞、今までに。

 

Children in some parts of the world cannot study at school.

世界の一部地域にいる子どもたちは学校で勉強することができません。

some[]=形容詞、いくつかの、いくらかの、多少の。一部の。何かの。

of=前置詞、~の。 A of B=BAABと訳したほうが自然な時もある。

 

We are running a campaign to help them.

私たちは彼らを援助するキャンペーンを運営しています。

run=動詞、~を経営する、運営する。走る。 

campaign[キャンペイン]=名詞、運動、勧誘、キャンペーン。

to help thema campaignを説明している。(不定詞の形容詞的用法)

 

Send us unused school supplies, and we will send them to children abroad.

私たちに使われていない学用品を送ってください、そうすれば私たちはそれらを海外の子どもたちに送ります。

命令文, and 主語+動詞= ~しなさい、そうすれば、…

unused[アンーズド]=形容詞、使われていない、用いられたことのない。

supply[サプ]=名詞、供給、配給。供給品。 動詞、~を供給する、与える。

send モノ to 人」、「send 人 モノ」=人にモノを送る。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。

abroad[アブード]=副詞、外国へ、外国に、海外へ。広まって。

 

You can also donate your old school backpack.

あなたの古いランドセルを寄付することもできます。

donate[ウネイト]=動詞、~を寄付する、贈与する。

 

It can have a new life overseas.

それは海外で新しい生活を送ることができます。

 

 

Part2

Riko: Have you ever heard of groups that collect Japanese school backpacks? They send them overseas.

リコ:日本のランドセルを集めている団体について今までに聞いたことはありますか?それらの団体は海外にそのランドセルを送っています。

have heard of~ = ~について聞いたことがある。have+過去分詞で現在完了。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここでは現在完了の「経験」の意味を表す用法で使われている。現在完了の疑問文ではhaveを主語の前にもってくる。「Have you heard of~」。hear-heard-heard

hear of~ = ~について聞く

ever[ヴァ]=副詞、今までに。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

groups that collect Japanese school backpacks =that collect Japanese school backpacks」が「groups(先行詞)」を説明(修飾)している。

   /もの+thatV ~ =Vする人/もの。

   /もの+(that)S V ~ =SVする人/もの。

   thatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。

   thatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。

collect[クト]=動詞、~を集める、収集する。 correct[クト](動詞、~を訂正する。形容詞、正しい)と紛らわしいので注意。発音も一応違う。

 

Eddy: I’ve never heard of them, but it’s a great idea. Japanese school backpacks are cool.

エディ:それらの団体について一度も聞いたことはありませんが、すばらしい考えです。日本のランドセルはかっこいいです。

I’ve = I have

 

Riko: They send them to children in Afghanistan.

リコ:それらの団体はそのランドセルをアフガニスタンの子どもたちに送ります。

send モノ to 人」、「send 人 モノ」=人にモノを送る。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。

 

So far, more than 260,000 backpacks have been sent.

今まで、26万個以上のランドセルが送られました。

so far = 今まで、これまでのところ。

more than~ = ~以上。

have been sent = 送られた。現在完了形の受動態(受け身)。「have + been + 過去分詞」

sent[ント]=sendの過去分詞。 send[ンド]=動詞、~を送る。

send[ンド](現在形)-sent[ント](過去形)- sent[ント](過去分詞)

 

I’ve already sent mine.

私はもう自分のを送りました。

I’ve = I have

already[オールディ]=副詞、(肯定文で)すでに。

 

Eddy: Wow. If I were a Japanese student, I would send my old backpack.

エディ:わあ。もし私が日本の学生なら、古いランドセルを送るのになあ。

仮定法過去:「If+主語+過去形~, 主語+would(もしくはcouldなど)+動詞…。」=「もし~だったら、…するのになあ。」※couldだと「…できるのになあ。」

仮定法過去では、現実とは異なる仮定、もしくは実現する可能性が低い仮定を表す。過去形ではあるが、現在についての仮定であることに注意。

また、仮定法過去において「was」は使わず、代わりに「were」を使う。

would=willの過去形。 could=canの過去形。

 

Riko: Actually, you can help them by donating other things, like pencils and notebooks.

リコ:実は、鉛筆やノートのような他のものを寄付することによって彼らを援助することができます。

actually[クチュァリィ]=副詞、実際に。実は。

by=前置詞、~によって。 by+動名詞 = ~することによって。

donate[ウネイト]=動詞、~を寄付する、贈与する。

like[イク]=前置詞、~のような、~のように。形容詞、同様な、類似の。

 

Eddy: Really? That’s great. I’ll definitely do that.

エディ:本当に?それはすばらしいです。ぜひともそれをやってみます。

like[イク]=前置詞、~のような、~のように。 形容詞、同様な、類似の。

 

 

Read and Think 1

Imagine your life without school.

学校のない生活を想像してください。

imagine[ヂン]=動詞、~を想像する。

without[ウィズァウト]=前置詞、~なしで、~なしの。

 

If you didn’t study, you couldn’t read or write.

もし勉強をしなければ、読んだり書いたりすることができないでしょう。

仮定法過去:「If+主語+過去形~, 主語+would(もしくはcouldなど)+動詞…。」=「もし~だったら、…するのになあ。」※couldだと「…できるのになあ。」

 

If you were illiterate, you couldn’t get information through books or websites.

もしあなたが読み書きできなければ、本やウェブサイトを通して情報を得ることができないでしょう。

illiterate[タラト]=形容詞、字を知らない、読み書きできない。無教育の、無学の。

through[]=前置詞、~を通って、通して。~を通り過ぎて。~じゅうを、~の中をあちこち。 (手段・原因)~によって。

 

In some parts of the world, there are children living like this.

世界の一部の地域では、このように生活をしている子供たちがいます。

children living like this =living like this」が「children」を修飾(説明)している。

分詞の修飾。分詞には現在分詞(-ing形)と過去分詞がある。今回のように2語以上あると名詞の後ろに来て後ろから修飾する。

1語の時には名詞の前に置いて名詞を修飾する。例:the standing person(立っている人)

like[イク]=前置詞、~のような、~のように。形容詞、同様な、類似の。

 

Children like these in Afghanistan receive school backpacks from Japan.

アフガニスタンにいるこのような子どもたちが、ランドセルを日本から受け取ります。

receive[ーヴ]=動詞、~を受け取る。

 

It makes them happy.

それは彼らを喜ばせます。

make O C = OCにする。

 

It also encourages their parents to send their sons and daughters to school.

それはまた、彼らの両親が息子や娘たちを学校に送り出すことを促します。

encourage[インーリヂ]=動詞、~を勇気づける。~を励ます、元気づける。

encourage A to do = Aが~するよう励ます、促す。

son[]=名詞、息子。

daughter[ータァ]=名詞、娘。

 

Most of the backpacks come with pens and notebooks.

ほとんどのランドセルはペンやノートと一緒に届きます。

most of ~ =~の大半、~の大部分。

most[ウスト]=名詞、大部分。形容詞、たいていの。

with[]=前置詞、~とともに、~と一緒に、~を連れて。~を持って。(手段)~で。

 

So, students will be ready for school.

なので、生徒たちは学校の準備ができるでしょう。

so[]= 接続詞、なので。 副詞、そのように。そう。とても。

be ready for~ = ~の準備ができている。

ready[ディ]=形容詞、準備ができて、用意が整って。 副詞、用意して、あらかじめ。

be ready=準備ができている。 get ready=準備をする。 

 

In areas with no school buildings, children can use the backpacks as desks in the open air.

校舎がない地域では、子供たちは屋外でランドセルを机として使うことができます。

as[アズ]= 前置詞、~として。~のように。~のころ。 接続詞、~のように。~のとき。

in the open air = 屋外で、野外で。

 

In these ways, school backpacks from Japan have been changing children’s lives.

これらのようにして、日本からのランドセルが子供たちの生活を変えてきています。

in these ways =このようにして、これらの方法で。

have been changing= (過去から現在までずっと)~を変えている、変え続けている。現在完了進行形。過去から現在までしていて、現在もまだしているという「現在完了+現在進行形」という表現。

lives[イヴズ]=life[イフ](生活)の複数形。

 

School backpacks from Japan travel to Afghanistan.

日本からのランドセルがアフガニスタンへ渡ります。

travel[ヴェル]=動詞、旅行する、旅する。動いて進む、進む。 名詞、旅行、旅、移動。(travelは長期間の旅行を意味する。)

 

They help the school children there.

それら(=ランドセル)はそこで学校の子どもたちの役に立ちます。

 

Other goods and services travel from one country to another all around the globe.

他の物品やサービスもある国から他の国へと地球上で渡っています。

other[ズァ]=形容詞、他の。 代名詞、他の物。

goods[]=名詞、商品、グッズ。

service[サーヴィ]=名詞、サービス。奉仕。役に立つこと。

from one ~ to another = ある~から別の~へ。

all around ~ = ~中で、~のいたる所で、~の辺り一面に。

globe[グロウブ]=名詞、(the globeで)地球。球、球体。地球儀。

 

These exchanges connect and help us all.

これらの交流が私たちみんなを結び付けて助けています。

exchange[エクスチェインヂ]=名詞、交換。交流。両替、為替。

connect[クト]=動詞、~つなぐ、接続する。~と関係している。 be connected=つなげられている。つながっている。

 

Our borders are only lines on a map.

私たちの国境は地図上のただの線でしかないのです。

border[ーダ]=名詞、国境(線)。へり、縁(ふち)、端。領土、領域。

 

 

 

Like most countries, Japan depends on foreign trade for its survival.

ほとんどの国と同じように、日本は生き残るために外国との貿易に頼っています。

depend[ディンド]=動詞、頼る。依存する。当てにする、信頼する。

depend on~ = ~に頼る。

trade[イド]=名詞、取引、貿易、商業。

survival[ヴァイヴァル]=名詞、生き残ること、生存、存続。

 

Many things that we see every day come from overseas, such as food and clothes.

食料品や衣服のように、私たちが毎日見かける多くのものは海外から来ています。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

Many things that we see every day = 私たちが毎日見かける多くのもの。「that we see every day」が「Many things(先行詞)」を説明(修飾)している。ここまでがこの文章の主語。

come=この文章の動詞。

A such as B = BのようなA。  such=形容詞、そのような、そんな。  as=前置詞、~のような。

clothes[ウズ]=cloth[ース](布)の複数形。服、衣服、着物。

 

For example, one-third of the chicken that we eat comes from other countries, like Brazil and Thailand.

たとえば、私達が食べる鶏肉3分の1は、ブラジルやタイのような他の国々から来ています。

one-third = 3分の1

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

the chicken that we eat = 私達が食べる鶏肉。「that we eat」が「the chicken(先行詞)」を説明(修飾)している。

comes=この文章の動詞。この手前までが主語。

Brazil[ブラ]=名詞、ブラジル。

Thailand[イランド]=名詞、タイ。

 

If we didn’t import chicken from these countries, fried chicken would be quite expensive in Japan.

もし私たちがこれらの国々から鶏肉を輸入しなければ、フライドチキンは日本でとても高額になるでしょう。

import[インート]=動詞、~を輸入する。~を持ちこむ。

quite[イト]=副詞、とても、非常に、なかなか。まったく、完全に。

expensive[イクスンシヴ]=形容詞、高価な、値段の高い、費用がかかる。

 

We depend on foreign countries even more for beef and pork.

私たちは牛肉や豚肉についてよりいっそう外国に頼っています。

even more = よりいっそう、さらにいっそう、また多くの。

even[ーヴン]=副詞、~でさえ、すら。 形容詞、平らな。同じの。

moreァ]=manyもしくはmuchの比較級。もっと多く(のこと)。原級に戻すのであればmany

 

Also, about 90 percent of our clothes, shirts, pants, and coats, for example, are imported from China and other Asian countries.

また、例えばシャツ、ズボン、上着などのような私たちの衣類の約90%は中国や他のアジアの国々から輸入されています。

 

In fact, many products that are sold by Japanese companies are made in other countries.

事実、日本の会社によって販売されている多くの製品が他の国で作られています。

in fact=事実上、実際に(は)、実のところ。

fact[ファクト]=名詞、事実。現実。犯行。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

many products that are sold by Japanese companies = 日本の会社によって販売されている多くの製品。「that are sold by Japanese companies」が「many products(先行詞)」を説明(修飾)している。ここまでがこの文章の主語。

are made = この文章の動詞。作られている(受動態(受け身))。

 

Electronic devices are no exception.

電子機器も例外ではありません。

electronic[イレクトニック]=形容詞、電子の、電子的な。

device[ディヴァイス]=名詞、装置、機器。工夫。図案、意匠。

exception[エクプション]=名詞、例外。除外。

 

We’re surrounded by imported products in our daily lives.

私たちは日常生活において輸入された製品に囲まれています。

surround[ウンド]=動詞、~を囲む、包囲する。~を囲っている。

imported products = 輸入された製品。分詞の修飾。 1語の時には名詞の前に置いて名詞を修飾する。2語以上あると名詞の後ろに来て後ろから修飾する。

 

Our relationships with foreign countries are becoming more and more interdependent.

私たちと海外の国々との関係は、ますます相互に依存するようになっています。

relationship[イションシップ]=名詞、関係、結びつき。関連、関係。

more and more~ = ますます(多くの)~。

interdependent[インタディンンデント]=形容詞、互いに依存している、相互依存の。

 

It’s necessary for us to continue helping each otherbeyond our borders.

私たちにとってお互いに助け合い続けることが必要です。―私たちの国境を越えて。

it is A (for B) to 動詞の原形 = Bにとって)~するのはAである。

continue -ing = ~し続ける、~することを継続する。

each other=お互いに。お互い。

beyond[ンド]=前置詞、~を超えて、~の向こうに。

 

 

 

-ニューホライズン 中学3年