下線=和訳、赤字=解説
目次
Part1
Mei: You look a little down. What’s wrong?
メイ:少し落ち込んでいるように見えます。どうしたのですか?
look[ルク]=動詞、~に見える。見る。
What’s wrong? = どうかしたの?何か問題でも?何か調子でも悪いのですか?
wrong[ローング]=形容詞、悪くて、不正で、よくなくて。間違った。不適当な。故障で、調子が悪くて。
Kenta: Oh, do I? I had an argument with my brother this morning. He doesn’t like the high school I chose.
ケンタ:ああ、私が(落ち込んでいるみたいですか)?今朝兄と口論をしました。彼は私が選んだ高校を良く思っていません。
argument[アーギュメント]=名詞、議論。論争、口論。主張。論点。
the high school I chose =「I chose」が「the high school」を修飾(説明)している。
名詞+主語+動詞=「主語+動詞」が「名詞」を修飾(説明)する用法。
choose[チューズ](現在形)-chose[チョウズ](過去形)-chosen[チョウズン](過去分詞)。
Mei: I’m so envious.
メイ:とてもうらやましいです。
envious[エンヴィアス]=形容詞、ねたんで、うらやましく思って。ねたみを抱いている、うらやましそうな。
Kenta: What do you mean?
ケンタ:どういう意味ですか?
mean[ミーン]=動詞、~を意味する、~の意味を表す。
Mei: Well, I don’t have any brothers or sisters. If I had a brother, I would get his advice about high schools.
メイ:ええと、私には兄弟や姉妹がいないのです。もしお兄さんがいたら、高校についてアドバイスをもらうのになあ。
any=形容詞、(疑問文・条件節で)何か。誰か。 (肯定文で)どんな~でも。いくらでも。 (否定文で)何も(~ない)、少しも(~ない)。
仮定法過去:「If+主語+過去形~, 主語+would(もしくはcouldなど)+動詞…。」=「もし~だったら、…するのになあ。」※couldだと「…できるのになあ。」
仮定法過去では、現実とは異なる仮定、もしくは実現する可能性が低い仮定を表す。過去形ではあるが、現在についての仮定であることに注意。
また、仮定法過去において「was」は使わず、代わりに「were」を使う。
would=willの過去形。 could=canの過去形。
advice[アドヴァイス]=名詞、アドバイス、助言、忠告、勧告。
adviceとadviseの違い。 adviceは名詞、adviseは動詞。 発音も異なることに注意。
advise[アドヴァイズ]=動詞、~を忠告する、勧告する。
Kenta: I sometimes feel having an older brother is tough. What would you do if you had a brother?
ケンタ:兄がいるとつらいと感じる時もあります。もしお兄さんがいたらあなたは何をしますか?
sometimes[サムタイムズ]=副詞、時々(ときどき)、たまに。
feel (that) 主語+動詞~=~だと感じる。feelの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。
tough[タフ]=形容詞、かたい。頑丈な。つらい、大変な。頑固な。
Mei: I would go shopping with him, play chess with him-even have an argument with him!
メイ:私は彼と一緒に買い物に行って、彼とチェスをして―口論でさえもします。
go -ing = ~しに行く。
even[イーヴン]=副詞、~でさえ、すら。形容詞、平らな。同じの。
Part2
Kenta: My brother goes to Kita High School. He thinks I should go there, too.
ケンタ:私の兄は北高校に通っています。彼は私もそこへ通うべきだと考えています。
should[シュド]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。
Mei: If I were you, I would take his advice. It’s a very good school.
メイ:もし私があなたなら、彼のアドバイスを受け入れます。そこはとても良い学校です。
仮定法過去:「If+主語+過去形~, 主語+would(もしくはcouldなど)+動詞…。」=「もし~だったら、…するのになあ。」※couldだと「…できるのになあ。」
仮定法過去において「was」は使わず、代わりに「were」を使う。
Kenta: But I want to go to Minami High School. It’s famous for its baseball team.
ケンタ:でも私は南高校へ行きたいです。そこは野球チームで有名です。
be famous for~ = ~で有名である。
Mei: I know. You love baseball very much.
メイ:知っています。あなたはとても野球が好きですよね。
Kenta: Yes, and I hear the baseball team in Kita High School is not very strong.
ケンタ:はい、そして北高校の野球チームはあまり強くないと聞いています。
hear (that) 主語+動詞~=~だと聞く。hearの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。
Mei: Mmm. We all think differently. It’s up to you, after all.
メイ:うーん。私たちはみんな違ったふうに考えています。結局、あなたしだいです。
mmm[ンー]=間投詞、むむむ。うーん。
differently[ディフェレントリ]=副詞、異なるように、違ったふうに。異なって、違って。別に。
it’s up to~ = それは~しだいです。~に任せます。
after all = 結局、やはり。何といっても、とにかく。
Kenta: Right. I’ll think it over.
ケンタ:そうですね。よく考えてみます。
think A over = Aをよく考える、熟考する。itのような代名詞を使う時には、「think over it」の語順にはしない。代名詞でなければoverの前でも後でもどちらにおいてもよい。「think the idea over/think over the idea」(そのアイデアについてよく考える)
Part3
“Should Everyone Be the Same?”
「みんなが同じであるべきでしょうか?」
should[シュド]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。
What kind of life do you want to have in the future?
将来あなたはどんな人生を送りたいですか?
Is studying your top priority when you choose your high school?
あなたが高校を選ぶとき、勉強することが最優先事項ですか?
priority[プライオーリティ]=名詞、優先すべきもの、優先事項。前であること、先であること。優先、優先権。
top priority = 最優先事項。
is=V。studying=S。your top priority=C。 SはCですか?という文章。
My brother thinks so, but for me, studying isn’t everything.
私の兄はそう考えていますが、私にとって、勉強することだけでは十分ではありません。
so[ソゥ]=副詞、そう、そのように。なので、だから。とても。
I love playing baseball, so I’d like to choose a high school that has a good baseball team.
私は野球をすることが好きで、よい野球チームのある高校を選びたいです。
would like to 動詞の原形 = ~したい。 疑問文なのでwouldがyouの前にある。「want to」より丁寧な言い方というだけで同じ意味。would likeとwantは「~がほしい」という意味である。
that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。
a high school that has a good baseball team =「that has a good baseball team」が「a high school(先行詞)」を説明(修飾)している。
① 人/もの+that+V ~ =Vする人/もの。
② 人/もの+(that)+S V ~ =SがVする人/もの。
① のthatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。
② のthatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。
Some people say, “I wish I were the same as other people,” but I don’t agree.
「私が他の人たちと同じだったらなあ。」と言う人たちもいるかもしれませんが、私は反対です。
Some A 動詞~ =~するAもいる。一部のAもいる。someは「いくつかの」という意味だか、全体のうち一部の「いくつか」と認識しておくとよい。
願望を表す仮定法過去:「I wish+主語+過去形~.」=「(もしも)~だったらなあ。」
現実に反する願望、もしくは実現する可能性が低い願望を表す。
the same (A) as B = Bと同じ(A)
Do we all need to be the same?
私たち全員が同じになる必要がありますか?
I don’t think so.
私はそう考えません。
We are all different and have unique ways of thinking.
私たちはみんな違っていて、独自の考え方をしています。
unique[ユーニーク]=形容詞、独特な、ユニークな。唯一の。特有で。独自の。
of=前置詞、~の。 A of B=BのA。AのBと訳したほうが自然な時もある。
We can learn and help each other by interacting.
私たちは互いに影響し合うことによって、お互いに学んだり助け合ったりします。
interact[インタラクト]=動詞、相互に作用する、互いに影響し合う。
Listening to others’ advice is important, but I think we should make decisions on our own.
他人のアドバイスに耳を傾けることは大切ですが、私たちは自分自身で決定をすべきだと私は思います。
others[アズァーズ]=otherの複数形、他のもの、他人。
「Listening to others’ advice」=S(主語)。
decision[ディシジョン]=名詞、決定、決断。解決。決心、決意。
on one’s own = 自分(自身)で
We all should be ourselves.
私たち全員が自分自身であるべきなのです。
ourselves[アーセルヴズ]=代名詞、私たち自身