ニューホライズン 中学3年

ニューホライズン 中学3年 Unit5 (What makes a good leader?) 和訳・解説

下線=和訳赤字=解説

目次

Part1

Look.

見てください。

 

This is a picture I found on the internet.

これは私がインターネットで見つけた写真です。

a picture I found on the internet =I found on the internet」が「a picture」を修飾(説明)している。

名詞+主語+動詞=「主語+動詞」が「名詞」を修飾(説明)する用法。

 

Do you know who this person is?

この人は誰か知っていますか?

who this person is = このように文中に疑問文が入っている文を『間接疑問文』という。

「この人は誰ですか?」は本来、「who is this person?」という語順であるが、間接疑問文において疑問詞の後は肯定文の語順になる。

person[ーソン]=名詞、人、人間。

 

His name is Mahatma Gandhi.

彼の名前はマハトマ・ガンディーです。

 

His image is printed on all Indian rupee notes.

彼の肖像は全てのインドルピー紙幣に印刷されています。

image[ミヂ]=名詞、画像、像、肖像、イメージ。形、姿。~の像を作る。~を象徴する。

print[ント]=動詞、~を印刷する、プリントする。印刷する。 名詞、印刷。印刷物。

rupee[ルー]=名詞、ルピー(インド等で使わている通貨)。

note[ウト]=名詞、記録。覚え書き、メモ。紙幣、お札。手形。 動詞、~を書き留める。~に注意する。

 

He’s a leader Indian people respect greatly.

彼はインドの人びとがとても尊敬している指導者です。

leader[ーダ]=名詞、指導者、リーダー、指揮官。指揮者。

respect[リスクト]=動詞、~を尊敬する、尊重する。 名詞、敬意、尊敬。尊重。点、箇所。

greatly[イトリ]=副詞、大いに、はなはだ。

 

Gandhi was born on October 2, 1869.

1869102日にガンディーは生まれました。

born[ーン]=bear[]の過去分詞。

bear[]=動詞、~を産む。~に耐える、~を我慢する。~を帯びる。(恨みなど)~を抱く。

be born」のように受け身にして「生まれた」という使い方をする。

 

His birthday is now an Indian national holiday.

彼の誕生日は現在、インドの国民の祝日になっています。

national[ショナル]=形容詞、国家の、国家的な。国民的な。国立の、国定の、国有の。国民の。

 

It’s also the International Day of Non-Violence.

その日は国際非暴力デーでもあります。

international[インタショナル]=形容詞、国際的な、国際の。

 

 

Part2

Jun: Nice presentation, Anna. That was interesting.

ジュン:良い発表でした、アナ。面白かったです。

presentation[―ゼンテイション]=名詞、発表、提示。紹介、披露。贈呈、授与。

 

Anna: Thanks. Gandhi is a man who has influenced a lot of people around the world.

アナ:ありがとう。ガンディーは世界中で多くの人々に影響を与えた人です。

who[]=関係代名詞。 人+who+動詞~=~する人。 whoの前を先行詞と呼び、先行詞を修飾(説明)する用法である。「who has influenced a lot of people around the world」が「a man(先行詞)」を修飾(説明)している。

influence[ンフルーェンス]=動詞、~に影響を及ぼす。 名詞、影響。影響を及ぼす人。勢力。

a lot of~ = たくさんの~。 lots ofと同じ意味と思ってよい。(lots of のほうがカジュアルな言い方というだけ)

around[ウンド]=前置詞、~の周囲[//]。副詞、周囲に、周りに。まわって、ぐるぐると。

around the world=世界中で(に)

 

Jun: He worked for Indian independence, right?

ジュン:彼はインドの独立のために活動したのですよね?

independence[インディンデンス]=名詞、独立、自立。

right[イト]=形容詞、正しい。副詞、正しく、公正に。正確に。 名詞、公正。権利。右。

 

Anna: Yes. Do you know how he did it?

アナ:はい。どうやってそれをしたのか知っていますか?

how he did it = このように文中に疑問文が入っている文を『間接疑問文』という。

「どうやってそれをしたのですか?」は本来、「how did he do it?」という語順であるが、間接疑問文において疑問詞の後は肯定文の語順になる。

 

Jun: Non-violence?

ジュン:非暴力?

violence[ヴァイオレンス]=名詞、暴力、乱暴。猛烈。

 

Anna: Right. He never used violence, so he’s still respected by people who fight for human rights.

アナ:正解です。彼は決して暴力を使わなかったので、人権のために戦う人々から今でも尊敬されています。

he’s = he is。 「he’s」は「he is」か「he has」のどちらかの短縮形。文脈で判断する。「he was」の短縮ではない。

still[ティ]=副詞、まだ、今まで通り。今でも。それでも、なお。

who=関係代名詞。

people who fight for human rights =who fight for human rights」が「people(先行詞)」を説明(修飾)している。

fight[ファイト]=動詞、戦う。~と戦う。 名詞、戦い、戦闘。闘争。格闘。

right[イト]= 名詞、権利。公正。右。 形容詞、正しい。副詞、正しく、公正に。正確に。

 

Jun: I see. I want to learn more about him.

ジュン:なるほど。彼についてもっと学びたいです。

moreァ]=manyもしくはmuchの比較級。もっと(多く)。もっと多く(のこと)。

 

Anna: Well, he also went on fasts to protest.

アナ:ええと、彼は抗議するために断食を続けたりもしました。

go on~ = ~を続ける。 go on -ing = ~し続ける。

fast[ファスト]= 名詞、断食。 動詞、絶食する、断食する。 形容詞、速い。固定した、しっかりした。

protest=動詞、~を抗議する。~と断言する。抗議する。 名詞、抗議、異議。抗議書。

 

Jun: “Fasts”?

ジュン:「断食」?

 

Anna: A “Fasts” means eating little or no food.

アナ:「断食」とは、ほとんど、あるいはまったく食べ物を食べないことを意味します。

mean[ーン]=動詞、~を意味する、~の意味を表す。

little[トル]=形容詞、(不可算名詞(数えられない名詞)について)(a little)少しは(ある)、わずかながら(ある)。(aをつけずに)ほとんどない、すこししかない。 aをつけたa littleだと肯定的に「少し」、littleだけだと否定的に「少し」という違いが生まれる。

 

Jun: Wow. That sounds tough.

ジュン:わあ。それはつらそうですね。

sound[ウンドゥ]=動詞、~に聞こえる、~に思われる。  名詞、音。声。

That sounds tough = 直訳すると「それはつらそうに聞こえる」。

tough[]=形容詞、かたい。頑丈な。つらい、大変な。頑固な。

 

 

Read and Think1

Gandhi moved to South Africa to work as a lawyer in 1893.

ガンディーは1893年に弁護士として働くために南アフリカ共和国に渡りました。

as[アズ]= 前置詞、~として。~のように。~のころ。 接続詞、~のように。~のとき。

lawyer[ーヤ]=名詞、弁護士、法律家。

 

It was under British rule at that time and there was a lot of discrimination.

当時南アフリカはイギリスの支配下にいて、多くの差別がありました。

rule[ール]=名詞、ルール、規則。法測。支配。  動詞、~を支配する。

at that time = 当時、その時。

discrimination[ディスクリミイション]=名詞、差別。区別、識別。

 

For example, Indians could not go out at night freely or walk on the sidewalk.

たとえば、インド人は夜に外出したり歩道を歩いたりできませんでした。

could[]=canの過去形。

freely[ーリ]=副詞、自由に、勝手に。遠慮なく。

sidewalk[イドウォーク]=名詞、歩道。

 

There were also hotels that did not accept Indian guests.

また、インド人の客を受け入れなかったホテルもありました。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

hotels that did not accept Indian guests =that did not accept Indian guests」が「hotels(先行詞)」を説明(修飾)している。

   /もの+thatV ~ = Vする人/もの。

   /もの+(that)S V ~ = SVする人/もの。

   thatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。

   thatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。

accept[アクプト]=動詞、~を受け入れる。~を引き受ける、受諾する。~を認める。

 

In 1906, the British made a law that was even more unfair to Indian people.

1906年、イギリス人はインド人に対してよりいっそう不公平な法律を作りました。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

a law that was even more unfair to Indian people =that was even more unfair to Indian people」が「a law(先行詞)」を説明(修飾)している。

even[ーヴン]=副詞、~でさえ、すら。形容詞、平らな。同じの。

unfair[アンフェ]=形容詞、不公平な、不当な、不正な。

 

Indians in South Africa got angry and stood up against the law.

南アフリカのインド人は怒り、その法律に反対して立ち上がりました。

angry[ングリ]=形容詞、怒って、腹を立てて。

be angry (with~) = (人に)怒っている。

get angry (with~) = (人に)怒る。

①だと状態、②だと動作や状態の変化のような訳し方になるという違いがあります。

stood[トゥ]=standの過去形。

against[ンスト]=前置詞、~に反対して

 

Gandhi decided to lead a movement to protect their rights.

ガンディーは彼らの権利を守るための運動を主導する決心をしました。

lead[ード]=動詞、~を導く、案内する。連れて行く。名詞、先導、リード。 lead A to B = ABに導く。

movement[ムーヴメント]=名詞、活動、運動。動作、身振り。

protect[プロクト]=動詞、~を守る、保護する。

to protect their rights = 彼らの権利を守る(ための)。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の形容詞的用法(~する(ための))。形容詞は名詞を修飾(説明)する働きをするので、「to protect their rights」が「a movement」を修飾(説明)している。

 

His message was, “Don’t follow the law, but don’t use violence, even if you are arrested.”

彼のメッセージは、「法律に従うな、しかしたとえ逮捕されたとしても暴力は使うな。」というものでした。

follow[ファロウ]=動詞、~に従う、~についていく。~を追う。

even if ~ = たとえ~だとしても。

arrest[スト]=動詞、~を逮捕する。 名詞、逮捕。

 

Soon the jails became full of Indians, and Gandhi himself was sent there.

すぐに刑務所はインド人でいっぱいになり、ガンディー自身もそこへ送られました。

jail[ヂェイル]=名詞、刑務所、拘置所。 動詞、~を投獄する。

be full of~ = ~でいっぱいである。

become full of~ = ~でいっぱいになる。

sent[ント]=sendの過去分詞。 send[ンド]=動詞、~を送る。

send[ンド](現在形)-sent[ント](過去形)- sent[ント](過去分詞)

 

Finally, in 1914, after many years and much effort, the law was removed.

ついに、1914年、長い年月と多くの努力のすえに、その法律は取り除かれました。

finally[ファイナリィ]=副詞、最終的に。最後に。ついに、とうとう。

effort[フォト]=名詞、努力。

remove[ーヴ]=動詞、~を取り除く。~を移動させる。

 

It showed that non-violent movements can be effective.

それは、非暴力運動が効果的であり得ることを示しました。

show (that) 主語+動詞~=~だと(いうこと)を示す、表す。thinkの後の接続詞の「that」は省略されることがある。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。

effective[フェクティヴ]=副詞、効力のある、効果的な、有効な。実際の、事実上の。

 

 

 

Gandhi returned to India in 1915.

ガンディーは1915年にインドに戻りました。

return[ーン]=動詞、帰る、戻る。~を戻す、返す、返還する。

 

India was also a British colony.

インドもまたイギリスの植民地でした。

colony[ラニ]=名詞、植民地。植民、移民団。居留地。集団、群生、コロニー。

 

In those days, there was a law that the British made for salt.

そのころ、イギリス人が塩に関して作った法律がありました。

in those days = そのころ、当時。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

a law that the British made for salt =that the British made for salt」が「a law(先行詞)」を説明(修飾)している。

 

According to the law, only the British could produce or sell salt.

その法律によると、イギリス人だけが塩を製造したり販売したりすることができました。

according to~=~によると。 according[ーディング]

produce[プロデュース]=動詞、~を製造する、生産する。

 

They put a heavy tax on it.

彼らは塩に重い税金を課しました。

tax[クス]=名詞、税、税金。

 

The Indians were very poor, but they had to buy expensive salt.

インド人はとても貧しかったが、高価な塩を買わなければいけませんでした。

have to 動詞の原形=~しなければならない。~する必要がある。 過去形にするときは「had to」。

expensive[イクスンシヴ]=形容詞、高価な、値段の高い、費用がかかる。

 

The money went to the British.

そのお金はイギリス人に行きました。

 

Gandhi thought it was unfair.

ガンディーはそれが不公平であると思いました。

thought[スォート]=think[スィンク]の過去形。think=動詞、(~だと)思う、考える。

unfair[アンフェ]=形容詞、不公平な、不当な、不正な。

 

In 1930, Gandhi decided to walk to the sea and make salt himself.

1930年、ガンディーは海まで歩いて行き、自分で塩を作ることに決めました。

 

He started with 78 followers.

彼は78人の支持者と一緒に始めました。

follower[フォロウア]=名詞、支持者。従者。家来、手下。信奉者、信者、学徒、弟子。追う人、追跡者。

 

Thousands of people joined him on the way.

何千人もの人々が途中で彼に参加しました。

thousands of~=何千もの~。

on the way (to ~) =(~への)途中で、道中で。

 

After walking almost 400 kilometers, he reached the sea.

だいたい400キロメートル歩いた後、彼は海に到達しました。

reach[ーチ]=動詞、~に到着する、着く。~に達する。~に届く。 「~に」という意味が含まれているので前置詞は必要ない。よって「reach to」のようにtoをつけたりしないこと。選択問題などの間違いの選択肢としてよく使われる。

 

This non-violent march was called the Salt March.

この非暴力の行進は、「塩の行進」と呼ばれました。

march[ーチ]=動詞、行進する。名詞、行進、マーチ。

call O C = OCと呼ぶ。 

S be called C = SCと呼ばれる。

 

News of the march spread around the world.

この行進のニュースは世界中に広まりました。

spread[スプ]=動詞、~を広げる。~を伸ばす。広がる。伸びる。

 

It showed people a new way to fight against discrimination.

それは差別に対して戦う新しい方法を人々に示しました。

show 人 モノ =人にモノを見せる。  語順を入れ替えるとtoが必要になる。「show モノ to 人」

against[ンスト]=前置詞、~に反対して

discrimination[ディスクリミイション]=名詞、差別。区別、識別。

to fight against discrimination = 彼らの権利を守る(ための)。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の形容詞的用法(~する(ための))。形容詞は名詞を修飾(説明)する働きをするので、「to fight against discrimination」が「a new way」を修飾(説明)している。

 

Gandhi’s peaceful fight continued after that.

ガンディーの平和的な戦いはその後も続きました。

peaceful[ースフル]=形容詞、平和的な、平和な。穏やかな、安らかな。

continue[コンティニュー]=動詞、続く。~を続ける、継続する。

 

In 1947, India won independence.

1947年、インドは独立を勝ち取りました。

won[]=winの過去形。  win[]=動詞、勝つ。勝ち取る。

independence[インディンデンス]=名詞、独立、自立。

 

Non-violent protest is the legacy that Gandhi left.

非暴力の抗議運動はガンディーが残した遺産です。

protest=動詞、~を抗議する。~と断言する。抗議する。 名詞、抗議、異議。抗議書。

legacy[ガシ]=名詞、遺産、遺贈。

that=関係代名詞。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。

the legacy that Gandhi left =that Gandhi left」が「the legacy(先行詞)」を説明(修飾)している。

left[フト]=leaveの過去形

leave[ーヴ]=動詞、~を残す。~を置き去りにする。~を去る。~を出発する。~のままにしておく。

 

It has influenced famous leaders, such as Martin Luther King, Jr. and Nelson Mandela.

それはマーティン・ルーサー・キング・ジュニアやネルソン・マンデラのような有名な指導者に影響を与えました。

influence[ンフルーェンス]=動詞、~に影響を及ぼす。 名詞、影響。影響を及ぼす人。勢力。

A such as B = BのようなA。  such=形容詞、そのような、そんな。  as=前置詞、~のような。

 

 

 

関係代名詞について簡単に解説

関係代名詞thatについて

thatは先行詞が人でもモノ・コト(人以外のもの)でも使うことができる便利な関係代名詞。※先行詞は関係代名詞の直前にある名詞(句)のことで、関係代名詞以下の部分によって修飾(説明)されるもの。

   /もの+thatV ~ =Vする人/もの。

   /もの+(that)S V ~ =SVする人/もの。

S=主語。V=動詞。

   that主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。

   that目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。

 

関係代名詞whoについて

whoは先行詞がの場合にしか使えず、そのうえ主格の用法でしか使えない。

人+who+動詞~=~する人。 (主格)

 

関係代名詞whichについて

whichは先行詞がモノ・コト(人以外のもの)の場合にしか使えないが、①②主格・目的格の両方の用法で使える。

そして②の場合はthatと同様に省略可能。

もの+which+動詞~=~するもの。       (主格)

もの+(which)S V ~ =SVするもの。  (目的格)

 

 

 

-ニューホライズン 中学3年