下線=和訳、赤字=解説
目次
- Part1 Scene1
- Part1 Scene2
- Part2 Scene1
- Part2 Scene2
- Part3 Side Story
- Goal Activity SETTING
- 関係代名詞について簡単に解説
Part1 Scene1
Riku: Jing, what are you reading?
リク:ジン、あなたは何を読んでいるのですか?
Jing: I’m reading Chihayafuru. It’s a manga about a traditional Japanese card game.
ジン:『ちはやふる』を読んでいます。それは伝統的な日本のカードゲームについてのマンガです。
traditional[トラディショナル]=形容詞、伝統的な、伝統の、伝来の。伝説の。
Riku: Oh, I like that manga. It made competitive karuta popular in Japan.
リク:ああ、私はそのマンガが好きです。それは日本で競技かるたを人気なものにしました。
make O C = OをCにする。
competitive[カンペタティヴ]=形容詞、競争の、競争的な。
Jing: Really? I want to play the game, but the Japanese words on the cards are a little difficult.
ジン:本当ですか?そのゲームをやってみたいですが、カードの日本の言葉が少し難しいです。
Riku: Don’t worry. We can use cards that have the English translation on them.
リク:心配ありません。英語の訳があるカードを使えます。
worry[ワーリ]=動詞、心配する。~を心配させる。
that=関係代名詞。thatの前を先行詞と呼び、先行詞を修飾(説明)する用法である。先行詞が人でもモノでも使うことができる関係代名詞。
cards that have the English translation on them =「that have the English translation on them」が「cards(先行詞)」を説明(修飾)している。
① 人/もの+that+V ~ =Vする人/もの。
② 人/もの+(that)+S V ~ =SがVする人/もの。
① のthatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。
② のthatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。
translation[トゥランスレイション]=名詞、翻訳、訳。解釈。
Jing: OK, great! Let’s play.
ジン:わかりました、良かったです!やりましょう。
Part1 Scene2
Yesterday, I read the same manga in Japanese and English.
昨日、私は日本語と英語で同じマンガを読みました。
read[リード](現在形)-read[レド](過去形)-read[レド](過去分詞) ここのreadは過去形。
same[セイム]=形容詞、同じ。代名詞、同じ。
I found some pages that have interesting translations of sounds and unique phrases.
音や独特なフレーズの面白い訳が書かれたページを見つけました。
found[ファウンド]=findの過去形。 find[ファインド]=動詞、~を見つける。~を見つけ出す、発見する。
that=関係代名詞。「that have interesting translations of sounds and unique phrases」が「pages(先行詞)」を説明(修飾)している。
unique[ユーニーク]=形容詞、独特な、ユニークな。唯一の。特有で。
phrase[フレイズ]=名詞、句、フレーズ。慣用句、決まり文句。名言。言い回し、言葉遣い。
For example, how do you translate a clapping sound?
たとえば、拍手の音はどのように訳しますか?
translate[トランスレイト]=動詞、~を翻訳する、翻訳する。
clapping=clapの現在分詞。1語の時には名詞の前に置いて名詞を修飾する。
clap[クラプ]=動詞、拍手する。(手を)叩く。パチンと打ち付ける。 名詞、パチパチ、ピシャリ。拍手(の音)。
In English, it’s “clap clap.”
日本語では、『パチパチ』です。
In Japanese, It’s “pachi pachi.”
英語では、『clap clap』です。
What about an expression like “Yoroshiku onegaishimasu”?
『よろしくお願いします』のような表現はどうでしょうか?
what about~ = ~はどうですか? 問題提起として使う。 似たものとして「how about~ = ~はどうですか?/~しませんか」があるが、こちらは提案や誘いの意味があるので異なる。
expression[エクスプレション]=名詞、表現。
There isn’t an exact translation for it in English, so it’s replaced with phrases like “Good luck.”
英語でそれについての正確な訳はないので、『Good luck』のようなフレーズに置き換えられます。
exact[イグザクト]=形容詞、正確な、ちょうどの。厳密な、精密な。厳格な、厳正な。
replace[リプレイス]=動詞、~に置き換わる、取って代わる。~を取り換える、交換する。
replace A with B = AをBと取り換える。 ここではこの形を受動態(受け身)にして使われている。
Translations like these help everyone enjoy manga.
これらのような訳はみんながマンガを楽しむ手助けをしてくれます。
help + O + (to) 動詞の原形 = Oが~するのを助ける。
Part2 Scene1
Jing: Hana! Have you seen the anime Captain Tsubasa?
ジン:ハナ!『キャプテン翼』のアニメを見たことはありますか?
have you seen = ~を見たことがありますか。have+過去分詞で現在完了。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここは「経験」の用法。過去から現在までにしたことがあるということで現在完了の用法が使われている。
Hana: Yeah, it’s about a talented soccer player who can do amazing tricks. Right?
ハナ:はい、驚くような技ができる才能のあるサッカー選手についてのアニメですね?
talented[タレンティド]=形容詞、才能のある、有能な。
who[フー]=関係代名詞。 人+who+動詞~=~する人。 whoの前を先行詞と呼び、先行詞を修飾(説明)する用法である。「who can do amazing tricks」が「a talented soccer player(先行詞)」を修飾(説明)している。
amazing[アメイジング]=形容詞、驚くべき、驚かせるような。すばらしい。
trick[トリク]~名詞、芸当。手品、奇術。策略、たくらみ。いたずら、わるさ。やり方、こつ、秘訣。
right[ライト]=形容詞、正しい。名詞、公正。権利。右。
Jing: Yes. Did you know that Tsubasa’s name was changed to Olivier in France?
ジン:はい。フランスでは翼の名前がオリビエに変更されたことを知っていますか?
know (that) 主語+動詞~=~だと知っている。thatは接続詞として使われているのでその後には主語+動詞がきている。
change A to B = AをBに変える。
Hana: Wow, I didn’t know that.
ハナ:わあ、それは知りませんでした。
Jing: Olivier sounds familiar to children in France. It’s easy for them to remember that name.
ジン:オリビエはフランスの子どもたちに聞きなじみがあります。その名前を覚えるのは彼らにとって簡単です。
sound[サウンドゥ]=動詞、~に聞こえる、~に思われる。 名詞、音。声。
familiar[ファミリァ]=形容詞、よく知っている、見慣れている、聞き慣れている。熟知して、精通して。親しい。
familiar to~ = ~に良く知られて。 familiar with~ = ~に熟知して(いる)。
it is A (for B) to 動詞の原形 = (Bにとって)~するのはAである。
Part2 Scene2
Jing: Many Japanese manga and anime are translated into other languages.
ジン:多くのマンガやアニメが他の言語に翻訳されています。
translate[トランスレイト]=動詞、~を翻訳する、翻訳する。
translate A into B =AをBに翻訳する。ここでは受動態(受け身)「A be translate into B」=「AはBに翻訳される」となっている。
Sometimes just translating is not enough.
時には、ただ翻訳するだけでは十分でないこともあります。
enough[イナフ]=形容詞、十分な、必要なだけの。副詞、十分に、必要なだけ。
Hana: You’re right. There are people who don’t know Japanese culture well.
ハナ:その通りです。日本の文化をよく知らない人もいます。
who[フー]=関係代名詞。 人+who+動詞~=~する人。 「who don’t know Japanese culture well」が「people(先行詞)」を修飾(説明)している。
How do the translators deal with this?
翻訳者はこれをどのように対処するのでしょうか?
translator[トゥランスレイタァ]=名詞、翻訳家、訳者。
deal[ディール]= 動詞、処理する。扱う。~を分配する、分ける。 名詞、量。取引。取扱い。
deal with~ = ~を処理する、~に対応する。~に関わる。
Jing: Well, sometimes they explain the culture.
ジン:ええと、時々、彼らは文化を説明します。
explain[イクスプレイン]=動詞、~を説明する。~を明白にする。説明する、弁明する。
Here’s an example from my favorite manga, Nodame Cantabile. Look at this page.
私のお気に入りのマンガ、『のだめカンタービレ』から例があります。このページを見てください。
look at~ = ~を見る。
Hana: OK. A woman is eating a bento.
ハナ:分かりました。女性が弁当を食べています。
Jing: Right, but readers overseas are unfamiliar with bento.
ジン:その通りなのですが、海外の読者は弁当をよく知りません。
reader[リーダ]=名詞、読者、読書家。読み手、語り手。
overseas[オウヴァシーズ]=副詞、海外へ、海外で。 形容詞、海外の、外国の、外国からの。
unfamiliar[アンファミリァ]=形容詞、よく知らない、見慣れていない、聞きなれていない。よく知られていなくて、不慣れで。親しんでいなくて。
unfamiliar with~ = ~に詳しくなくて。 unfamiliar to~ = ~によく知られいなくて。
So the translator added an explanation in the back of the book.
なので、翻訳者はマンガの巻末に説明を加えました。
add[アド]=動詞、~を加える、追加する。名詞形は「addition」。 add A to B = AをBに加える。追加する。
explanation[エクスプラネイション]=名詞、説明、解釈、弁解。
of=前置詞、~の。
A of B=BのA。AのBと訳したほうが自然な時もある。
Part3 Side Story
Riku: Jing, help me!
リク:ジン、助けてください!
Jing: What’s up ?
ジン:どうしたのですか?
what’s up = どうしたの?調子はどう? カジュアルな軽い挨拶として使われる。
Riku: I need to finish making this costume by five o’clock.
リク:5時までにこの衣装を作り終える必要があります。
finish -ing = ~し終える。
costume[カスチューム]=名詞、服装、衣装、コスチューム。
by=前置詞、~までに。期限を表す前置詞。 期限を表す前置詞(/接続詞でもある)はuntil[アンティル](~まで)。
Jing: What do you want me to do?
ジン:私に何をしてほしいですか?
want 人 to 動詞の原形 = 人に~してほしい。
Riku: I want you to cut off the sleeves from this jacket.
リク;あなたにこの上着からそでを切り取ってもらいたいです。
cut off=~を切り落とす、切り払う。~を断つ。~を切り離す。
sleeve[スリーヴ]=名詞、袖(そで)、たもと。
jacket[ジャキト]=名詞、上着、ジャケット
Jing: OK.
ジン:分かりました。
Goal Activity SETTIG
Translator Wanted!!
翻訳者求む‼
Next summer, we will create a new website.
来年の夏、私たちは新しいウェブサイトを作ります。
create[クリエイト]=動詞、~を創作する、創造する、作り出す。
There, we will post our manga strips in English.
そこでは、私たちのコマ漫画を英語で投稿します。
post[ポウスト]=動詞、~を投稿する。~をポストに入れる、投函する。 名詞、ポスト。郵便(物)
strip[ストリプ]=名詞、コマ漫画。
We want more people to be able to enjoy them.
もっと多くの人たちにそれらを楽しめるようにしたいです。
want 人 to 動詞の原形 = 人に~してほしい。
more[モァ]=manyもしくはmuchの比較級。もっと(多く)。もっと多く(のこと)。
be able to=~できる。toの後には動詞の原形が来る。
We are now looking for someone who can translate the manga strips.
現在、私たちはそのコマ漫画を翻訳することができる人を探しています。
look for~ = ~を探す。
someone[サムワン]=代名詞、ある人、誰か。
who[フー]=関係代名詞。 人+who+動詞~=~する人。 whoの前を先行詞と呼び、先行詞を修飾(説明)する用法である。「who can translate the manga strips」が「someone(先行詞)」を修飾(説明)している。
If you are interested, please contact us.
もし興味があれば、私たちに連絡してください。
contact[カンタクト]=動詞、~と連絡を取る。接触する。名詞、接触、交際。
How To Apply: Choose one manga strip below and translate it.
応募方法:以下のコマ漫画を一つ選んでそれを翻訳してください。
apply[アプライ]=動詞、申し込む。適合する、当てはまる。~を適用する。
below[ビロウ]=副詞、下に(/へ) 前置詞、~より下に(/へ)
Send us your translation through our website.
ウェブサイトを通してあなたの翻訳を私たちに送ってください。
send 人 モノ =人にモノを送る。 語順を入れ替えるとtoが必要になる。「send モノ to 人」
through[スルー]=前置詞、~を通って、通して。~を通り過ぎて。~じゅうを、~の中をあちこち。 (手段・原因)~によって。
Due Date: October 10
締め切り:10月10日。
due[デュー]=形容詞、支払期限のきた、満期の。当然支払われるべきで。正当の、当然の。
date[デイト]=名詞、日付、年月日。期日、日取り。デート、面会の約束。 動詞、~に日付をつける。デートをする。
関係代名詞について簡単に解説
関係代名詞thatについて
thatは先行詞が人でもモノ・コト(人以外のもの)でも使うことができる便利な関係代名詞。※先行詞は関係代名詞の直前にある名詞(句)のことで、関係代名詞以下の部分によって修飾(説明)されるもの。
① 人/もの+that+V ~ =Vする人/もの。
② 人/もの+(that)+S V ~ =SがVする人/もの。
※S=主語。V=動詞。
① のthatは主格の用法(先行詞とVが主語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できない。
② のthatは目的格の用法(先行詞とVが目的語と動詞の関係になっている)。この場合のthatは省略できる。
関係代名詞whoについて
whoは先行詞が人の場合にしか使えず、そのうえ①の主格の用法でしか使えない。
人+who+動詞~=~する人。 (主格)
関係代名詞whichについて
whichは先行詞がモノ・コト(人以外のもの)の場合にしか使えないが、①②の主格・目的格の両方の用法で使える。
そして②の場合はthatと同様に省略可能。
もの+which+動詞~=~するもの。 (主格)
もの+(which)+S V ~ =SがVするもの。 (目的格)