タイトル:広島からの授業
下線=和訳、赤字=解説
目次
Part1
Ms. Nishimura:
ニシムラさん:
This is the Atomic Bomb Dome.
こちらが原爆ドームです。
atomic[アタミク]=形容詞、原子の。原子力の。原子爆弾の。極めて小さい。
bomb[バム]=名詞、爆弾。 動詞、~を爆撃する。
dome[ドウム]=名詞、ドーム。丸屋根状のもの。
The world’s first atomic bomb was dropped near here at 8:15 a.m. on August 6, 1945.
1945年、8月6日、午前8時15分に世界初の原爆がこの近くに落とされました。
drop[ドラプ]=動詞、~を落とす。~をたらす、こぼす。落ちる。しずくがたれる。 名詞、しずく。
was dropped=受け身(受動態)の過去形。過去形にする場合はbe動詞の部分を過去形にする。「落とされた」
The dome has been like this for about 80 years.
このドームは約80年間このような状態でいます。
have been = ~になっていた。~になった。have+過去分詞で現在完了。現在完了には「完了・結果・経験・継続」の4つの意味がある。ここは「継続」の用法。
like[ライク]=前置詞、~のような、~のように。形容詞、同様な、類似の。
It reminds us of the horrors of the atomic bomb.
それは私たちに原爆の怖さを思い出させます。
remind[リマインド]=動詞、~に思い出させる。
remind A of B = AにBを思い出させる。
horror[ホーラァ]=名詞、恐怖。恐ろしいもの。嫌悪。
It’s also a reminder of our mission to work for peace.
それはまた、平和への取り組みという私たちの使命を思い出させるものでもあります。
reminder[リマインダァ]=名詞、思い出させるもの、思い出させる人。(思い出させる)注意、合図。
mission[ミション]=名詞、使命、任務、役目。
Ms. Nishimura: Does anyone have any questions?
ニシムラさん:だれか何か質問はありますか?
anyone[エニワン]=代名詞、(肯定文で)だれでも、どんな人でも。(疑問文で)だれか。(否定文で)だれも(~ない)。
Tina: How long have you been a peace volunteer?
ティナ:どのくらいの期間あなたはピースボランティアをやっているのですか?
How long~? = どのくらい~? 時間や物の長さを尋ねる時に使う。距離の長さは「How far~?」
Ms. Nishimura: I’ve been a volunteer since 2000.
ニシムラさん:私は2000年からボランティアをやっています。
have been =~になっていた。~になった。現在完了で用法は「継続」。 「I’ve=I have」
since[シンス]=接続詞または前置詞、~から、~以来。
Tina: That’s a long time!
ティナ:それは長いですね!
Part2
Kota: Why did you become a volunteer?
コウタ:なぜあなたはボランティアになったのですか?
Ms. Nishimura: When my daughter was a child, she often asked me questions about the peace monuments, but I couldn’t answer.
ニシムラさん:私の娘が子供のころ、彼女はよく私に平和記念碑についての質問を尋ねましたが、私は答えることができませんでした。
daughter[ドータァ]=名詞、娘。
peace[ピース]=名詞、平和。平穏。
monument[マニュメント]=名詞、記念碑、記念建造物。遺跡、遺物。
could[クド]=can[キャン]の過去形。
I realized that I didn’t know much about the atomic bomb.
私は原爆についてあまり知らないことに気づきました。
realize[リーァライズ]=動詞、(頭で考えて)~に気づく。(事実など)~を理解する、悟る。
realize (that) 主語+動詞~=~だと気づく。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。この文で使われているthatは接続詞ではなく代名詞。
So I wanted to learn about the bombing.
なので、私は原爆について学びたかったのです。
so[ソウ]= 副詞、そのように。そう。とても。 接続詞、なので。
want to 動詞の原形 = ~したい。
I was determined to tell people, especially young people, about these tragic events.
人々に、特に若い人たちに、これらの悲惨な出来事について伝えることを決めました。
determined[ディターミンド]=形容詞、固く決心して。決意した、決然とした、断固とした。
determine[ディターミン]=動詞、~を決定する、決心する。 determine A to do=Aに~することを決心させる。
be determined to 動詞の原形 = ~することを決心している。
especially[エスペシャリ]=副詞、特に、特別に。
tragic[トラヂク]=形容詞、悲劇の、悲劇的な。悲惨な、
event[イヴェント]=名詞、出来事、事件、行事。(競技などの)種目。
Young people must learn about these events to create a better world.
若い人たちはよりよい世界を作るためにこれらの出来事を学ばなければなりません。
create[クリエイト]=動詞、~を創作する、創造する、作り出す。
On the Shinkansen:
新幹線で:
Tina: I’ve been thinking about our trip to Hiroshima.
ティナ:広島への修学旅行についてずっと考えています。
have been thinking= (過去から現在までずっと)考えている、考え続けている。現在完了進行形。過去から現在までしていて、現在もまだしているという「現在完了+現在進行形」という表現。
Kota: Me, too. What can we do to promote peace in the world?
コウタ:私もです。世界平和を促進するために私たちは何ができるでしょうか?
promote[プロモウト]=動詞、~を促進する。~を昇進させる。
Part3
Kota’s writing a report:
コウタがレポートを書いている:
report[リポート]= 名詞、報告。 動詞、報告する、レポートする。
Our trip to Hiroshima was a valuable experience for me.
広島への修学旅行は私にとって価値のある経験でした。
valuable[ヴァリュァブル]=形容詞、高価な、貴重な、価値のある。貴重で、役立って。
experience[イクスピリアンス]= 動詞、~を経験する、体験する。 名詞、経験、体験。
Before our trip, our teacher told us what to see in Hiroshima: the Atomic Bomb Dome.
旅行前に、先生は広島で何を見るべきかを私たちに教えてくれました。原爆ドームです。
what to see=「何を見るべきか/何を見たらよいか/見るべきもの」などと訳す。
There I met a peace volunteer.
私はそこでピースボランティアの人に出会いました。
there[ゼア]=副詞、そこで、そこに、そこへ。名詞、そこ、あそこ。
met[メト]=meet[ミート]の過去形。
Though she wasn’t a victim of the atomic bomb, she learned about the victims.
彼女は原爆の犠牲者ではありませんでしたが、彼女は被爆者について学んでいました。
though[ズォウ]=接続詞、~だけれども、~だが。しかし。 副詞、でも、けれども。
※althoughと違って副詞として使われることもあるので注意!
victim[ヴィクティム]=名詞、犠牲、犠牲者、被害者。
of=前置詞、~の。
A of B=BのA。AのBと訳したほうが自然な時もある。
The survivors of the atomic bomb are getting older year by year.
原爆の生き残り人たちは年々歳をとっています。
survivor[サヴァイヴァ]=名詞、生き残った人、生存者。
get + 比較級 = ますます~になる、より~になる。
year by year = 年々、年ごとに、年を追うごとに。
She thinks we should pass their words on to the next generation.
私たちが次の世代へ彼らの言葉を伝えるべきだと彼女は考えています。
think (that) 主語+動詞~=~だと思う。thinkの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。この文で使われているthatは接続詞ではなく代名詞。
should[シュド]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。
pass[パス]=動詞、~渡す、回す。~を通り過ぎる。~を追い越す。~を渡る。通過する。追い越す。渡る。 名詞、パス、通行許可証。合格。
generation[ヂェネレイション]=名詞、世代。同世代の人々。誘発、発生。
From her, I learned a lot about the war and tragic events of August 6, 1945.
彼女から、戦争と1945年8月6日の悲惨な出来事について多くのことを学びました。
She showed us how to work for world peace.
彼女は私たちに世界平和のための取り組み方を教えてくれました。
how to 動詞の原形=~する方法、~の仕方。どのようにして~するか。
It’s important for us to learn about the past and share it with others.
過去について学び、それを他の人たちと共有することが私たちにとって重要です。
it is A (for B) to 動詞の原形 = (Bにとって)~するのはAである。
past[パスト]=名詞、過去。過ぎ去ったこと、昔のこと。経歴。 形容詞、過去の、昔の。過ぎ去って、終わって。
share[シェァ]=動詞、~を共有する、分担する。~を分ける、分配する。~を分け合う。 名詞、分け前。割り当て、負担。
with[ウイズ]=前置詞、~とともに、~と一緒に、~を連れて。~を持って。(手段)~で。(材料)~で、~を使って。
others[アズァーズ]=otherの複数形、他人、他のもの。