下線=和訳、赤字=解説
目次
Part1
ボブ:あなたはもう自分のトピックを選びましたか?
have chosen= ~を選んだ。現在完了の完了の用法。choose(現在形)-chose(過去形)-chosen(過去分詞)と変化する。choose[チューズ]、chose[チョウズ]、chosen [チョウズン]
topic[タピク]=名詞、トピック、話題、話の種。
アヤ:はい、選びました。私は北海道のワシについて話すつもりです。
be going to~ = ~するつもりです、~する予定です。すでに決まっている予定を表す。
eagle[イーグル]=名詞、ワシ
ボブ:北海道のワシ?
アヤ:はい。私の祖父は長い間北海道に住んでいます。
grandfather[グランドファズァ]=名詞、祖父。
has lived=(過去から現在までずっと)住んでいる。現在完了の継続の用法。live-lived-lived
for a long time=長い間
ボブ:どのくらい長くそこにいるのですか?
how long=どのくらい長く~?時間や物の長さを尋ねる時に使う。
has been there=(過去から現在までずっと)そこにいる。現在完了の継続の用法。be/am /are/is(現在形)-was/were(過去形)-been(過去分詞)。been[ビン]
アヤ:彼は幼いころからそこにいます。約60年です。
he’s=he has 「he’s」は「he is」の短縮形でもあるため注意。
since[シンス]=接続詞または前置詞、~から、~以来。
※接続詞と前置詞の違い。
接続詞の後には文章(主語と動詞がある文)がくる。
前置詞の後には名詞もしくは名詞句がくる。
名詞句とは、複数の語が集まって一かたまりの名詞になっているもの。(a big dog)のように3語が集まって一かたまりの名詞(大きい犬)のようになるものが名詞句である。
ボブ:なるほど。それなら彼は北海道で多くの変化を見てきたのですね。
I see=分かりました。なるほど。
has seen=(過去から現在までずっと)~を見てきた。現在完了の継続の用法。see-saw-seen
change[チェインヂ]=名詞、変化。おつり。動詞、~を変える。
then[ズェン]=副詞、その時。それなら。それから。
アヤ:はい、そうです。人間のせいで、ワシは現在多くの危険に直面していると彼は言います。
say (that) 主語+動詞~=~だと言う。sayの後に接続詞の「that」が省略されている。接続詞なのでその後には主語+動詞がきている。
face[フェイス]=動詞、~に直面する。名詞、顔。
a lot of=たくさんの。
danger[デインヂャァ]=名詞、危険。
because of = ~のせいで、~のために、~という理由で。
Part2
ボブ:あなたは3時からずっとその本を読んでいますね!
have been reading= (過去から現在までずっと)~している、~し続けている。現在完了進行形。過去から現在までしていて、現在もまだしているという「現在完了+現在進行形」という表現。You’ve=You have。
o’clock[オクラク]=副詞、~時。 clock[クラク]=名詞、時計。
アヤ:この本は面白いですが、また恐ろしくもあります。
but also~=しかし~でもある。「not only A but also B」=「AだけでなくBも」も覚えておこう。
ボブ:それについて私に教えてください。
アヤ:ワシは何世紀もの間、北海道中を飛んでいました。しかし、この写真を見てください。
over[オウヴァ]=前置詞、~中。~を超えて。~の上方に。(all)over the world=(全)世界中、という表現がよく使われる。
for=前置詞、~の間。~のために。不特定の期間を表すときに使われる。特定のある期間であればduringを使う。例:during the two month=その二か月間(the(その)と特定されている。)
century[センチュリ]=名詞、1世紀、100年。複数形のcenturiesで何世紀もの間
ボブ:なんということだ!とてもたくさんの死んでいるワシが!何が起こったのですか?
oh no=なんということだ、なんてことだ。しまった。
dead[デド]=形容詞、死んでいる。he is dead=彼は死んでいる。死んでいるという状態を表すのであればこのようにbe動詞とdeadを使います。「he is dying」だと「彼は死にかけている(死ぬ(die)という動作の進行形)」という意味になってしまいます。
アヤ:これらの銃弾がワシを殺したのです。
bullet[ブリト]=名詞、銃弾、弾丸。
ボブ:それら(=銃弾)はワシを狩るために使われたのですか?
to hunt=~を狩るために。「to+動詞の原形」で不定詞。ここでは不定詞の副詞的用法(~するために)。
hunt[ハント]=動詞、~を狩る。
アヤ:いいえ。一部の猟師はシカを撃つために鉛の銃弾を使います。
Some A 動詞~ =~するAもいる。一部のAもいる。someは「いくつかの」という意味だか、全体のうち一部の「いくつか」と認識しておくとよい。
hunter[ハンタァ]=名詞、猟師、狩猟家、ハンター。
lead[レド]=名詞、鉛(なまり)
shoot[シュート]=動詞、(銃弾など)を撃つ。shoot-shot-shot。shot[シャト]
deer[ディア]=名詞、鹿
アヤ:鉛は有毒なので、彼らはその銃弾の周りの肉は取りません。ワシがその肉を食べると、肉の中の鉛がワシを殺すのです。
around[アラウンド]=前置詞、~の周囲の、~の周囲に。副詞、周囲に、周りに。まわって、ぐるぐると。「around the bullet」が「the meat」を修飾している。
poisonous[ポイズナス]=形容詞、有毒な。有害な。悪意のある。
Part3
野生動物は野生に戻されるべきである。
wildlife[ワイルドライフ]=名詞、野生動物、野生生物。
should[シュド]=助動詞、~すべきである。~するはずだ。
return[リターン]=動詞、~を戻す、返す、返還する。帰る、戻る。
wild[ワイルド]=名詞、野生。荒地。形容詞、野生の。
獣医のサイトウケイスケは釧路湿原野生生物保護センターで働いています。
veterinarian[ヴェテリネリアン]=名詞、獣医。
Kushiro Wetland Wildlife=釧路湿原野生生物保護センター
wetland[ウエトランド]=名詞、湿地、湿原。
center[センタ]=名詞、施設。中央、真ん中
多くのワシがシカの肉を食べることで死ぬことに彼は気づきました。
notice[ノウティス]=動詞、~に気がつく。名詞、通知。注意、注目。
die from=~(が原因)で死ぬ。die[ダイ]
その肉は鉛の銃弾によって汚染されました。
poison[ポイズン]=動詞、~を汚染する、害する、毒する。
彼らはそれら(=鉛の銃弾)に反対する活動を始めました。
movement[ムーヴメント]=名詞、活動、運動。動作、身振り。
against[アゲンスト]=前置詞、~に反対して
結果として、2004年に北海道で鉛の銃弾の使用が禁止されました。
as a result=結果として
result[リザルト]=名詞、結果。
ban[バン]=動詞、~を禁止する。名詞、禁止。
それ以降ずっと状況は良くなってきています。
situation[シチュエイション]=名詞、状況。
improve[イムプルーヴ]=動詞、良くなる、改善する、好転する。~を改良する、~を改善する。
since then=その時から、それ以来、それ以降。
ワシは他の危険に直面しています。
多くが電車や風車に殺されています。
kill[キル]=動詞、~を殺す。
windmill[ウインドミル]=名詞、風車。
電柱のてっぺんで休もうとするときに、電気ショックで死ぬワシもいます。
others[アズァーズ]=otherの複数形、他のもの、他人。ここではother eagles(他のワシ)の意味。主語がothersの時には「~(な人たち)もいる。」と訳したりすることがよくある。
electric[エレクトリク]=形容詞、電気の。電動の。電撃的な。
shock[ショク]=名詞、ショック、衝撃。
try to do=~しようとする、~しようと努める。「try -ing」だと「試しに~する」。
rest[レスト]=動詞、休む、休息する。名詞、休み、休息。
utility pole=電柱
utility[ユーティリティ]=名詞、役に立つもの。有用、有益。公共事業。
pole[ポウル]=名詞、柱、棒。
センターは電気から鳥を守るための道具をずっと開発しています。
develop[ディヴェロプ]=動詞、~を開発する、発展させる。
has been developing = (過去から現在までずっと)~を開発している、~を開発し続けている。現在完了進行形。
tool[トゥール]=名詞、道具。
protect[プロテクト]=動詞、~を守る、保護する。
electricity[イレクトリシティ]=名詞、電気
これらの道具のいくつかはすでに電柱に使われています。
サイトウ博士もまた、鳥のけがを治して鳥たちが生息地へ戻る手伝いをするために一生懸命にずっと働いています。
Dr. [ダクタァ]=名詞、医者、博士
has been working = (過去から現在までずっと)~を働いている、~を働き続けている。現在完了進行形。
cure[キュア]=動詞、~を治す、癒す、治療する。cure A from B=AのBを治す。fromが「~から」という意味なので、BからAを助けるみたいなニュアンスで理解するとよい。
injury[インヂュリィ]=名詞、ケガ、傷、傷害。
help+A+動詞の原形=Aが~するのを手伝う。助ける。
野生動物は野生に戻されるべきだと彼は信じています。
believe (that) S V ~ = SがVであると信じている。thatは接続詞で、その後には文章(主語と動詞のある文)がくる。S=主語、V=動詞。